表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/157

1〜5話のまとめ

クオンタム・ダイナミクス社の新入社員、中川莉子なかがわりこです。1〜5話のまとめをお話しします。


まず、「ライフコード」について簡単に説明させてください。これは、人生の状態を-999から+999の数値で評価し、私たちの意思決定をサポートするシステムなんです。左手首のデバイスで常に自分の評価値を確認できるんですよ。


隣の席の真島樹ましまいつき先輩はまだ21歳なんですけど、天才プログラマーで、ライフコードの開発の中心人物なんです。開発チームには橘澪たちばなみおさんっていうサブリーダーもいて、24歳なんですけど、AIエシックスの専門家として樹先輩をサポートしています。


そんなとき、不思議なことがあったんです。最終テストの前の晩に、樹先輩が『4D F8 00 0F F9 F8』という謎のメッセージを受信したんです。でも翌日のテストは予定通り行われ、ライフコードは無事正式稼動、政府に納入されました。


それから半年くらい経って、ライフコードの利用率が90%を超えたんです。凄い速さで普及して、みんな評価値ばかり気にして行動するようになって...私も正直、気になっちゃいます。そんな中で、突然樹先輩の評価値が急落したんです。801から498まで下がっちゃって。周りの人の態度が変わって、先輩もすごく不安そうでした。


ライフコードの仕組みは複雑なんですけど、簡単に言うと、みんなの行動をシミュレートして評価値を出すんです。最初は健康のことは考慮してなかったんですけど、今は病気まで予測できるようになったみたいです。

ウェアラブルデバイスでいろんな情報を集めて、AIがそれを分析しているんです。個人の行動予測だけじゃなくて、社会全体の状況把握とか、システム自体の進化にもAIが関わっているみたいです。


ライフコードの基盤AIの開発者でもある御厨みくりや博士のすすめで、樹先輩、精密検査は受けるって言ってたみたいですけど、システムがこんなに早く進化しちゃったことに戸惑いを感じているみたいです。


私たちの物語はこんな感じで進んでいきます。社会の変化とか、評価値の影響とか、AIの進化とか、いろんなことが絡み合っていて...正直、私もどうなっていくのかドキドキしています。でも、樹先輩のことを信頼していますし、きっと大丈夫だと思います!


続きは6話から!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