第零話 ~人物紹介~
始まりました、六人の作者による合同執筆小説、RAINBOW。
もともとは一つの本がきっかけで出会った僕らですが、こうして作品を作り出すことができて、とてもよかったと思います。
どのようなものになるかわかりませんが、六人の主人公たちと一緒に、最期までついてきてくだされば幸せです。
さあ、七人目のメンバーになったつもりで、物語を見届けてください!
※この下にある長いのを読む気がない人へ。その気持ちには限りなく共感できるので、一番下に必要最低限のことだけ(名前だけだけど。能力についてはどっかで説明来るので問題なし)まとめてみました。他の作者には怒られるかもしれないから内緒だよ?
◇旅人プロフィール◆
~1人目~
名前:クラディー・ウェル(通称『クラ』)
性別:男
種族:人間(本人曰く『一部を除く』らしい)
年齢:17
武器:『封魔刀』 銘:フォーティトュード《不屈》
――――――――その刃で触れたいかなる魔法をも吸収して丸一日かけ魔力にし、持ち主に還元する力がある(封魔)。防御にはとても便利だが、きっかり24時間経たないと吸収した魔力を使えないのがネック。
見た目:黒目黒髪な約175cmの(やや)長身で、いかにも無邪気な顔つきで、軽く恰好を変えるだけで本人の演技力とも相まって女の子にも見えるようになるほどの優男風。また、表情により15ぐらいにも20代にも見え、どちらととってもおかしくないような雰囲気がある。
基本戦術:本来は剣、拳、魔法となんでもこなすオールラウンダーなのだが、自分のことをまだまだ弱いと思っているので実力で押し切るより精神戦や演技力で相手の動きを封じてからトドメをさす、といういわゆる『セコい』戦い方をよくする。だからなのか、演技に関してはなかなか上手で、地形などの利用も抜群に上手い。
ただし性格的にウソはつかず、相手の心の傷には触れない、といったポリシーも持っている。
特殊能力:①空魔法
――――――――常に持つ『フォーティトュード』のせいで普通の魔法は使えない。その為自己流で作り上げた(とはいえこの世界、約五割の魔法使いがそれぞれ自己流でやっているのだが)魔法を使うが、魔法体形が特殊すぎるので知り合いが見ればどれほど変装しても一発でばれてしまう。また、一人で作っているので数がイマイチ少ない。いまだ構想中。全て『星』や『虹』など、空ないし宇宙に関係したものとなっている。
②瑠璃の氷眼
――――――――普段は黒い左目。自由意思により光を放つ澄んだ瑠璃色になり、この状態になると氷を始めとした、様々な低温を操ることができる。その威力は並の魔法を軽く上回り、しかも反動がないため彼の魔法に氷や冷気を操るものは(作って)ない。色々と応用が効くので、『翼』の形にして文字通り空を飛んだり(スピードは出るがやたら精神的に疲れるらしい)、腕に冷気をまとわりつかせリアル版『れいとうパ〇チ』なども可能。
ただ、これまた目立つので人前ではなるべく使わないようにしている。
ちなみに右目は普通の目。
性格:そこそこ・・・・否、やたらと明るい。人当たりもいい。が、シリアスな時は極端なまでにシリアスになる。良くも悪くも振れ幅が大きい。
経歴:子供のときに『何か』あったらしく、小さいときのことはなかなか語りたがらない。どうも、『氷眼』と何か関係があるようだが・・・・・?
今はなにかしら目的があって旅をやっているようで、『氷眼』『大空の魔砲使い』はその時につけられた二つ名。その他にもいくつかの二つ名があり、そちらも含めそこそこ有名。
別に傭兵ではないのだが、似たようなことをして生活の助けにしている。そのうちちゃんとした傭兵として登録しようかな、とは本人の弁。
ほぼチートのように聞こえるが、実際は何故かそうでもない。
また、人間以外の種族にやたらと知り合いが多い。合計すると人間の知り合いより多かったりする。
~2人目~
名前:サージャ・エリナシス
性別:女
種族:人間(父)と魔人(母)のハーフ
年齢:16
武器:薙刀(銘:『永遠』)
↑魔人が作ったものだから、決して朽ちない
見た目:肌は薄茶、灼眼、緋色の髪。身長は165cm位。整った顔立ちだが、基本無表情。時たま見下したようにニヤッと笑う。
基本戦術:武器である薙刀を使うか、受け継いだ魔力(炎属性)を使う。
薙刀に魔力を込めることも可能。無感動にざっくざっく行ってしまうタイプなのでよく怒られる。
何事にも無感動なので、相手を痛めつけたり、精神攻撃吹っかけたり……しれっとやってしまう。
特殊能力:①魔力行使
母の血筋が高貴だったからそれなりに使える。代々伝わる秘技も練習済。
②透視
所謂千里眼。でも未来は見えない。ただ相手(物体でも、人間でも)の能力を一瞬で理解できる優れもの。
しかし基本的に自分の目的遂行のためにしか使わない(他人には教えない)。
