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オーダー104:ワクワクアフレコ見学

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

 ある日のカフェチャーミーキャットにて、

 水彦は、こねこちゃん、春人、シズカ、アカネとこんな話題で盛り上がっていました。


アカネ「ミュナの魔法英雄伝?」


シズカ「知ってる! 夏に公開予定のアニメ映画だよね!」


水彦「そうそう! 氷を司る女魔法使い・ミュナが正義の魔法使い達を率いて世界の平和を守るファンタジーものなんだ!」


こねこちゃん「うわ〜、面白そうだね!」


春人「氷の魔法使いが主役か…。夏にピッタリな内容だね!」


水彦「でさあ、近日に登場人物の声優も発表されんだ! マユタンもオーディションを受けたみたいだから益々楽しみなんだ!」


 アニメ映画「ミュナの魔法英雄伝」の見どころを元気いっぱいに教える水彦。

 しかも声優であるマユ子も、その作品の登場人物の声のオーディションを受けたとのこと。

 それを聞き、こねこちゃん達は興味津々(きょうみしんしん)でした。




マユ子「水彦くん、みなさん!」


 するとそこへ、マユ子が慌てて来店してきました。


シズカ「あ、噂をすれば」


こねこちゃん「マユ子ちゃん、いらっしゃい!」


水彦「どうしたんだいマユタン? そんなに慌てて」


マユ子「実は私、『ミュナの魔法英雄伝』のオーディションに合格したんです!」



 なんとさきほど話題にしていた作品の登場人物の声のオーディションに合格したことをカフェにいるみんなに報告したマユ子。

 当然こねこちゃん達は驚きました。


シズカ「良かったね、マユ子ちゃん!」


水彦「さすがはマユタンだ!」


アカネ「で、で、やっぱりその勝ち取ったキャラは主役のミュナだよな!?」



 誰もがマユ子が主人公のミュナの声優として合格したのではと思っていました。

 ところが…


マユ子「いえ、ミュナではありません」


こねこちゃん、春人、シズカ、アカネ「え?」


 なんと、マユ子がミュナの役ではなかったのです。

 そのことに唖然あぜんとするこねこちゃん達。

 そこへ、水彦はマユ子の役について教えてあげました。


水彦「実はマユタン、ミュナが溺愛できあいしている猫型モンスター・フローズンフェザーキャットのエミリーの役を受けていたんだ」


マユ子「私の好きなキャラなので、合格できて良かったです!」


 マスコットキャラとはいえ、自分の好きな役に受かったことに喜んでいるマユ子。

 彼女の大ファンである水彦も安心していました。



マユ子「しかもさらに朗報で、みなさんを映画のアフレ見学にご招待することが決定したのです!」


こねこちゃん達「アフレコ見学!?」



 しかも滅多に見ることができないアニメのキャラに声を当てるアフレコの現場に、こねこちゃん達を招待すると言いだしたのです。

 マユ子のさらなる説明によれば、いつもマユ子を応援している友達へのお礼として、映画の監督が許可したとのこと。


水彦「ああああアフレコ現場にぼぼぼぼ僕が…!?」


 アニメや声優好きである水彦は、アフレコ見学に行けることによるあまりの嬉しさに、水彦は体だけでなく、声まで震えていました。


アカネ「おい水彦。一旦落ち着こうな」




 そして数日後、こねこちゃん、春人、シズカ、アカネ、水彦の5人は、マユ子の案内のもと、「ミュナの魔法英雄伝」のアフレコスタジオにやって来ました。

 ちなみに水彦は、同じアニメ好きである元太、アオネコちゃん、カオルにも声をかけたのですが、3人は用事があり、残念ながら見学には参加できなかったようです。


水彦「どうせならカオルくん達とも見学したかったな〜」


シズカ「仕方ないよ、用事があるんだから」


春人「ま、元ちゃん達分まで楽しもうじゃないか」


水彦「そうですね」


 元太達と来れず、残念がる水彦を、春人とシズカが励ましました。

 そうこうしているうちに、「ミュナの魔法英雄伝」のアフレコブースに到着する一同。



マユ子「着きましたよ。ここが今日見学するアフレコブースです!」


こねこちゃん「わーい! 到着〜!」


水彦「つ、ついにこの時が!」


 初めて来るアフレコブースに興奮するこねこちゃん達。

 するとそんな一同の前に、1人の女性が現れました。



