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第三十八話

「奈美何してるんだっ!?早くソイツを殺せぇぇ!!」


赤井が半狂乱になって叫ぶ。だが、次の瞬間鳥井は絶望した。


「あ、あ、あっ…動けない…」


「マリオネットって複数にも有効なんだな。まぁさすがに限界はあるだろうが…『亜空間ロック』も便利そうだな。いただいておくか」


俺は麻奈に注射器を手渡した。麻奈がトコトコと歩いていき、鳥井にキスするほど顔を近づけ首に注射器を刺す。



麻奈は嬉々として

「これであなたもスキルが無くなっちゃうね♪けれど、ご主人様のお役に立てるのだから喜んで」


「アァァァァァァ、やめてお願い!スキルが無くなったら……お願い…」


(うん、なんかこの絵面エロいな。動画撮っとけば良かったわ)などと考えているうちに採取が完了し、麻奈が戻ってきた。


とってきました。と俺に注射器を手渡す麻奈を見て、ふと思いついた。というか今までなぜ確認しなかったのだろう?主従関係で安心していたせいなのかもしれないが…


「麻奈。そういえばリリスになって何かスキルは増えたの?」


「はいっ!増えました!!」



おぉっ!!やはりか!そうだろうそうだろう。うむうむ。上位種なわけだから期待大だな。


「ちなみにどんなスキルだ?」


麻奈は満面の笑みで答えた。


「『超絶舌技』と『高速腰振り』です!あ、あとおまけに『エナジードレイン』もついてきましたけど…」



「……………………」

うん…それエナジードレインがメインで他の2つがおまけだよね。なんでおまけの2つがメインみたいになってんの?


俺が可哀想なモノを見る目で見ていたのを麻奈は勘違いし、


「あっ!もちろんさっきの2つはご主人様にしか使いません!!ご心配いりません!」


言った後で麻奈はめっちゃ笑顔になった。

まぁ本人がなんかしらんけど喜んでるんだからヨシとするか…

だが、エナジードレインだけだと少し心許ないな。


「麻奈、その亜空間ロックはキミが飲むんだ」


麻奈は驚き、


「そんな…ご主人様の貴重なスキルをいただくわけには…」


俺は麻奈の頬に手を触れて「そのスキルで俺の役に立ってくれ。俺は麻奈には期待しているんだよ」


「は、はいいぃぃぃぃぃ!フォォォォォ!!も、も、もちろんその後は私のスキルが冴えわたるわけですよね!?来たよコレ!完全来たよ。もう完全フラグ立ったわ!ヤバっ!鼻血出てきた…」


麻奈は顔から煙が出る勢いで興奮している。

いや、それとこれとは話が違う…と思ったが俺は笑顔で麻奈に応えた。


俺はYESとは一切言っていないし、麻奈のやる気は天元突破しているしいいことづくめじゃないか。うん、素晴らしい考えだ!俺!!




俺は2人に向き直り


「あぁ、放置してすまない。少しセッティングするからもう少し待ってくれるかい?といっても動けないだろうけど」とギャーギャーうるさいだろうからマリオネットで黙らせている2人に告げる。




麻奈に予め伝えておいたモノの1つを取りに行ってもらいソレを地面に固定する。


「さてと、できたできた♪二人ともおまたせ!」


地面には高速切断機がギュイイイイイイインと音を立てている。


俺は2人を見回してから

「これから君たちには自らこの高速切断機で指定する箇所を一つずつ切り落としてもらおうと思う」


2人の顔から血の気が引いていく。


「うんうん、言いたいことはわかるよ。普通ならできるわけないよね。けど、マリオネットならできると思うんだ。

あっ、出血のことなら心配いらないよ。ジョー博士が造ったこの『一時的に不老不死になれる薬改』があるからね。いつの間にか改良されていてね。永く永く痛みで苦しんでもらえると思うんだ。麻奈、2人にこの薬を」


麻奈は2人に薬を飲ませる。当然マリオネットのスキルで問題なく飲み込む2人。


「さてあまりお待たせするのも申し訳ないし、そろそろ始めよっか!じゃ、トップバッターはやっぱり赤井君だよね!!

うーん、、、どこがいいかなぁ?ベタだけど耳とか逝っちゃおうか」


当然拒否するがそんなことでマリオネットのスキルが解除されるわけもなく赤井は高速切断機へと一歩一歩近づいてゆく。


俺は無言なのもアレだと思ったので、口だけ解除してやった。


「ほんと助けてくれ…俺が悪かった!今までのことは謝るし今後お前の為に働くことを誓う!だから、だから……」


俺は答える代わりに笑顔で手を振ってやった。頑張って痛みに耐えろよーという激励だ。


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