嘘と真実の刻
大変遅くなりました。
第10話目です!
どうぞ!
カムイ師匠と別れを告げてパルムを目指す為に旅にでた4人と言うと…
「ねーねーリゼ姉ー!パルムってどんな所なのー?教えてよぉー」
ネクロは聞いた。
「ごめんね、ネクロそれは着いてからのお楽しみよ!だから、教える事は出来ない。」
リゼはそう言いながら会釈した。
「チッ…下手にネクロに教えてはいけない事だってあるんだからな…」
ディノは思っていた。
「あれー?あそこで、誰かが魔物に囲まれてますよ〜助けにいかなきゃですね!」
ミーファは呑気に言いつつ助けに向かう。
「ガルルル…こいつ食えるのか…?」
魔物達は1人を囲んで今にでも襲おうとしている。
「だ、誰か…助けて…まだ、死にたくないよ…」
謎の女の子が助けを求めている。
「グぁー!!」
魔物達が一斉に襲いかかろうとしたその時…
「キャー…」
謎の女の子が叫んだ。
「チッ…ハァっ!サイコバースト」
ディノが魔物達を一瞬で身動きできなくした。
「大丈夫か?俺達が来たから安心しろ。リゼ姉とミーファ姉さん、この子を少し守っててくれ、ディノと2人でこいつら片付ける!」
ネクロは女の子を助けてリゼとミーファに一旦預けた。
「分かったわ、大丈夫?怖かったでしょ?怪我はしてない?」
リゼとミーファは聞いた。
「う、うん…大丈夫…」
謎の女の子は泣きながら言った。
「グぁー…!!」
魔物はディノの力で身動きできなくなっていたが、雑魚とは違いまたも、異界の魔物達だったから、破られた。
「チッ…相変わらず異界の魔物は化け物だぜ。」
ディノは呆れながらもそう口ずさむ。
「グぁー…!!」
魔物の1体がディノの背後から襲いかかる。
「チッ…しまった……」
ディノは背後の敵に気付くのが遅く行動が遅れた。
「ハァッ、危ないっ!大丈夫か、ディノ背後が隙だらけだぞ。」
ネクロが瞬時にディノの背後から襲おうとしてる奴を斬り裂いた。
「チッ…誰も助けを頼んだつもりはねーよ。邪魔するな。」
ディノは助けてもらった割に毒を吐く。
「ハァ?俺が助けなきゃ攻撃されてるだろーが。このバカディノが!」
ネクロはそう言い放ち拗ねた。
「グぁー…こいつら…強い…一斉にかかるぞ…」
魔物達が一斉に2人に襲いかかる。
「チッ…どいつもこいつも面倒なんだよ……ハァッ、サイコバズーカ!拡散しろ…」
ディノのサイコバズーカは拡散型に変わり魔物達を一掃する。
「グギャー」
魔物達は悲鳴をあげる。まさに断末魔の叫びである。
「なんだよ。ディノの新しい技は形態変化も出来るのかよ……って、関心してる場合じゃないな。俺も負けないけどな。ハァッ、神風流奥義、疾風龍円斬!」
ネクロも負け時と魔物達を一掃する。
「これで、終わりか……無駄に手こずらせやがって……」
ディノはそう言い放ち力を解除した。
「フゥー。終わった終わった!」
ネクロは陽気にそう言っている。
丁度、魔物を一掃し終えた時に2人がリゼとミーファの元に戻って来た。
「お疲れ様。2人共」
リゼとミーファは言った。
「さっきの女の子は無事か?」
ネクロは心配していた。
「大丈夫、無事だよ!」
リゼとミーファは口を揃えて言った。
「あ、あの。助けてくれてありがとうございます……凄く強いんだね!」
謎の女の子が満面の笑みでそういった。
「フン…ガキに礼など言われたくない……」
ディノは相変わらず口下手です。
「無事なら、良かったよ!ディノもそう思ってるからさ」
ネクロも満足そうだ。
「この子もいるし、早くパルムに行きましょ!ここから直ぐの所にあるからさ!」
リゼは指揮を取る。
「ほら、歩ける?行くよ!」
ミーファは女の子の手を引っ張り一緒に歩き出した。
「闘い疲れたし早く体休めたいぜー。ミーファ姉さん何とかしてー」
ネクロは言った。
「うふふ、もう少しで着くんだから私の力ばかりに頼らないでよ。」
ミーファはクスクス笑っている。
「そういえば、名前聞いてなかったわね!私はリゼ!それから、手を繋いでくれてるのがミーファ!そこの双剣持ちの人がネクロ、その隣の口下手な人がディノね!」
リゼは会釈しながら言った。
「えーと。私は…リカ…」
先ほど助けた子、リカは言った。
「チッ…なんで俺だけ口下手扱いかよ…」
ディノはブツブツ言っている。
「まぁまぁ…!仕方ないよ」
ネクロは笑いを堪えて言った。
「よろしくね!」
ミーファは会釈した。
「うん…フフフッ…この人達は私の正体に気づいて無いみたいね…とりあえずリカとして振る舞うか…フフフッ…」
リカも会釈した。
そして、あれから10分後、5人はパルムにようやく到着したのであった。
〜TO be continued〜
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