牙をつけられた羊たち

「夢の世界の中で僕は」の続編です。
今回の主人公は息子のリアン。成長した彼は、父親であるヘリオス辺境伯からある依頼をうけます。その依頼とは――。

アウグスト王国の副大使として、遠く離れたミズガルド大陸にあるラニッシュ王国に赴くこと。

まだ、子供であるリアンに対して課せられた使命。その意味も分からないままに、リアンは長い船旅を経てラニッシュ王国にやってきます。

ただ、大戦が続くミズガルド大陸にあって、唯一他の大陸と貿易をしていた王国も、今では一人の勇者に統率された国にかわっていた。


※この物語は、視点を変えてカクヨムさんの方でも物語ります。