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開かれざる扉が開く刻  作者: 如月静月
第2章〜嘘と真実の刻
16/41

悪魔と堕天使の結末の刻

第16話です!



ネクロは凄まじい力のぶつかり合いをする場所に着いたものの…そこで見たものは…


「えっ…凄まじい力のぶつかり合いの正体って…はっ!ミーファ姉さんがあそこで倒れてる助けなきゃ。」


ネクロはその正体を知ってしまったのと同時にミーファ姉さんを見つけた。


ネクロは気付かれぬようにミーファの所に向かった。


「大丈夫?ミーファ姉さん!何があってこんなボロボロになったの…?誰にやられたんだ。」


ネクロはミーファにきいた。


「ネ…ネクロ…助けに来てくれたのね…とりあえず此処は危ないから安全な所に…行って…!早く…」


ミーファは意識を取り戻したがまだ意識は朦朧(もうろう)としている。


「わ、分かった。とりあえず此処から離れるよ。離れたら手当てしてあげるからね…!しっかりしろよな。」


ネクロはミーファを抱えて安全な所に離れた。


ネクロはミーファを手当てし終わるとミーファは朦朧としていた意識もいつも通りに戻り状況を説明し始めた。


「私がリカちゃんのお家がある方にリカちゃんに行こうって言われてさっきの所まで行ったんだけどね。リカちゃんは本当は私を消すつもりで誘導してたの。」


ミーファは言った。


「えっ?リカちゃんがミーファ姉さんを消そうと?!本当なのー?リカちゃんは何者なんだよ。そんなの有り得ないよ。」


ネクロは混乱している。


「本当だよ。私の体、ボロボロだったでしょ?リカちゃんの正体はね…異界十二魔王の一人でその二柱のネアって言う奴らしいの。生憎(あいにく)私一人で闘ったけど一方的にやられたわ。リゼが消えたのもリカちゃんの姿をしたネアだったの。私も消される寸前にディノが助けに来てくれたの。それ以降は意識を失って記憶はないんだ。でも何で、ディノが来てくれたんだろ…?」


ミーファは言った。


「まさか…リカちゃんが異界十二魔王の一人だったとは…!ディノは最初からミーファ姉さん達を尾行してたみたいだ。俺は分身に騙されて遅れたんだが…まぁそれは置いといて、凄まじい力のぶつかり合いはディノとネアって奴か、でもディノのあの姿…」


ネクロはディノの姿を見てゾクッとしていた。



〜〜〜〜〜〜〜〜

「チッ…ガードよりもあいつのスピードが上回ったか…!そろそろこの姿でいると流石に俺もやばい。かなり体に負担がかかってきている。」


ディノは吹き飛ばされ壁に打ち付けられた。


「フフフッ…」


ネアは赤い閃光を迸ながら更に追い討ちをかけてきている。


「チッ…何!?体が動かねー。流石にあいつの本気の攻撃で俺の体はボロボロになってたか。この姿も、もう維持していられなくなった。ここまでか…」


ディノは体に負担がかかり過ぎて遂には禁術が解けた。


「フフフッ…流石に体への負担は大きかったようね。さっきまでの姿が解けてる様ね。私に本気を出させたのが間違いよ。後悔するがいい。大丈夫さ。リゼと同じ様に幻想空間に飛ばしてやるからさ…!」


ネアは瞬時にディノの所に行き禁術が解けたのを確認しつつも戦えなくなっているのにも気づいた。そして幻想空間に飛ばそうとしている。



〜〜〜〜〜〜〜

「まさか…って!ディノやばい状況じゃんか!ミーファ姉さんは此処に居て!俺が何とかして来るから!大丈夫だ!心配そうな顔するなって…」


ネクロはそう言うとディノの所に向かった。


「お願い…ディノを助けて…ネクロ…!!」


ミーファは祈った。



〜〜〜〜〜〜〜

「チッ…」


ディノは逃げようにも逃げれなくなっていた。


「フフフッ…消えなさい…!!」


ネアはそう行ってディノを幻想空間に飛ばそうとした。


その時…!!


「やーめーろー!!」


ネアの後ろから声がした。


ネアは攻撃を一旦止めて後ろを見た。


そこに居た者とは…


〜TO be continued〜

閲覧ありがとうございます!


ボチボチ投稿していきますー!

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