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記憶を無くしてから3ヵ月後、春。
私は、王都にあるクレシェント学園に通うことになりました。
クレシェント学園は、王都にある学園で剣や魔法、勉強を教える普通科と騎士になるための剣を教える騎士科がある。学園には社交界デビューする16歳の年から入学できる。
学園には寮もあるので本当は家から通わせたかったお父様とお母様を説得して、渋々だったけど寮に入ることができた。ただし、侍女としてメイド長のエルサさんの娘、リサを連れていく事を条件に。
リサは、私の2歳上で歳も近いし、メイド長の娘で信頼できるかららしい。
「失礼いたします。おはようございます。お嬢様」
「ん〜、…おはよう」
いつも起こしてくれるリサの声が聞こえ、まだ少し重い瞼を擦りながら起き上がった。
「お嬢様、お支度をさせていただきますのでこちらへ」
リサに連れられて衣装部屋きた私は、そこで支度を整えさせられた。着替えが終わると化粧台の前に座り、髪を整えもらった。
「お似合いですよ、お嬢様」
「そう、ありがとう」
鏡を見ると青空のような水色のワンピースを着せられ、可愛い蝶のアクセサリーで飾られていた。
支度が終わったので、朝食を食べるために部屋を出た。朝食はいつも寮にある食堂で食べてから学園に向かっている。寮は3階建てで男女に分かれていて私が住んでいるのは2階で、食堂は1階にある。
食堂で、カウンターでトレーや食器を受け取り、好きな料理を取り終えた後適当に空いてる席に座って、朝食を食べ始めた。
「いってらっしゃいませ、お嬢様」
「ええ。いってきます」
寮に通っている生徒は、寮から1人で学園まで歩いて向かうため、寮の前でリサと別れて学園に向かった。




