実録、うちのスカイプ友達の外人がおかしい件2
やはり外人は色々とおかしい。
オイルにひたしたリンゴで腹をマッサージする。
謎のマッサージを外人から説明された。
キュウリの使用方法についてはよくわからなかった。
スカイプ終了後に検索を色々かけてみたが該当するものが無い。
ひょっとしてこれも彼のアメリカンジョークだったのだろうか。
今日の外人は先日手に入れたというセー○ームーンのTシャツを着て、いつにない笑顔であった。
外人はイケメンである。
めちゃくちゃいい笑顔である。
ナイスガイというやつなんだろう。
でもセー○ームーンのTシャツである。
さっきまで素っ裸で奇妙なマッサージ、詳しく聞いたところによるとセルフマッサージらしい、をしていたとはとても思えない。
電子工作について話しながらも、マッサージが頭から離れない。
パ○ュームの新曲のPVの振り付けが中国拳法、外人は昔やっていたらしい、だという会話をしながらも、やはりキュウリが気になってしょうがない。
言葉の壁よりも、多分これは私のコミュニケーション能力の問題なんであろう。
どう聞けばいいのかよくわからなかった。
そんな外人だが、私は一度だけ彼にひどいことを言ってしまったことがある。
アニメの話をしているときである。
『最近のアニメだと外人は何か気に入ったのはある?』
彼は比較的昔のアニメが好きらしいので、ふと気になって聞いてみた。
そして彼があげたタイトルを聞いた瞬間、私は思わず言ってしまったのだ。
『それ、原作はたしかエロゲだよね』
『エロゲってなに?』
『えっと……アダルトゲーム』
いつも陽気な彼が、途端にひどく動揺した。
『lcvまいrrひおhgくぁ:おrg』
そして早々にスカイプを終了させることとなった。
それ以来、なんとなく触れてはいけないのだと思い、この話題は外人と私の中でアンタッチャブルになっている。
私にとって、アメリカはきっと異世界だ。
オイルにまみれたリンゴとキュウリでマッサージして、エロゲの話題はタブー。
ところで、どなたかわりと真面目にこのマッサージをご存知ないだろうか。