オーダー49:こねこちゃんが人間で、シズカが猫で
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そして今回から第5クールに突入します!
後、47話にオコジョちゃん、48話にアヒル校長の出番を追加しました!
春人「暇だねぇ〜。」
シズカ「暇ですねぇ〜。」
こねこちゃん「サラサラ〜のチクチク〜♪」
ケーキ作りが得意な猫の女の子・こねこちゃんが店長を務めるカフェチャーミーキャット。お昼ごろのカフェの中で、こねこちゃん、春人、シズカの3人はソファ席でゆったりとくつろいでいました。
特にこねこちゃんは、右肩にかかっているシズカの結んだ長い黒髪をほっぺでスリスリしていました。
どうやらお客さんはまだ来店…
アカネ「いや、暇じゃねぇだろ!?」
水彦「僕られっきとした常連客なんだけど!」
していました。
シズカのクラスメイトであるアカネと水彦がゆったり気分をぶち壊すかのように、こねこちゃん達3人にツッコミを入れました。
シズカ「あはは。ごめんごめん。」
春人「それじゃ、今日もお客様にスイーツをお出しするか!」
こねこちゃん「うん!」
シズカ「はい!」
さっそく仕事モードに切り替えるこねこちゃん達3人。
注文のリンゴのなめらかケーキ(正式名称:リンゴのガトーインビジブル)とさくらんぼと生クリームのチョコケーキをアカネ達2人に差し出しました。
頼んだケーキを今日も美味しく食べるアカネ達。
すると、こねこちゃんはこんなことを言いました。
こねこちゃん「私も一度良いから人間になってみたいなぁ。」
なんとこねこちゃんが、人間になってみたいと言ったのです。
シズカ「確かにこねこちゃんが人間になったらこれはこれで可愛いかも!」
水彦「僕も見てみたいなぁ!」
マル「話は聞かせてもらったよ!」
ニナ「お久しぶりです。」
そこへ、猫耳とエルフ耳が生えているニャルフ星人の
マルとお世話係のニナが来店してきました。
シズカ「マルちゃん!ニナさん!」
アカネ「今日は何しに来たんだよ?」
マル「あぁん!?」
アカネに声をかけられた途端、満面の笑みから鬼のような怒った顔になり、アカネをにらむマル。
アカネ「おいおい待てよ!まだマヌケヅラって言ってねぇじゃん!」
水彦「いやいやもう言っちゃってるじゃん!」
マル「カエルになっちゃえ〜〜〜!!」
マルは猫耳からビームを発射し、それを浴びたアカネはカエルになってしまいました。
アカネ「結局こうなるのかよ!てかわざとじゃないんだし戻せよ!」
マル「それじゃあさっそく、こねこちゃんを人間にしちゃおうか♪」
アカネのことを無視し、笑顔に戻るマル。
アカネ「スルーすんのかい!」
マル「そうだ!せっかくだからシズカちゃんを猫にして、ポジションを変えちゃおう!」
春人「なるほど!それもありかも!」
マル「こねこちゃんは人間に、シズカちゃんは猫になっちゃえ〜!!」
マルは右の猫耳からのビームでこねこちゃんを白い髪の人間の美少女に、左の猫耳からのビームでシズカを手足と口元としっぽの先っちょが白い黒猫に変身させました。
こねこちゃん「すご〜い!ホントに人間になっちゃった♪」
人間になれて、こねこちゃんは大喜び。
シズカ「私もマルちゃんの魔法で猫になるの、久しぶりだな〜♪」
タヌタロウのパパ「こんちくわ〜!」
ハムスターさん「邪魔するで〜!」
そこへグリルひまわりのハムスターさんと元太、
タヌタロウ親子が来店してきました。
春人「あ、いらっしゃい!」
タヌタロウ「あれ?こねこちゃんとシズカちゃんは?」
元太「てかこの子達は?あの2人に雰囲気似てね?」
シズカ「実は私達、そこにいるマルちゃんの魔法で姿を変えさせてもらったんです。」
タヌタロウのパパ「マジかよ!?」
ハムスターさん「人間の姿のこねこちゃんも、猫の姿のシズカちゃんも可愛えな〜!」
こねこちゃん「えへへ♪」
春人「みなさん、2人の新しい姿に見とれるの良いですけど、来たからには注文もお忘れなく。」
と、ハムスターさん達に話しかける春人。
春人「お〜、ワリィワリィ!」
タヌタロウ「今日もフレンチトーストが良いな!」
シズカ「それじゃあ、気を取り直してがんばろ、こねこちゃん!」
こねこちゃん「うん!」
姿が変わっても、カフェの仕事を元気に楽しく取り組むこねこちゃんとシズカ。その後来店して来たお客さんにも姿が変わったこねこちゃん達は大人気。それはもう、新しいアルバイトなんじゃないかという噂が浮上するほどでした。
そしてお客さんもどんどん帰って行き、
カフェチャーミーキャットには再びゆったりとした暇な時間が訪れまさした。その暇な時間を利用して、人間の姿のこねこちゃんは、猫の姿のシズカの体をなでていました。
シズカはとても幸せな気分でした。
シズカ「にゃは〜❤️気持ちい〜❤️」
こねこちゃん「そういうシズカちゃんの猫毛も気持ち良くて、なでてるこっちも癒されるよ〜♪」
シズカ「そうだ!良かったら私のしっぽ、スリスリしてみる?こねこちゃんのに比べてモコモコじゃないけど。」
こねこちゃん「わーい!シズカちゃんのしっぽー♪」
こねこちゃんは、大喜びしながら、シズカのしっぽをほっぺでスリスリしました。それはまるで元の姿のシズカの髪と同じくらいの気持ち良さで、こねこちゃんはたちまちメロメロになりました。
こねこちゃん「サラサラ〜のモコモコ〜♪」
シズカ「うふふ♪喜んでもらえて良かった♪」
マル「ム〜!こねこちゃんばっかりズル〜い!私もシズカちゃん、なでなでしたりスリスリした〜い!!」
ニナ「お嬢様、順番ですよ!」
その後、こねこちゃんの次に、シズカをなでなでやスリスリでき、マルも大喜び。そしてマルの猫耳ビームをもう一度浴び、こねこちゃんとシズカは元の姿をに戻れたのでした。
アカネ「だ〜か〜ら〜!あたしまだカエルのままなんだけど!?」
こねこちゃんが人間、シズカちゃんが猫なるお話はいかがでしたか?次回はクロギツネちゃんがキツネ耳少女になります!お楽しみに!




