旅立ちの刻
2話目です!
是非目を輝かして読んでみてくださいね笑
リゼはどんな事があっても滅多に取り乱す事は無いはずなのに今回は、取り乱している。つまり今回は、それ程に緊急事態なのであった。
☆〜〜〜〜〜〜〜☆
「リゼ姉、そっ、それは本当なのか!?これまでに開く事が出来る者なんか居なかったはずでは無いのか…。」
ネクロは咄嗟にリゼ姉に聞き返した。
「居なかったんだが、ここ最近、現れたんだ。
つまり、本当の事なんだ…」
リゼは未だ狼狽している。
「チッ…要は俺たちがやる事は決まったはずだ。異界の門を閉じればいいんだろ?」
ディノはリゼに事も無げに言う。
「ディノは簡単に言うけど、今回ばかりはそう簡単にはいかないんだ…!」
リゼはディノに言い返した。
「チッ…」
ディノは舌打ちをして無言になった。
「あのー!」
とっさにミーファが話に割り込んだ。
「ディノが言ったように、門を閉じればいいのは決まったのは分かりました。なら、私達4人で力を合わせれば何とかならないのかなぁ?」
ミーファは皆んなに提案した。
「つまり、俺たちで冒険にでるってことか!!」
ネクロは、目を輝かして言う。
「ミーファの提案は、もしかしたら良いかも知れないな…」
リゼは呟いた。
「なら、準備する。俺は先に行く。」
ディノはそう言ってギルドを後にした。
「あ、待って、はぁ…。いつもディノは勝手なんだから。私達3人は準備が終わり次第、またこのギルドに集合ね」
「分かったリゼ姉。」
「はぁーい」
3人はギルドを後にした。
それから30分が経過した・・・・・
準備が終わりギルドに集合した。
「あれ?ディノ先に行くんじゃなかったっけ?」
ネクロは馬鹿にして言った。
「チッ…ほざいてろ…ハッ…」
ディノが呟いた。
「何だと、やんのか?」
ネクロはディノの言葉に反応して頭に血が昇る。
2人は睨み合う。鋭い視線で、火花が迸る。
「2人共、直ぐに喧嘩しないのぉ〜」
ミーファは止めに入る。
「とりあえず、4人揃ったから、次に目指す場所を言うからこっちに来て!」
リゼは皆んなをまとめるために呼び掛けた。
「ここが、ギルドだ!目指すは異界の門が開かれたとする場所だが、正確な場所は分かってない。ここ最近では、ある街が壊滅させられと情報を耳にした!とりあえずここから東の街に、壊滅させられとする街から命さながら逃げてきた人を保護してる都市がある。だから、そこに向かおう!」
「よっしゃ〜!久しぶりに旅だぜ。腕がなるぜ。」
ネクロは威勢良く言った。
「・・・」
ディノは無言だが、納得したように頷く。
「えへへ!久しぶり旅なので少しワクワクします!怪我した時は、私が回復してあげますね」
ミーファは満足気に言った。
そして4人は情報を得る為、次の都市を目指して旅に出たのであった。
〜TO be continued〜
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