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第五十話


アーガイア城に着く前からメイとリンははしゃぎ疲れて眠ってしまった。

メイはご主人様が、リンはフェルトさんがそれぞれ抱っこして城へ。


(くっ…私も小さければ寝たフリで抱っこしてもらえたのに…)



それを見てユイが


「メイ、リンはお子ちゃまですわね。はしゃぎ疲れて寝てしまうなんて」


「そんなこと言いながらユイも眠そうじゃないか。眠いなら無理せず寝てもいいんだぞ?」とご主人様。


ユイは真っ赤になりながら


「眠くありませんわよ!

それに、私が寝てる間にイタズラする気でしょう!変態変態変態!!

……ま、まぁあなたがどうしてもとおっしゃるなら…寝てさしあげてもよろしくてよ?」


(こ、このクソガキ…!子供なのをいいことにご主人様にイタズラしてもらおうだなんて…私がしてもらいたいわ!!)


ジェシーがユイの顔を覗きながら


「あれれ?ユイさん顔が真っ赤ですよ?

実はイタズラされるのを期待してたりして…?」


「そ、そんなわけありませんわ!!

私の理想は高いんですの!……でも、『ゆいと』がどうしてもっていうならゴニョゴニョ…」



(いつの間にか呼び方が『ゆいと』になっていやがるッ!この子には気をつけなければ…)



そして、部屋に着きベッドにメイとリンを寝かせると同時にユイとジェシーも眠ってしまった。2人とも無理をしていたのだろう。

4人が同じベッドで寝ている姿は種族は違えど本当の姉妹のようだ。


それはさておき……



(ふ、ふふふ…フハハハハハッ!これで邪魔者はいなくなった。

ここから私が今日まであたためてきた【逆夜這いでヒャッフー計画】が始動する!今日こそはご主人様にお情けをいただかなくては…)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あぁ…麻奈…とてもよく似合っているよ。いつもより素敵だ。

凄く滾ってきた…俺のスーパーマグナムが今にも暴発しそうだ」


「アァン…何発でも……暴発OKですぅ…」


「覚悟はいいかい?今日は命中するまで寝かさないよ…」


「命中しても寝かさないで…」


「あぁ…麻奈の身体凄くキレイだ。もう我慢できない…今日からずっと夜をともに…」


「あん、そんなぁ…毎日だと六つ子にぃ!(←妊娠をよく理解していない)お◯松さんになっちゃうぅぅぅ!!

私のーーー」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ベイビィぃぃぃぃぃぃぃ!!!

か、完璧だぁぁぁぁぁ!私って天才なのかもしれない」



部屋で一人大声で叫んだ私は計画を実行に移すため行動を開始する。


幸い通路では誰にも遭わずにご主人様の部屋の前まで来ることが出来た。

扉を前にドキドキが止まらない。


(さあ、いざ参らん!!桃源郷へ!!ユニバァァーーースっ!)


心の中で声を上げ勢いよく扉を開けて真っ暗な部屋の中へ。速度を落とさずベッドへダイブ!!そのままの勢いで妄想通りに進む………予定だった。



「えっ?あ、あれ?いない?」



ベッドの中は空っぽだった。


(トイレかなぁ?でも、なんか怪しい気がする…聴覚を最大にして、、、あっ!声が聞こえる。ご主人様と………神宮君?)


(こ、、これはいけない!昼に純白のドレスを着た神宮君はもはやこの世のものとは思えない可愛さだった。

まさかっ………)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ひばり…あの衣装を着ているキミはまるで妖精のようだった。

言葉では尽くせないほどの可憐さだった…

俺のモノになれよ」


「ゆいと…僕もずっとキミのモノになりたいと思ってた。

キミが望むなら僕はずっとあのドレスのままでいよう」


「それは無理だな。ベッドの上では脱がせてしまうから…もう衝動を抑えきれないッ!ひばりッ……」


「ゆいとぉ……もっと優しく…激しくして…」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(やばいやばいやばいやばいッ!!神宮君なら十分あり得る…2人を止めないと!とにかく声のする方へ急がなくては!!)



私は世界新記録を余裕で更新できるスピードで通路を駆ける。

しかし、妙なことに声が聞こえるのは神宮君の部屋からじゃなかった。それどころか城の中からですらない。


(これは……庭園から聞こえる??

まさかっ……いきなり野外だなんてそんな不埒な!)


リリスになったときの自分のことは棚にあげて神宮君を非難する。



だんだん声が近くなってくる。

そして、月明かりの中見つめ合う2人の姿が目に映ったとき私はご主人様に抱きつくべく地面を強く蹴ろうとした。


まさにその瞬間、後ろから誰かが私の肩を掴んで止めた。


後ろを光の速度で振り向く。

そこにいたのは魔王シューベルト・シュナイデン


「今はダメだ……って、お、お前目が血走りすぎて恐ろしいぞ。一旦落ち着け。よく会話を聴いてみろ」





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