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第五話

(ベルは…死んでしまったか。クソッ!!なんなんだこいつらは。強いとかの次元じゃないぞ。)



300人からなる部隊は捕らえられた10人を除いて全滅。私は奇跡的に生き残り、捕縛された。



そして、そのタイミングで門が開き、中へと連行される。門の中は非常に美しかった。道は整然としており、ゴミはおろか埃すらないようだ。この世界では見たこともない建物が並んでいる。だが、そのどれもが息をのむほど美しい。


私たちはその道を進んでいく。そして、1つの建物に行き着いた。と同時に扉が開く。



中はがらんとしているが、とても明るい。天井にあるものが光を出しているようだ。だが、やはり見たことがない。あんなに光を発する物を私は知らない。みんな同じなのだろう。目を見開き驚いている。



そして、奥の扉が開き、1人の若い男が出てきた。歳の頃は16、7だろうか。私たちと同じヒト種だ。

その男が口を開く。


「◯☆△◎……✖️□◯◇……」


何を言っているのか全くわからない。魔族の言語かとも思ったが全く違う。


その男は1人の騎士に近づき、猿ぐつわを取った。騎士は質問を捲し立てるようにして叫ぶ。


「お前たちは何者だ!どうして突然現れた?あの魔物は何だ!」


男は首をすくめた。言葉が通じないのか。


男は襟についている何かに向かって話している。


私たちはどうなるんだろう。一度は死を覚悟したが助かってみると命が惜しい。生き残りたいと思う。


また奥の扉が開き、40半ばくらいだろうか?の男が入ってきた。




俺は捕らえた人質に質問をする為に今は使っていない倉庫に向かっている。

中へ入ると人質は既に到着していた。



「ようこそ、ロストエデンへ。早速だが、まず俺の質問に答えてもらおう。ここはどこで、君たちは何者だ?」



猿ぐつわをしているから答えられないのを忘れていた俺は1人の騎士の猿ぐつわをといてやった。


「☆◯△!◇□…◎!……」



騎士が叫んでいるが、何を言っているのか全くわからない。俺は首をすくめ、ジョー博士を呼ぶことにした。

ジョー博士は研究したくて待機していたのだろう。すぐに到着した。



「ジョー、言葉が通じないようなんだ。2、3人連れていって、まず言葉が通じるようにしてくれ。」


「なるほど。なるほど。いやいや、これは研究意欲がそそられますなぁ。選ぶのはどれでも良いので?」


「魔法使いっぽいのは残してくれ。他なら誰でも構わない。」



俺が指示を出すと、ジョー博士は「それは、少し残念ですなぁ。魔法とやらを研究したかった。」と言いながら、騎士と弓兵を連れて部屋から出ていった。




数時間後、ジョー博士から「言語の解析が終わった。」との連絡を受け、俺は研究棟へ向かった。

すみません、もう一つの作品に時間をとられてしまった為今回は短めです。


次は頑張ります!


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