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開かれざる扉が開く刻  作者: 如月静月
第3章〜新たなる驚異の刻
26/41

生死の狭間の刻

遂に新キャラ登場か!?

今にもリゼが消されそうになっている時であった。


その時…!!


パシッ…


ジーザスの攻撃を意図も簡単に片手で止めた。


「全く…。」


謎の男が言った。


「何…!?我の攻撃を素手で…!?こいつ何者…。」


ジーザスは動揺している。


「お前は消える。だから、名乗る必要はない…」


謎の男はそう言った。


「我が、負けるとでも?クックックッ。な、何…さっき受け止められた左手が離れない?!離せ!力が出ない…?!」


ジーザスは左手を掴まれたまま離れる事も力を出す事も出来ないでいた。


「悪いが、お前の左手は離す訳にはいかないな。後は力が出ないのは俺がお前のさっきの攻撃を受け止めた時に奪ったからな。つまり、今のお前は生身同然だ!」


謎の男がそう言うとジーザスに奪った力を解き放った。


「……様……申し訳……な……い…。ぐぁ…」


ジーザスはそう言って消し飛んだ。


「ふぅ…。呆気ない最期だったな。」


謎の男はそう言って空を見て睨んだ。


「…………」


黒い剣を持つ者は姿を消した。


「女2人は気絶してるだけだな。術師は微かに息が有るみたいだな…あの攻撃をまとも受けて良く生きていたもんだ。大した奴だぜ。後1人は…死んでしまっているな…。だが、お前はまだ死んではいけない!やる事がまだ有るからな。フンッ!!心臓はまた、動き出したみたいだな。後はお前次第で生きるも死ぬも決まる。俺はチャンスを上げたに過ぎないからな。」


謎の男はネクロの体に手を置きジーザスから奪った残りの力で心臓を復活させた。


「後は、3人を手当してっと!此処はもう何もない所になってるな…。仕方ない。俺が此処で看病するか。」


謎の男は3人をネクロの近くに寝かせ看病していた。



〜〜〜〜〜〜

その頃、死んでしまったネクロは夢の中にいた。


「ん…。此処は…俺は死んだのか…。確かリゼ姉をかばってジーザスの攻撃を受け止めた時に…はっ!!兄さんの形見の双剣が…砕けてしまったのか…。皆は…?ジーザスはいない…?!誰だ…俺の前で見張りをしている男は…。」


ネクロはそう言っていた。



〜〜〜〜〜〜

そして、4日が過ぎた。


リゼ、ディノ、ミーファは目を覚ました。


「ん…此処は…私。生きてる…?!」


リゼが言った。


「ぐっ…ジーザスは…!!いない…!逃げたか…」


ディノは言った。


「ん〜。私、死んだかと思ってた…。此処は…?」


ミーファは言った。


「やっとお目覚めか!3人共!説明すると長くなるが、ジーザスは俺が倒した。その後、お前達を看病してた。4日もな!この場所は何も無いけど、魔物達がお前ら狙って来るから退治するのに大変だったぜ!後はそこでまだ起きない奴は…。」


謎の男が説明した。


「えっネクロ…!?あの時、私をかばって…死んでしまったんだよね…。私のせいだ。」


リゼは罪悪感に浸っていた。


「チッ…」


ディノは言葉が出ないようだ。


「私の力でも、手遅れだった…」


ミーファは悲しんでいる。


「おいおい!落ち込むのはまだ早いぜ!そいつは死んだ。だが、俺がそいつに生き返るチャンスを与えた。だが、チャンスを与える事は出来ても完全に生き返す事は出来ない。生き返るにはそいつ次第で決まる。あ、自己紹介が遅れた。俺は略奪(ごうよく)の手を持つ者。ネクサスだ!」


ネクサスがそう言った。


「えっ?ネクロ次第で生き返るのね?死んではないのね?私達には声を掛けることしか…」


リゼはそう言った。


「俺にはそいつを呼び戻す事はできない。お前達、3人が声を掛けてそいつを呼び戻せ。声を掛け続けろ。そいつに声が届くはずだ。そうすればきっとそいつは返ってくる!」


ネクサスはそう言った。


「お願い、ネクロ帰ってきて。」


リゼは声を掛け始めた。


「ネクロ…まだやる事があるんだよ…?帰ってきて。」


ミーファも声を掛け始めた。


「…。いつまで寝てんだよ。叩き起すぞ…!」


ディノなりに声を掛け始めた。



〜〜〜〜〜〜〜

「あれ…?皆の声が聞こえる…!俺はまだやる事があるんだ…!こんな所でくたばってたまるか。」


ネクロはそう言っていた。


〜TO be continued〜

閲覧ありがとうございます。


次回ネクロ復活かも笑


お楽しみに!((*´∀`*))

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