新たなる驚異の刻
第3章突入でーす!
謎の影の伝承を詳しく知る事ができた4人は宿に向かい1日を終え翌朝の事だった。
「とりあえず今日は、パルムから北に行った所にある街を目指すわよ!準備したら宿の入り口に集合ね!」
リゼがそう言うと準備を始めた。
「了解!」
3人は揃って返事をし準備を始めた。
それから10分後……
「よし!準備完了!」
ネクロがそう言ってやって来た。
「チッ…相変わらず遅いな。」
ディノは咄嗟に口ずさむ。
「まぁ、ネクロらしいよ。ディノもそう不機嫌にならないの〜」
ミーファはゆるい感じでなだめる。
「全く。3人は変わらないな!じゃ、北にある街を目指すぞ!」
リゼがそう言うと4人はパルムを後にした。
それから五分が過ぎた所で魔物に襲われている商売人を見つけた。
「あ、あそこで人が魔物に囲まれてる!助けなきゃ」
ネクロがそう言うと魔物を一網打尽にした。
「相変わらず、魔物はいなくならないのか…」
ディノは言葉を漏らした。
「あはは…そうね。」
リゼは苦笑いしている。
「2人がそう言ってる内にネクロが魔物を一網打尽にしたみたいよ。商売人さんが怪我しているかもしれないから手当てしてあげなきゃ!」
ミーファがそう言うとネクロと商売人がいる所に向かった。
「あ、魔物に襲われている所助けていただきありがとうございます。」
商売人は言った。
「これくらい朝飯前さ!」
ネクロは鼻を伸ばしている。
「お怪我はありませんか?」
ミーファは心配していた。
「大丈夫です。迷惑おかけしました。なんとお礼をしたらいいのか…!」
商売人はそう言った。
その時、後からディノとリゼも加わった。
「お礼なんて要りませんよ!それよりどうして魔物に襲われていたんですか?」
リゼが聞いた。
「私はラーニと言います。この先にある街からパルムに逃げてきたんです。その途中で魔物に囲まれてしまって…」
ラー二は説明した。
「どうして逃げてきたんだ。」
ディノが聞いた。
「突然、現れた1人にエルモアに謎のバリアを張られバリアの内側を一瞬で壊滅させる程の爆発をおこしたんだ。私は辛うじてバリアが及ばない位置に居たので助かりましたが、私の家族は…」
ラー二は説明した。
「チッ…新手の驚異か。」
ディノは言った。
「異界十二魔王の1人の仕業に違いないだろうな…!」
ネクロは言った。
「大変な目にあったんですね。とりあえず、家族の分も私達が何とかしますのでパルムに避難してください。また、魔物に襲われる前に。」
ミーファはそう言った。
「は、はい…貴方方があんな奴を倒せるんですか…?家族の仇を…うぅ…」
ラー二は涙ぐんでいる。
「任せて下さい。これでも、異界十二魔王を2人倒しているんですから!」
リゼがそう言った。
ラー二はすぐにその場を離れてパルムに避難した。
「まさか、私達が向かう場所に新たなる驚異がね…」
ミーファはそう言うと。
「そうだね。でも、毎回毎回行く先々で出会うよな。おかしいと思わないか?」
ネクロは疑問に思っている。
「確かにそうね…異界十二魔王は私達の行動を予知しているかのようだわ…」
リゼがそう言った。
「まさかね〜」
ネクロは笑っている。
エルモアまで後10分と少々…!!
「さぁ、早く来い…!我はエルモアにて待つ…我はネアの様には簡単には倒せないぞ…!でも、あの方がネアに止めを刺すとは…!そろそろ我も本気でいかないとあの方の怒りをかってしまうな…!」
新たなる驚異となる者が言った。
〜TO be continued〜
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数分後…
_( 」∠)_バタッ