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開かれざる扉が開く刻  作者: 如月静月
第4章〜伝説の鍛冶屋と御対面の刻
31/41

試練の刻

お待たせしました!

「そっちがその気なら、俺から攻撃を仕掛けるまでだ。」


ネクロはそう言いつつ攻撃を仕掛けに出た。


「ほほう。お主が、わしの武器をどれだけ使いこなせるか見極めさせてもらうとするか。何処を狙ってる?わしはこっちだぞ。フンッ。」


ナーガはそう呟きネクロの攻撃を当たる寸前で交わしてネクロを殴り飛ばして挑発する。


「くそ、いつもの双剣なら簡単に倒せるはずなのに…。あの師匠が作った武器は使いこなせないな。だけど、ネクサスは俺次第で化けると言ってたが…。本当なのか、とりあえず慣れるまで攻撃有るのみ!ハァァ。」


ネクロは殴り飛ばされるもすかさず態勢を直して攻撃を仕掛けた。


「中々の身のこなしだなお主。だが、そんな攻撃ではわしには当たらんぞ?ほれ、ほれ、ほれ。隙あり…!」


ナーガはネクロの猛攻を簡単に交わしカウンターを仕掛ける。


しかし…


カキーン…!


「何となくだけど、この武器に慣れてきた気がする。今のカウンターはまともにくらってたら少々ヤバかったかもな。俺の視力が悪かったらガード出来てなかったはずだ。」


なんと、ネクロはナーガのカウンターを間一髪でガードしたのだ。


そして、お互いその場を離れ距離を置いた。


「なんと!わしのカウンターを間一髪でガードするとはなかなかやるのぉ。少しはわしの武器に慣れてきた所の様だな。だが、まだまだその武器の力を出し切れて無い様子だな。その武器の力を少しだけ使いこなせた時お主は前とは別人の様な力を多少は得ることは出来るはずだ。後は兄の形見の双剣とその武器を使い改良すればもう、折れる事は無いはずだ。なんせ、わしが作った武器じゃからのぉ。」


ナーガは少し驚いた顔を見せた。と同時に脳裏にイナズマが走るかのように悟ったのだ。お主ならその武器を使いこなせると。


ナーガは笑みを浮かべていた。ネクロは不思議と挑発されていると捉えて武器を構えている。


「す、凄い。でも、ナーガ師匠が優勢ね。ネクロ負けるなぁ!」


リゼが言っていると


「おぉ!凄い、凄い。お互い頑張れー」


ミーファも応援している。


「チッ…あいつは俺の先ばかり歩きやがって。俺も負けてられないな。」


ディノは密かに闘志を燃やしていた。


「ネクロの奴、あの武器を数分で使いこなしてきている。流石だな。だけど、まだまだその武器の力を引き出せてないな。そんなだと師匠に殺られるぞ。」


ネクサスは何かと感ずいてる様子だ。


「うぉりゃー。くそ、なんで1発も当たらないんだ。1発でも当てれば試練クリアなのに。ハァハァ…。これじゃ体力切れて殺られてしまう。何か策はないのか。」


ネクロの猛攻はナーガには1発も当らずただ体力が消耗して行くだけだ。


「お主、それじゃだめだ。そんなんじゃわしには当たらんぞ?もっとその武器の力を引き…おっと!なんでもないぞー。さて、ヒントをくれてやったがどうなるかな。わしも少々楽しみだぞ。ほれ、何処からでも来るがいい。」


ナーガはわざとネクロにヒントを教えてあげた。だが、相変わらずの挑発だ。


「待てよ…。ただ猛攻するだけじゃダメなんだ。ネクサスやナーガ師匠が言ったようにもっと力を引き出すには、こうするしか無いみたいだな。ハァァ!」


ネクロはナーガ師匠のわざとらしいヒントで何か策が思い付いた様子だ。そして、武器を構え双剣(エクスレイヴ)の時みたいに力を解放し始めた。


「ようやく気づいた様だな。これはちとわしでもやばいかもな。」


ナーガはネクロの感の良さに驚いている様子だ。


その場にいる者達は皆思った。計り知れぬ力の解放が始まろうとしていると…。


〜TO be continued〜

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((φ(~∇~*)カキカキ((φ(~∇~*)カキカキ

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