闇の力の謎を求めての刻
ようやく完成しました!
文章は前より少な目です!すいません!
「この俺の中に眠る力をコントロールする為に俺はどうしたらいいんだ。もし、今後異界十二魔王との闘いで力を抑えられなかったら…。いや、今はそんな事を考えても仕方ないな!」
ネクロはそう思っていたのであった。
「ほれ、お前達にはやるべき事があるだろ。」
ナーガがそう言うとネクロ達は急いで準備しだした。
数分後……
「じゃ、それじゃ、私達は残りの異界十二魔王を倒しに戻ります。色々とネクロがお世話になりました。」
リゼがお礼を言いつつネクロの頭を強引に下げる。
「御礼を言うのわしの方だよ。頑張るんだぞ。生きてまたわしと闘おうじゃないか!」
ナーガは笑顔で送り出してくれた。
皆それぞれの想いを抱いて旅に出たのであった。
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「旅にでるのは、いいけども次は何処に向かうんだ?異界十二魔王の手掛かりも今回ばかしは、何も無いんだろ。」
ネクロはリゼに質問をし出した。
「いや、手掛かりが全く無い訳ではないよ。確か…」
リゼがネクロに返答している時に横からネクサスが口を挟んだ。
「それは、俺から話そう。」
ネクサスは淡々と話し出した。
ネクサスが話しを終えるとネクロ達の向かう場所が定まった様です。
「まぁ、そいう訳だから次に向かうは西の国。ゼクシオだ。俺が知ってる情報によると、ネクロの内に眠る闇の力の事を知る事が出来るかもしれない。」
ネクサスの話は更に続いた。
「それでは、そのゼクシオに向かいましょうか!リゼもそれでいいでしょ?」
ミーファはリゼに訪ねた。
「えぇ、異界十二魔王の事も含めて知る事が出来るかもしれないし、行く価値はあるね。」
リゼは返答した。
「フン、俺は目的の為なら着いていくから、いちいち俺の方を見るな!」
ディノは相変わらず可愛げ無い。
「なら、行くしかないな。俺はこの力をコントロールする為にもっと知る必要があるからな。」
ネクロも賛成の様だ。
なんだかんだで、行先は決まりゼクシオを目指し歩んでいるのであった。
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一方その頃、異界十二魔王とは言うと…
異界十二魔王会議が行われていた。
異界十二魔王会議とは十二柱の魔王が集まり話し合う会議の事だ。滅多に、開かれないし、敵対している者同士であるが故に集まらない。だが、今回ばかしは違った。カルマ、ネア、ジーザスを、除く全ての十二柱が集結していた。
「既に我ら十二柱を倒した奴らが未だに門を閉じるために旅を続けているらしい。これは前代未聞、あってはならないことだ。だが、そいつらの中に我らと同じ力を宿している奴が一人いる。まだ、力は目覚めてはいないが確実に奴を蝕むだろう。」
???がそう言い終えると
「なら、次はこの俺が行こう…!」
???がそう言うとそれを拒むかのように口を挟む。
「駄目です。貴方は十二柱のトップなんですよ!?」
???はそう言うが1度言ったら止めることなど出来ないのは周りの十二柱はもちろんの事、拒んだ本人も知っているのだ。
「フン…!少しだけ、奴を試しに行くだけだ。そんなに焦るな。今の奴に俺は倒せん。クックックッ…」
???はそう言って会議を後にした。
残りの十二柱達は浮かない表情をしていたのであった。
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異界十二魔王が会議をしていた事さえ知る事のないネクロ達はと言うと…
既にゼクシオの近くまでやって来ていたのであった。
「おっ、やっとゼクシオが見えて来たな。」
ネクサスはそう言い指を指した。
「あそこに見えるでかい建物が例のネクロの中に眠る力の謎を解く鍵があるかも知れないのね!」
リゼとミーファは声を揃えて言った。
「それは、そうなんだが…。その情報がわかる書物が何万とある本の中から一つ見つけ出さないといけないかも知れない。」
ネクサスは言いづらそうに言うと
「そんなの関係ねぇ。俺はこの力をコントロールしなきゃいけない。いつ暴走するか、分からない。もしかしたら、俺はお前達を手にかけるかも知れない。だが、コントロールできた時には、異界十二魔王にも匹敵する力が手に入るはずなんだ。維持でも俺はみつけだす!」
ネクロがそう言い終えると
「フン…!いい覚悟だな。俺の力が少しばかり必要になるな。」
珍しくディノがやる気のようだ。
それに続くかのように、リゼ、ミーファ、ネクサスも同様に力を貸してくれると言ってくれたのであった。
十二柱のトップがネクロ達、いや、ネクロを試しにゼクシオを目指している事に気づかないのであった。
〜TO be continued〜
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