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第二十二話

「ハッハッハー!無駄無駄ぁッ!!」


森保のスキル『インフェルノ』によってエルフの兵2人が断末魔を残し焼け死ぬ。


「楽しいぜぇ!異世界サイコー!!」


その森保に矢の嵐が襲いかかる。



エルフの弓の腕前は超一級だ。これまでノーザイアの侵攻を退けてこれたのは、この矢の嵐で最後を崩させなかったことによることが一つの大きな要因だ。


だが、その矢は森保に届く前に全て地に落ちた。


「アイツとことん調子乗ってるよねぇ?そう思わない?愛。」


後方支援である橘遥の『エアシールド』だ。


更に後方では負傷した兵が運ばれ、三木島麻奈による『グレーターヒール』による回復が行われる。

グレーターヒールは、例えば手足が千切れるや即死などではない限り瞬時に回復する魔法だ。

三木島のグレーターヒールによって回復した兵はすぐに前線へ戻って行く。



「な、なんだこの水!息がッ……」


2人のエルフが顔を覆う水を取ろうともがいている。だが、取れない。そのまま溺死した。


それを見て森保が

「ヒュウゥゥ、裕一はえげつない殺し方するねー。」


佐藤の『ウォーターボール』はインフェルノのような派手さはないが、多数の敵に同時に使え、消費も少ない。


「大地、まだ本拠地が残ってるんだ。なるべく消費は避けて行くぞ。」



橘の隣には木嶋が腰かけ足をぷらぷらさせて暇そうにしていた。


「そろそろアタシの出番かなー?」


相変わらず緊張感のカケラもなく、腰かけていたところから飛び降りる。


ノーザイアの侵攻を阻んできた二つ目の大きな要因は、エルフが独自に編み出した多重結界魔法だ。

多重結界魔法は膨大な時間をかければ解除することは可能だが、その間に一つ目の要因である矢の嵐によって多数の被害を与え、退けてきたのだ。



木嶋が手をかざし「ほいよっ」の掛け声とともに魔法を発動させる。すると、エルフ自慢の多重結界魔法が木嶋のスキル『キャンセル』によって、いとも容易く解除された。



『キャンセル』は対象にかかっている魔法効果の全てを無にするチート魔法だ。この世界で使えるのは木嶋だけ。


結界がとかれた瞬間、堂島がダッシュで門の前にいた兵を目にもとまらぬ速さで斬り殺す。


堂島のスキル『雷剣』

文字通り雷の速さで敵を瞬殺。さらに斬った相手は仮に死なずとも電撃の効果でまともに動けないというオマケ付き。



多重結界魔法がとかれてしまえばエルフに為す術はない。

もはや、焼き尽くされるか斬り殺されるか…


森保の高笑いが音高く響く。

「ハッハッハ!もう終わりだなぁ?あとはどれだけ焼き殺すか…」と舌なめずり。


ノーザイアの兵たちも雪崩れ込むために走り出そうとした。



その時、あり得ないことが起こった。

今まで何も無かった。いや、ただの荒地だった場所。サーニャの本拠地のすぐ隣。



そこに巨大な黒い要塞が突如現れた。



ノーザイア兵、エルフ、異世界者関係なくその場の全ての者が一瞬あっけに取られ、呆然としている。

何が起こったのか理解が追いつかないのだ。



その一瞬の間、無数の弾丸が轟音とともにノーザイア兵めがけ発射された。




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