オーダー100:チョコパフェを作ろう!
感想や評価、ブックマークも大歓迎です!
汗が流れ出るほどの蒸し暑さと、
気温が30度にもみたないほどの涼しさが
入り混じる9月半ばの鈴夏町。
汗をかきながら、シズカがカフェチャーミーキャットに来店して来ました。
シズカ「こねこちゃん、春人先輩! こんにちわ!」
こねこちゃん「シズカちゃんだ!」
春人「やぁ、シズカちゃん!」
シズカ「今日も汗がダラダラ出ちゃいますね」
春人「ま、ある程度涼しいだけありがたいけどね」
暑さと涼しさが入り混じる外の感じの話題で盛り上がる春人とシズカ。
すると、こねこちゃんが、シズカにこう言い始めました。
こねこちゃん「シズカちゃん、私、チョコパフェ作りたいの!」
シズカ「チョコパフェ?」
こねこちゃんは目を宝石のように輝かせながら、チョコレートパフェを作りたいと言い出したのです。
さらにそこへ、春人が作りたい訳をシズカに教えてあげました。
春人「実は昨日、偶然テレビでチョコパフェを見て、作りたくなったみたいなんだ。」
シズカ「なるほど! そういうことならもちろん手伝いますよ! 他ならぬ店長の提案ですからね!」
こねこちゃん「ありがとう、シズカちゃん!」
シズカもチョコパフェ作りに賛成し、こねこちゃんは大喜び。
こうして、こねこちゃん達3人は、お客さんがいない間見計らい、チョコパフェ作りの試行錯誤を練り始めました。
こねこちゃん「メインのアイスはチョコ味のソフトクリームが良いな!」
春人「コーンフレークも欠かせないよね!」
シズカ「一口で食べれるチョコブラウニーもトッピングするのはいかがでしょ?」
春人「いいね⭐️」
こねこちゃん「賛成〜♪」
※ブラウニーとは、チョコレートケーキの一口サイズバージョンのお菓子です。
それからしばらくして、春人がネットで注文した2台目のソフトクリーム絞り機が届き、こねこちゃん達は、本格的にチョコパフェ作りに取り掛かりました。
絞り機から出したチョコ味のソフトクリーム、コーンフレーク、さらにこねこちゃん手作りブラウニーなどをトッピングしていきました。
そして次の日、アカネ、水彦、あきえ、マユ子、ハムスターさん、元太の6人が、さっそく新メニューのチョコパフェの試食のために来店して来ました。
こねこちゃん「新作のチョコパフェ、召し上がれ!」
アカネや水彦達「いただきまーす!」
さっそくチョコパフェを一口食べてみるアカネ達。
濃厚なチョコ味のソフトクリーム、カリカリのコーンフレーク、そしてしっとりとしたブラウニー、それぞれ材料が美味しさを補い合い、食べたみんなを幸せな気分にしました。
アカネ「チョコパフェもうまっ!」
水彦「今まで食べたパフェの中で1番美味しいかも!」
マユ子「すごく美味しいですね、水彦くん!」
ハムスターさん「チョコソフトはもちろん、コーンフレークにブラウニーも最高やで!」
元太「異議なしっス!」
チョコパフェのあまりの美味しさに、今日もアカネや水彦達は大喜びしていました。
あきえ「今回もまあまあね」
でも相変わらず、美味しくいただいているものの、素直な感想を言わないあきえなのでした。
アカネ「素直じゃねぇなぁ」
水彦「ツンデレ乙だね」
シズカ「とにかく、みんなに喜んでもらえて良かったね、こねこちゃん!」
こねこちゃん「うん!」
春人「せっかくだし、このチョコパフェをより美味しそう名前に改名しよう!」
シズカ「どんな名前が良いですかね?」
こねこちゃん「う〜ん…。スーパーハッピーチョコパフェなんてどうだろう!?」
春人「なるほど! すごく幸せなチョコパフェかぁ!」
シズカ「素敵だね!」
アカネ「いやいや、長いしありがちな名前じゃね?」
あきえ「そんなことないわ! 私はそのネーミング、賛成よ!」
元太「あ、そこは素直なんだ」
アカネのツッコミを否定し、珍しくこねこちゃん達の意見に賛同したあきえ。
こうして、こねこちゃん特製チョコパフェ改め、スーパーハッピーチョコパフェは、新メニューと加わり、瞬く間にカフェチャーミーキャットの人気メニューの仲間入りしたことは、言うまでもありませんでした。
今回登場したチョコパフェは、ミニストップの新メニュー・ショコラプレミアムソフトを参考にしました!




