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幕間_その3_願い
視点:山田ヒロアキ→新渡戸夕実
夢を見ていたんだと思う。
おにいちゃんがいて、ゆーきがいて、あと三人くらい。
四人くらいいたのかな。
友達に囲まれて、私の目覚めを待っている。
小さい頃おにいちゃんの学芸会の劇で見たように、眠るお姫様のように、ゆーきを待つ。
約束したから。
きっと迎えに来てくれる。私のゆーきが、きっと、どうやってでも私を目覚めさせてくれて、私とゆーきは幸せに暮らすの。
栄耀栄華を極めなくていい。絢爛豪華じゃなくていい。満漢全席なんて興味はない。
ただゆーきと、普通に過ごせれば、私は幸せ。
早く私を迎えに来て。
約束を果たすために、魔女の呪いを解いて私を抱きしめて。
ねぇ、ゆーき……聴こえてる?
私は、ここに。