経歴:ぶらりぶらぶらと世界中に散らばる、両親の『形見』を探して旅をしている。昔は快活な少女で器量よしとされていたが、15歳の時に魔人に母親を殺され(父親は既に他界)、現在では人に関心がない、あまり人と付き合わない根暗な性格へ。いつか母親殺しの魔人を殺してやろうと思ってる。
~3人目~
名前:ライト・カシオウス
性別:男
種族:人間(母)と魔人(父)のハーフ
年齢:16
武器:剣・刀(銘:日本刀「雷切」、魔剣「パラドックス【矛盾】」)
魔剣「パラドックス」の特殊能力:世界を渡る力
隠された能力:一度だけ、時間を24時間巻き戻すことができる【タイム・パラドックス】
もともと魔剣だったのだが、それに気付かなかったライトが、さらに自分で魔力を付加。
普段は黄金に輝いているが、ライトがキレて、半魔人の力を使うと、禍々しい赤紫色の光を纏う。
日本刀「雷切」は、雷に耐性が異常なほどあり、振るっただけで雷撃を切り飛ばすことが可能。
立花道雪が実際に使っていたもので、現代の日本に行ったライトが入手。帰還する。
見た目:短い金色の髪に赤色の瞳。長身で痩身。肌の色は白。
髪の色が変わる代わりに、母の死と自らの出生に関する真実を知ったストレスで皮膚の色素が抜け
た。
所謂、アルビノ。ただし髪の毛だけは金色のまま。
基本戦術:剣と刀を使い分ける。敵が魔人だったり、固い鎧等を身に着けていれば剣、普通の人間等
を相手にするなら刀を使う。
雷属性の魔法を使うことも可能。というより、他の属性の魔法はあまり使えない。
が、応用がかなり効いて、地面の中に含まれる鉄などを電磁石に変え、操ったりもできる。
電導性が一定以上ある、非生命体なら、自分を起点に半径5メートルの範囲で操れる。
しかし物凄く精神力を消耗するうえ、集中を切らすと一気に効果がなくなるので、あまり使わな
い。
普段は冷静沈着だが、最愛の母のことで何か言われたり、自業自得以外で大切な人(この場合は一
緒にいる仲間)を傷つけられたりするとキレる。
キレると意識が飛び、背中から深紅の翼が生え、髪の色が白に変わる。(魔人化)
そして敵を倒し終えると糸が切れたように失神し、母が殺された時の夢を見る。
特殊能力:①魔人化
上記のとおり。
②存在斬撃
世界や次元を渡る力を利用した斬撃が放てる。
敵の背後に一瞬で回りこんだり、敵と自分の距離を零にして攻撃したりとややチート。
が、基本的に人間相手には使わない。
平常時の魔人にはあまり効果がないため、トドメに使うことが多い。
経歴:自分が十歳の誕生日を迎えた日に母親が何者かに殺され、近所のおばさんの家で育てられた。
が、十五歳になった時、自分の父親を名乗る魔人が現れ、自分の出生と母を殺した犯人につい
て知る。その時は自分に力がなくて母の仇であった父親を殺すことができなかったため、復讐
を誓ったライトは、剣の修業を始める。
伝説の魔剣(一応彼の持つパラドックスのことだが、本人はまーったく気付いていない)が現
れたと聞き、それを手に入れるために旅に出る。
途中、一回父親と遭遇し、戦ったが負け、自分の持っていた剣が折れた後、剣を買う金もなく
働き口を探している間に、ボロボロのただの剣を手に入れるが、それが本当は伝説の魔剣だっ
たというのに、気付かずに自分の魔力を込めて魔剣化する。
冷静沈着、というよりはもう冷たいといった方がしっくりくるような性格で、皮肉を飛ばすこ
とが多いが、実は優しい性格。
自分では復讐のために余計な感情は捨て、冷淡な性格になろうとしているが、上手くいってい
ない。そのためか、自分の弱みを見せたり、慌てた状態や優しい性格など、自分の感情の動き
を見られるのが極端なまでに嫌い。
~4人目~
名前:ジェンナ・オパール・ヴァロウ
性別:女
種族:不明。(人間以外の血が混じっていることは確か)
年齢:16と本人はいうが、13~14にしか見えない。
武器:碧く輝く魔剣(伸縮可能)
見た目:銀髪翠眼。髪は長いが、男装をしているため、帽子で隠している。
身長は155㎝程と小柄。絶壁ですw
基本戦術:魔剣は縮めておき、短剣のようにして持っている。
急に伸ばしたりして不意打ちする。
魔法は回復魔法や、光・音の魔法が得意。
ポーカーフェイスなので、先読みがされにくい。
性格:静か。というより話さない。表情も無いに等しいほど。思考回路は完全に女子なので、
ボロが出ないように無表情を保っている。本来は明るくて、優しいが軽くツンデレ。
女子の時と、男装している時では、別人のようになる。が、滅多に男装をとくことは無い。
人によって態度は特に変えたりはしない。別に誇り高いとか、そういうつもりは本人にはなく、
『金を持っているだけの奴にどうして頭を下げるんだ?』と、真面目に思っている。
一方、尊敬した人ヘの敬意を払い方は、普通ではないほど。
