西山三山
三つの山をひとまとめにして「○○三山」と呼ぶ山域が各地にある。例えば、山形県の出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)や長野、富山県境の白馬三山(白馬岳、鑓ケ岳、杓子岳)などが有名だろう。
約1400年前、蜂子皇子によって開山されたと伝わる修験道の聖地とされる。
羽黒山は「現在(現世)」、月山は「過去(前世)」、湯殿山は「未来(来世)」を表し、三山を巡ることで生まれ変わりを体験できるとされる
同じく三つの山を一つにまとめた総称として、新潟県の越後三山がある。魚沼の空に向かってそびえ立つ中ノ岳、越後駒ケ岳、八海山の雄姿は圧巻だ。そろそろ紅葉が見頃となる今の時季は、特に雄々しさが際立つ。
越後三山は、どの山をとってもアップダウンのきついロングコースが待っている。縦走するとなれば重い荷物を背負い、泊まりがけを覚悟しなければならない。かなりの体がきつい山たちだ。
もっと手頃な三山はないかと探せば「西山三山」だろうか。新潟市と五泉市、田上町などにまたがる新津丘陵の菩提寺山、高立山、護摩堂山を指す。最高峰の高立山でも標高276メートル。1日で十分踏破できるし、自分のペースに合わせてコースを選べる
低山だからといって油断はできない。逆上がりはとても歩きにくい。この時季は天気さえ良ければ絶好のハイキングコースになる。長靴に防寒着で登山道を歩けば、体はすぐにぽかぽか。新潟平野の風光明媚な景色を眺め、ちょっとした雪山気分を楽しめるだろう。
熊対策も忘れずに




