城から迸る力の刻
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4人は急いでエルモアに行った。そして、エルモアの街の入り口辺りまで来たところ目の当たりにしたものとは…
「くそ…間に合わなかったか…」
ネクロは言う。
「チッ…」
ディノは舌打ちをする。
「これは酷い…」
リゼは恐怖している。
「街を囲む壁だけは無事なのに…壁の内側は壊滅状態…」
ミーファは驚いている。
「とりあえず、街の中に行ってみようぜ。無事な人がいるかもしれない…!」
ネクロはそう言った。
「チッ…こんな壊滅状態の所に生きている奴なんかいるわけないだろ…」
ディノは言う。
「た、確かにディノが言う事にも一理あるわ。でも、行って見ましょ。」
リゼは言う。
「えっ?!行くんですか〜…?でも、行くしかないよね…」
ミーファは乗り気じゃない様子だ。
何だかんだで4人は壊滅状態のエルモアの街に入り無事な人がいるか探しながら歩いていた。そして、一つだけ無事な城があった。
「皆見てくれ!あそこに城があるぞ!でも、どうしてあんな所に城が…?こんなに壊滅状態の所に…」
ネクロは指を差し言った。
「本当だわ。でも、嫌な予感がするのは私の気のせいかな…?」
リゼはそう言う。
「た、確かにリゼの言う通りかもしれない。私も嫌な予感がする〜…!」
ミーファもそう言う。
「チッ…この感じ…異界十二魔王の奴の力に似ているな…!」
ディノは警戒しているみたいだ。
「そういえば、確かにとてつもない力をあの城の中から感じる…ぐっ…」
ネクロも感じ取った様子だ。
その時、謎の声が4人の脳裏に響いた。
「クックックッ…さぁ、来るがいい!そして我が貴様ら4人を葬り去ってやろう…我は貴様らが目にしている城にて待つ…クッハハ…」
新たなる驚異となる者が言った。
「誰だ…!!何処から話してやがる…」
ネクロは言う。
「チッ…異界十二魔王の1人に違いないな…」
ディノは言った。
「キャ…!直接、脳に語りかけているのね…!」
リゼは言う。
「えっ…!?頭の中で声が響いてるよ〜…」
ミーファはそう言う。
すると謎の声は聞こえなくなった。
「俺達の場所から300m先にある城に声の主がいるのか…だが、油断は出来ないな…!!城の中に居るはずなのに目の前にいるみたいな感じがする…」
ネクロはそう言う。
「チッ…異界十二魔王はどいつも化物じみた力だぜ…立っているだけでも今回はやばいかもしれない…」
ディノが言う。
「た、確かにそうね…立っているだけやばい…」
リゼもそう言う。
「今回はやばいかも…でも、私の力なら城まで楽に行けるはず…私達を凄まじい力守って!ホーリーベール!」
ミーファがそう言うと4人を囲むように光のサークルに包まれた。
「何だこれ?!さっきまでと違い楽に動ける!ミーファ姉さんこんな事もできるのか!」
ネクロは関心していた。
「感謝する…!」
ディノはお礼をする。
「ミーファありがとうね!」
リゼもお礼をする。
「ふふ〜♪お安い御用です〜♪この先にある城まで楽に行けるはずよ〜♪」
ミーファは笑顔で言う。
そして、4人は城を目指し歩き始めたのであった。
城まで後300m…!!
〜TO be continued〜
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