特殊能力:①ポーカーフェイス…本気で表情を消すと、滅多なことでは先読みができなくなる。
これを破った人は、今までで一人。
②音探索…元は一般的な魔法。戦闘中に使うことが多い。
一定の周波数の音を出し続け、跳ね返ってきた音で状況を把握する。
使い慣れすぎたので、ルーンを唱える必要がなくなった。
特殊能力とは少し違うかもしれない。これのおかげで、ポーカーフェイスが強化されてい る。
経歴:旅の目的は本人さえ分かっていないらしい。ただ、旅を続けることが目的で旅をしている。
過去に女一人で旅をしていた為に事件に巻き込まれ、それが原因で男装をしている。
~5人目~
名前:レヴィオス・ヴェルベント(Revios Velbent)
性別:男
種族:本人は人間と公言しているが、真実は定かではない。
年齢:19
武器:雷の属性を宿した魔剣。
彼の魔力を増幅させる効果を持つ。
他にも能力があるらしいが、今の彼には使用できない。
彼にとってこの魔剣はただの武器ではなく、精神面で繋がっている。
但し、魔剣に人格はない。
銘は「クリード(信条)」
外見:身長は180弱
長めの濃い銀髪にコバルトブルーの瞳。
性格:普段は穏やかで比較的寡黙・冷静
初対面では近寄りがたい雰囲気だが、意外と親しみやすい。
仲間には絶対的な信頼を置く。
戦術:瞬発力を活かした剣によるスピーディーな攻撃が得意。
魔法(雷&氷)も使う。
能力:①魔力加護
魔剣の加護により、簡単な魔法ならルーンの詠唱無しで使用可能。
②自然治癒
高い治癒力を持ち、軽い傷なら常人を遥に凌ぐ速度で回復する。
③精霊召喚
契約した精霊を呼び出し、その力を行使できる。
しかし、媒体として魔石が必要。
精霊の強さは魔石の持つ魔力に比例する。
また、魔術師などが作り出す魔石より、
自然に生み出されたものの方が精霊と同調でき、
より強い力を発揮できる。
経歴:己の過去については全く語ろうとしない。
現在、傭兵行為をしながら各地を放蕩中。
~6人目~
名前:ルノーラ・ノア(愛称、ルノ)
性別:女
種族:人間
年齢:本人が覚えていないため、よく分からない。外見は、十八、十九くらい…
武器:白と黒の魔剣(銘はない。あってもどうせ覚えられないとも言う)
見た目:純白の長髪(今のところ)に、タンポポ色の瞳。色白で、身長165センチくらい。
極度の寒がりなので、つねに厚着。魔法のかかったケープをいつも着用している。
基本戦術:炎系の魔法で豪快にゴォォォッと。魔法全般なんでもいけるけど、周りの温度が下がるような魔法だけは使わない。本気になったときだけ、背中の、双剣を抜く。剣を抜いても攻撃の豪快さは変わらない。
性格:とても明るくて人懐っこい。ルノの対人関係は、嫌いな人、友達、よく知らない人しかいない。ちなみに、友達は、仲間も、そこらであったおばさんも入る。全部平等。特にこの人が…って言う感情が分からない。(本人が気づかずに、分けていることはある)基本みんな名前呼び捨て。
特殊能力:①魔法
魔法はかなり得意で、何の魔法でも使える。十八番は炎系。使えば使うほどうまくなる。攻 撃方法は豪快、一気に広範囲に攻撃することが多い。でも、友達は巻き込まないように注意する。
②人格が入れ替わる。白と黒の魔剣と関係があって、二つの性格を、それぞれ鋲で留めているような感じ。いつもは白人格だし、滅多なことで、黒人格は出てこない。キレたときだけ、黒人格に入れ替わり、攻撃力が増し、冷たく、凶暴になる。こうなったらなかなか手がつけられない。敵が明白な場合、見境なく、殲滅しようとする。黒人格を続けると、だんだん髪が先から黒に染まっていく。白に戻ったときに黒い部分は切るから、髪の長さで、最近キレたかが大体分かる。
経歴:幼い頃に、何者かに両親を殺される。その記憶は、死ぬ間際に母がかけた魔法により、消滅したが、特別に人を思う感情を理解できなくなった。(本人はそのことを知らない)両親は、かなり魔法に精通した人物だったよう。ルノの過去を知らない人には、とても明るく、快活で、良い子だと言われているが、同時に、「あの暴走っぷりが何とかなってくれたらねぇ…」とも言われている。
前書きで言ったことを守れなくてすみません。
初回はキャラ設定だから、まだ物語は始まってません。
次回からは、本格的にスタートすると思いますので、今一度、お待ちください。
一人目(男)
クラディー・ウェル(作中では基本『クラ』で統一)
※備考:中二病ど真ん中な設定の人。邪気眼だし。
二人目(男)
ライト・カシオウス
三人目(女)
サージャ・エリナシス
四人目(女)
ルノーラ・ノア(作中では基本『ルノ』で統一)
五人目(男)
レヴィオス・ヴェルベント(多分略される運命にある可哀そうな人。だって普通に読むと長いもん)
六人目
ジェンナ・オパール・ヴァロウ