???「マユ子ちゃん、案内ご苦労様」


マユ子「アヤさん! おはようございます!」


 彼女はマユ子と並ぶ人気声優にして、主人公のミュナの声を演じる風島アヤという女性声優です。


水彦「ほ、本物の風島アヤさんだ!」


シズカ「この人がミュナの声優さんなんだね!」


こねこちゃん「顔も声もキレイだね!」


アヤ「ウフフ、ありがとう」


 こねこちゃんに褒められ、天使のように優しく微笑むアヤ。



アヤ「それじゃあマユ子ちゃん、そろそろ始めましょうか!」


マユ子「はい! よろしくお願いします!」



 マユ子とアヤはアフレコブースに入り、ついに映画の登場人物に声を吹き込む作業が開始されました。

 こねこちゃん達もガラス越しから彼女達のアフレコの風景をのぞいていました。

 まずは主人公・ミュナを演じるアヤの番。


アヤ「あたくし自慢の氷の力を受けてみるといいですわ!! すべては、王女様の健康とご発展のために! それではみなさん、行きますわよ!」


 ミュナが活躍している映像に合わせ、アヤはミュナを豪快かつクールビューティに演じていました。

 その演じ方に、見学しているこねこちゃん達は、感激していました。


水彦「やっぱりアヤさんはすごいなぁ…!」


アカネ「あぁ、声優にうといあたしだけど、そのすごさはビンビン伝わってくるぜ…!」



 次はいよいよマユ子の見せ場。

 ミュナが相棒であるフローズンフェザーキャットのエミリーを溺愛するシーンのアフレコが行われます。


水彦「ついにマユタンの見せ場だ…」


 マユ子だけでなく、見ている水彦も緊張していました。



アヤ「いや〜ん❤️ エミリーは今日も可愛いですわ❤️ 癒されますわ〜❤️ よしよしよし〜❤️」


 さっきのようなクールビューティー感じとは違い、

 チャーミングで、エミリーに対してデレデレな感じでアフレコするアヤ。

 その驚きの代わりように、こねこちゃん達はさらに驚いていました。


アカネ「さっきと全然違うじゃん!」


シズカ「やっぱり声優さんってすごいね…!」


こねこちゃん「うんうん!」


水彦「マユタン…がんばれ…!」


 そしてついにエミリーを演じるマユ子のアフレコが始まります。



マユ子「ミュー! ミューミュー!」


 映画のマスコットキャラであるエミリーは、「ミューミュー」と可愛い鳴き声を発します。

 若き人気声優のマユ子は、見事に可愛くアフレコしていました。


春人「マユ子ちゃんも引けを取らないほど上手だね!」


シズカ「ホント上手だよね、水彦くん! あれ? 水彦くん?」



 みんながマユ子のアフレコに喜んでいる一方、

 なんと水彦は、マユ子とアヤの可愛くて微笑ましいアフレコにより、目から感動の涙を滝のように流していました。


アヤ「エミリー♪」


マユ子「ミュ〜♪」


水彦の心の声「マユタンにアヤさん…2人の人気声優が究極のハーモニーを生み出している…! 最高だ…! 最高すぎる…! レッツ…ヘブーンズ…!」


 水彦は感動の涙を流しながら、心の中でそうつぶやいていました。





 その後も色んなシーンのアフレコが続き、

 今日の分のアフレコは終了しました。


マユ子、アヤ達「お疲れ様でした!」


マユ子「みなさん、いかがでしたか? って水彦くん!?」


 なんと水彦は、涙を流した後、感動のあまりに気絶して倒れてました。


水彦「やっぱりマユタン最高…」




 その後、「ミュナの魔法英雄伝」は無事に公開され、続編が制作されるほどの人気作になるのですが、

 それはまた別のお話。



今回、アニメキャラとして登場したミュナさんは、

エピックセブンというゲームのヴェローナさんをモチーフにしてます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「ミュナの魔法英雄伝」! とても楽しそうなアニメ映画ですね!   拝読しつつ、自分もこねこちゃんや水彦くんたちと一緒にアフレコ見学しているような、ワクワクした気分になりました。 [一言] …
[良い点] 104話読ませていただきました! まさかのこねこちゃん達がアフレコスタジオを見学! ミュナさんやエミリーちゃんへのアフレコシーン可愛かったり、水彦くんが感動するシーンも面白かったです!
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