オーダー64:真夏の宇宙旅行 その1
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今回から宇宙旅行編3部作に突入します!
シズカ達鈴夏高校の生徒達が夏休みに入って間もないある日、カフェチャーミーキャットにニャルフ星人のレナが来店し、こねこちゃん、春人、シズカ、アカネ、水彦にこんなことを聞いてきました。
レナ「突然だけど、せっかくの夏休みだし、あなた達をニャルフ星に招待しようと思うの!」
なんとレナは、自分やマル達の故郷・ニャルフ星に招待しようとしていました。
春人「そういえばニャルフ星には行ったことないからね!」
シズカ「マルちゃん達の生まれた星、行ってみたいです!」
水彦「宇宙旅行かぁ〜!ロマンだなぁ〜!」
ニャルフ星に行けることに盛り上がる春人達。
ところが一方でアカネは、今にも怒りそうな雰囲気でこんなことを言いました。
アカネ「あのー、盛り上がるのはいいけど…こねこちゃんはいつまてレナさんの髪にしがみついてるんだよ!」
こねこちゃん「サラサラ〜のチクチク〜♪」
なんとこねこちゃんは、今の今まで、レナの背中にしがみつき、彼女の茶色く長い髪をほっぺでスリスリしていました。
レナちゃん「大丈夫大丈夫!むしろ大歓迎よ♪」
でもレナは全然気にせず、笑顔で受け入れていました。
そして数日後、レナのお供の宇宙船に乗り、
こねこちゃん、春人、シズカ、アカネ、水彦の5人は、
ついにニャルフ星旅行に出発しました。
水彦「うひょ〜!ホントに僕達、宇宙に来たんだね!」
アカネ「おい見ろよ!地球が豆粒みたいに小さくなってくぜ!」
シズカ「やっぱり宇宙から見る地球って、青くてキレイだなぁ…!」
春人「そうだね!」
こねこちゃん「見て見て!色んな星達がキラキラ光ってるよ!」
宇宙船の窓から、青く煌めく地球や宝石のように無数に輝く星々を見て、こねこちゃん達は大はしゃぎしていました。
レナ「みんな、良い顔してるわね。フフ♪」
宇宙船を自動運転に切り替え、こねこちゃん達のいるミーティングルームに移動したレナは、初めて見る宇宙に喜ぶこねこちゃん達の笑顔を見て、自分までも笑顔になっていました。
そして数時間後、宇宙船はついにニャルフ星に到着しました。ニャルフ星にはマル達のような猫耳とエルフ耳が一緒に生えている人々がいっぱいいました。
ちなみにじゃっかん女性が多め。
レナ「それにしても遅いわねぇ、マル達。」
マル達との集合場所に着いたレナとこねこちゃん達。
ところがマル達はまだ来ていないようです。
すると突然、マル直属のメイドであるニナが大慌てでやって来ました。
ニナ「レナ様、皆様!一大事です!」
春人「あ、ニナさんだ。」
レナ「どうしたのよ、慌てちゃって。それにマルは?」
ニナ「実はマルお嬢様がチンピラ宇宙人一味に捕まってしまったのです!」
一同「な、なんだって!?」
マルが誘拐されたことに驚くレナやこねこちゃん達。
ニナのさらなる説明によれば、集合場所に向かう最中に突然、チンピラ宇宙人達にマルをさらわれてしまい、
助けようとしましたが、逃げられてしまい、メンバーのうちの1人の体に発信機を付けるのがやっとでした。
そのことをレナ達に報告するために集合場所に向かい、今にいたるとのことです。
ちなみにチンピラ宇宙人達は、捕まえる際、マルが得意な変身魔法を封じる特殊な耳せんを彼女の猫耳にはめ込んだそうです。
レナ「私の親友であるマルを誘拐するなんて許せないわ!」
シズカ「マルちゃんを助けにいきましょう!」
こねこちゃん「私達も手伝うよ!」
アカネ「ムカつくけど、あたしらの大切さ友達だしな。」
ニナやレナだけでなく、こねこちゃん達5人もマルを助ける気満々でした。
ニナ「皆様…本当にありがとうございます!」
レナ「協力に感謝するわ!」
こねこちゃんが協力してくれることに、ニナは涙目になりながら感謝し、一方のレナは生かした笑顔でサムズアップしました。
こねこちゃん「よぉーし!絶対にマルちゃんを助けるぞ〜!!」
一同「お〜〜〜!!」
果たしてこねこちゃん達は、チンピラ宇宙人一味からマルを助け出すことができるのでしょうか?
その2につづく♪
その2ではチンピラ宇宙人一味の幹部との2番勝負をお送りします!お楽しみに!




