オーダー63:卵焼きパフェ改良計画
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今日のカフェチャーミーキャットには、レッドハートハイスクールの特殊部隊スイートソルジャーズの隊長・シュークリームマンが来店し、注文した卵焼きパフェを食べていました。そして卵焼きをたいらげたシュークリームマンは、卵焼きパフェに関してこう言いました。
シュークリームマン「この卵焼きパフェ、確かにうまい。だが卵焼きの甘みが強すぎて、ソフトクリームやフルーツとのバランスが保てていないな。」
美味しさは認めているものの、甘さのバランス面で指摘をするシュークリームマン。
これには、こねこちゃんもガッカリしてしまいました。
こねこちゃん「え〜!カバ美ちゃんに褒められたのに〜!」
シズカ「しょうがないよ。」
春人「好みは人それぞれだからね。」
ガッカリするこねこちゃんをなだめる春人とシズカ。
するとシュークリームマンは得意げにこう言いました。
シュークリームマン「ま、このオレ様の口の中はそう簡単には制圧できないっつーわけよ!あのバカ美お嬢様と違ってな!」
一方、カバ美ちゃんが住んでいるお屋敷では…
カバ美ちゃん「バカじゃないわよ!アイアム、カバ美ちゃん!」
シュークリームマンの発言が聞こえてきたのか、カバ美ちゃんは突然叫び出しました。
ドベさん「いかがなさいましたか?お嬢様?」
カバ美ちゃん「あら?今誰かにバカ美ちゃんって呼び間違えられたような?」
そして戻ってカフェチャーミーキャット。
シュークリームマンが帰った後、卵焼きパフェをどう改良するかで、こねこちゃん達3人は悩んでいました。
その中で、ただ単にお砂糖の量を減らすだけでは問題は解決しないということも分かりました。
そして問題が解決しないまま、次の日となりました。
しかし、そんなこねこちゃんの悩みを打ちはらうかのように、学校帰りにバイトで来店したシズカが、大急ぎで、こんなことを話しました。
シズカ「こねこちゃん、春人先輩!卵焼きパフェをさらに美味しくする、良い方法を思いつきました!」
春人「ホントかい、シズカちゃん!?」
こねこちゃん「どんなのどんなの!?」
疑問に思うこねこちゃんと春人に、シズカはその方法を教えました。
シズカ「実は今日のお弁当で食べた卵焼きがいつもより美味しくて、なめらかな感じだったの!それで食べ終わった後。スマホのメールでお母さんに卵焼きの聞いたんだ。そしたらお母さん、卵焼きに味醂を入れてたんだって!」
春人「なるほど、味醂かぁ!」
こねこちゃん「さっそく卵焼きパフェの改良に使ってみよう!」
というわけで、卵焼きの隠し味に味醂をいれてみました。その新しい卵焼きをトッピングした改良版の卵焼きパフェが完成しました。
さっそく味見をするこねこちゃん達3人。
するとシズカの感想通り、いつもより美味しく、なめらかな感じになっており、一緒にトッピングされているソフトクリームやフルーツとより相性が良くなりました。
こねこちゃん「ホントだ!さらに美味しくなってる!」
春人「しかもよりなめらかになって、ソフトクリームやフルーツとの相性もアップしてるね!」
シズカ「良かった!これでシュー先輩も認めてくれますね!」
そして数日後、シュークリームマンが他のスイートソルジャーズのメンバー4人を連れて来店し、改良した卵焼きパフェを食べました。シュークリームマンも含めたメンバー全員が卵焼きパフェを喜びましまた。
ベアザエモン「うおっ!うめぇなぁこれ!」
チャック「シュー隊長の言ってた情報とは段違いだぜ!」
ドロシー「超最高なんだけど!」
ミルキ「ホント、美味しいですね!」
シュークリームマン「こりゃあ文句なしのうまさだぜ!」
こねこちゃん「やったぁ!」
シズカ「味醂を入れて良かったね!」
ついにシュークリームマンに卵焼きパフェを認められ、
こねこちゃん達は大喜びしました。
シュークリームマン「悔しいが、どうやらオレ様の口の中も制圧されちまったようだな。あのバカ美お嬢様のように。」
一方、カバ美ちゃんの住んでいるお屋敷では…
カバ美ちゃん「バカじゃないわよ!アイアム、カバ美ちゃん!あら?また誰かに名前を呼び間違えられたような…?」
カバ美ちゃんの疑問はともかく、改良版の卵焼きパフェは、よりなめらかな味わいによって、たちまち人気メニューになったようです。
いかがでしたか?
この間食べたお母さん特製の味醂入りの卵焼きがすごく美味しかったので、今回のお話をやってみようと思いました!




