開かれざる扉が開く刻
自信作なので是非目を通していただければ幸いです
『ラフィルデスラクロア・ダ・ガリバー』
???は謎の呪文を唱えた…
「今こそ…開け…異界の門…
クックックックッ…ハッハッ…」
異界の門は人ならざる者によって開かれた…………。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んぁ…いってぇ…てか今何時だ……。」
勢いよくベッドから落ちたネクロは時計を見て急いで支度を済ませギルドに向かった。
「よっしゃーセーフ!」
ネクロはなんとかギルドに着いた。そこには既にネクロの仲間が集まっていた!
仲間の一人がネクロに近づいて行き…
「ん?いやーなんとか間に合っ……」
ネクロが最後まで話し終わる前に地面に這い蹲らされていた。
近づいてきたのは、術師ディノだ。
「おい、何が、セーフだって?んぁ?どの口がほざいてんだ!」
ディノはネクロを這いつくばらせながら怒鳴った。
「す、すいません…」
ネクロはかろうじて話せるくらいだった。
「ほらぁ、ディノもうネクロも反省してるんだから解いてあげて。」
ディノに近づいて来て言ったのは、魔導師のミーファだ!
「チッ…」
ディノはネクロにかけている力を解いた。
「はぁ…はぁ…死ぬかと思った…ミーファさんが助言しなかったら死んでたかも、ありがとう」
ネクロはミーファさんに感謝した。
「全く、ネクロも遅刻するのも悪いぞ、ディノが行かなかったら私が行ってるトコだ。」
話に割り込むかの様に言ったのは二丁銃の使い手のリゼだ。
ネクロはリゼが言った言葉に背筋がゾッとした。
【ギルドのメンバーを紹介】〜ちょっと寄り道〜
・双剣使いのネクロ
・兄さんの形見でもある双剣を自由自在に使いこなし敵を一気に斬り倒す。
【性格】
普段は、寝坊とかしたりする所があり、寝坊助であるが一応しっかり者で戦闘になると普段とは別人かの様に変わり道を切り開いてく勇敢な男だ。
・術師ディノ
・持ち前のエスパーの力と術の力で敵を一網打尽に消し去ることができる。
【性格】
容赦無くストレートに罵倒する口下手である。ネクロとはよく口喧嘩をする。
・魔導師ミーファ
・彼女は普段はサポート役に回り、味方を回復でき、時には魔導の力で敵を消し去る事も出来るだとか。
【性格】
よく口喧嘩をするネクロとディノを止める優しいお姉さん的存在で面倒見がいい。
・二丁銃の使い手リゼ
・彼女にロックオンされたら、逃げる事は不可能であり、当たるまで弾丸は敵を追い続けその場にいる敵を全てに風穴を開け殲滅する。
【性格】
真面目でしっかりしたお姉さん。ただ、怒らせると誰よりも危険らしい。だが、優しい一面もある。
4人はそれぞれ同じ村で育っている。ただ、個人にそれぞれ師匠がいるらしく、そこで修行をしてそれなりに闘えるくらいになって10年近く、ようやくギルドに行けるようになったのである。
〜説明終了〜
「とりあえず、俺たちの紹介も終わった事だが、このギルドのリーダーを務めるのが双剣使いのネ…」
ネクロは話し終える前に背筋がゾッとし話を途中で止めた。
ネクロがゾッとした理由は怒らせると誰よりも危険なリゼの視線を感じたのだ。
「す、すいません。リゼ姉」
ネクロは直ぐ様に謝りリゼは笑顔をみした。
「気を取り直して、このギルドのリーダーを務めるのは二丁銃の使い手リゼ姉だ!」
ネクロは高らかに言うとホッとした!
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「とりあえず、集まってもらったのは他でもない!いきなりで悪いが、本題に入いらせてもらう。」
リゼは皆んなを集めたら直ぐに本題の話を持ち出した。
「くだらぬ事なら帰るぞ俺は」
ディノはネクロの寝坊もありイラだっていた。
「リゼ姉、いきなり本題に入るのか!?」
ネクロは驚きソワソワし始めた。
「とりあえずリゼの話を最後まで聞きなさい2人共」
ミーファは2人をまとめリゼの話を聞き始めた。
「異界の門が開かれた。それも人ならざる者によって…」
リゼは取り乱して3人に説明した。
3人は、驚きの余り言葉が出なかったのであった。
〜TO be continued〜
次の投稿をお楽しみに!