戦闘の刻
第3話目です!
いきなりの急展開かも知れませんが、楽しんで読んで貰えると幸いです(^_^)!
旅に出た4人はその道中、魔物に遭遇した。
「おっ、出たな雑魚が。」
ネクロはそう言うと双剣を瞬時に取り斬りかかった。
「ま、待て、ネクロ。そいつは、いつも見る雑魚じゃない…。」
リゼが咄嗟に言ったが遅かった。
シュッ…
ネクロが斬りかかったが姿がない。
「な、何。今、完全に手ごたえを感じたはずなのに…何処に行った。」
ネクロがそう言った瞬間…
魔物は、ネクロの背後から強襲を掛けた!
ネクロは完全に隙を突かれて、ガードが遅れた。
「くたばれ…」
魔物はそう呟いて斬りかかったが、ネクロは居ない。
「チッ…テメェ。手間かけさせんじゃねーよ。」
ディノが、斬られる瞬間にエスパーでネクロを助けた。
「ごめんディノ、助かった。アイツ、以前見た奴とパワーとスピード桁違いだ!俺の不意打ちを意図も簡単に避けられたみたいだ。でも、手ごたえを感じたはずなのに…」
ネクロはそう言うとすぐに警戒態勢に入り身構えた。
「ネクロ大丈夫ですか?怪我してないですか?」
ミーファが心配そうに駆け寄って来た。
「ディノのおかげで、無傷だよ。」
ネクロは心配そうにしているミーファに言い返した。
「2人とも待て、ネクロも身体で実感したはずだ。アイツは、門が開かれたのと関係があるかも知れない。桁違いのスピードとパワーを兼ね備えてる。気を抜いたら死ぬぞ、気を引き締めて殺るぞ!」
リゼは3人に呼び掛けて、戦闘体勢に入った。
「分かった。」
「チッ…了解だ…。」
「はぁ〜い」
ネクロとディノミーファが返事をした。
「グォー…は…破壊…す…る…」
魔物は咆哮をあげ、何やらブツブツ呟いてる。
「うわぁ。なんて咆哮だ。普段見る雑魚とは比べもんにならんな。」
ネクロは驚きながらもそう楽しそうにしている。
「はあぁ、サイコバースト」
ディノが不意にも攻撃を仕掛ける。
魔物は、重力で身動き出来くなくなり、直でディノの攻撃を受けた。
それに続くかのようにリゼも攻撃をする。
「行くよ、二丁銃。はあぁ、ダブルエターナルブレイク。」
リゼの攻撃はディノの重力の効果で魔物に、ぶち当たる。
「これで、トドメだ。双剣力を貸してくれ、はあぁ、シャイニングエクスブレイク。」
ネクロのトドメの攻撃で、魔物は倒れたのであった。
「いやー、いきなりこんな強敵と出くわすとは」
ネクロは笑いながら言う。
「チッ…殺ったか。」
ディノは相変わらずの反応だ。
「連携が上手くいったな。」
リゼが2人に言った!
「お疲れ様です。3人とも回復してあげますね。はっ、皆んな危ない!」
ミーファが、そう言った時…
「グォー…グォー!!!!」
倒したはずなのに…魔物は不意に3人に襲いかかった。
3人は完全に倒したと思って油断して武器を構えるのが遅れて3人は魔物の攻撃を受けてしまった。
「ぐはっ…」
「ぐっ…」
「キャー…」
3人は、傷を負った。
「皆んな早く、回復してあげなければ…待っててください。今、回復して…」
ミーファが3人を回復させようとしたその時…
「グォー…!!!」
魔物は容赦無く、回復させようとするミーファを襲う。
「………。」
ミーファが何やらブツブツ言っている。
「グォー…」
魔物は咆哮とともにミーファの前で倒れた。
「皆んな大丈夫ですか?魔物も倒れた事だし今、回復させてあげますね。ヒーリングポーション。」
ミーファは、3人を回復させてあげた。
「サンキュー。助かった、油断は禁物だな。それよりも…。お、おい…ミーファ。い、今何をした、魔物が目の前で倒れたぞ。」
ネクロがお礼した後に驚いている。
「すまない…少し油断した…ミーファ回復ありがとな…」
ディノも、少し照れながらお礼した。
「ごめんね。2人共、私がしっかりしていれば…ぐっ…。ミーファ回復ありがとね」
リゼは、油断した事を悔やんでいる様子だ。
「うふふ、どうしたんです?ネクロそんなに驚いて。偶然魔物が目の前で力尽きたんですよ。危なかったですね、はいはい。3人共、回復終わりましたよ。」
ミーファは、クスクス笑いながらもそう言った。
「でも、さっきのは偶然じゃねー…ミーファは何かブツブツ言って魔物に一瞬で、トドメを刺した様に見えたんだが…気のせいか…。偶然だよな。」
ネクロは納得できずに何かブツブツ言っている。
「何、ブツブツ言ってるの…?ネクロ、とりあえず、魔物も倒した事だし、目的地に向かうぞ。」
リゼが、冷静に指揮を取った。
〜〜〜〜数時間が経過した〜〜〜〜
「見えてきたぞ。あれが、ヴェーナだ!」
リゼが3人に知らせた。
「おぉー!すげぇー!」
ネクロは、はしゃいでる。
「…着いたか。」
ディノは、小さく呟いた。
「うふふ、やっと着きましたねぇ〜」
ミーファも楽しそうに言っている。
「今日は、此処の宿舎に泊まる。明日は情報を集め壊滅した街の事、何によって壊滅させられたかを、知っている者に聞く。その為にその者を保護している家を探す事から始めるからな。とりあえずは、戦闘もあった事だ、しっかり体を休めるように。解散!」
リゼが、そう言うと3人は頷いた。
そして、各自、自分達の部屋に入って、体を休めるのであった。
〜TO be continued〜
閲覧ありがとうございました!
次回の投稿をお楽しみに!!