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“魔術雑用課”の三角関係  作者: 桐城シロウ
第一章 彼と彼女の始まり
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1.待ちに待った運命の出会い

 



 運命の出会いがあるとするのならば、私と彼のそれはまさしく運命そのものだった。そう、例えばこの時この瞬間、レイラ・キャンベル男爵令嬢である私が何も知らなくとも!



 何も知らなくとも罪は罪だ。無知は罪なりだなんてそんな、そんなどうしようもない、残酷な言葉に今でも打ちひしがれている。



 ああ、どうか、誰も何も私の罪を知らないままでいて────────…………。














「アーノルド様。本当に私が決めてしまっても大丈夫なんですか?」



 凛とした生真面目な高い声は、彼女の人柄をよく現していた。ほんの少しだけ堅苦しいそれは、いつだって後ろから甘く突き崩してやりたい欲求に駆られてしまうもので。多分、あの熱とあの甘い声は自分だけが知っている。



「……ああ、そもそもの話。お前のバディを決める為の面接だしな。別にそれで構わない」



 ぎしりと、デスクの椅子に背中を預けて欠伸を発した。ここはエオストール王国の首都リオルネにある、魔術トラブル対応総合センターの「日常魔術相談課」である。またの名を“魔術雑用課”────ただし蔑称なので「日常魔術相談課」の職員たちはそうそう、口にすることは無かった。



 ただ、自虐的な会話の流れで使用することはある。「まぁね、俺たちはなにせ“魔術雑用課”だから仕方が無いよ!」といった風に肩を竦めて、お互いに笑い合うのだ。



 それなので、彼ら彼女たちをそう呼ぶのはあまりお勧めしない。少々長ったらしいが、彼らを「日常魔術相談課」の職員さんとでも呼んで欲しい。たとえ、他部署の連中どもが何の悪気もなくそう呼んでいたとしてもだ。腹が立つ。



 都民のお困りごとを魔術で解決してゆくのが主な業務だからか、他の部署からは楽でいいよなと馬鹿にされてしまいがちである。それでもそんな“魔術雑用課”の職員でも、いわば国家公務員扱いの国家魔術師なのだが。



「うー、何だか緊張してきた。私が採用か不採用かを決めるんですね……」



 婚約者のレイラが不安そうに呟く。本日十二時半からの面接希望者の履歴書を握りしめ、先程からデスクに座ってはうんうんと唸り、不安そうに溜め息を吐いている。そこまで心配するようなことだろうかと思いつつ、デスクに座って熱い珈琲を啜った。爽やかな苦味が鼻を抜けて、その香りを堪能する。昼時で誰もいない、日常魔術相談課の部署に静寂が訪れる。



 ここには婚約者であり義妹でもある、部下のレイラと部長の俺しかいない。どこまでも灰色のカーペットが続く白い壁紙の部署には、灰色のデスクが並んでいるだけで特に何の特徴も無かった。



 だが、それぞれのデスクの上に領収書やら書類やら紙飛行機やらが散乱していて、整理整頓がまるで出来ていない。むさくるしい野郎どもがひしめきあっているならではの、この汚さ。やや潔癖症気味な自分にとっては恐ろしく耐え難いことだが、何とかぐっと耐えている日々だ。



 下手にパワハラだのなんだの騒がれたくないので、やんわりと注意するに留めている。それで改善されるのであれば多分、俺の部署は今頃綺麗に整理整頓されていることだろう。



 そしてそんな汚い部署の背後には、大きな窓が広がっていて中庭の樫の木が揺れていた。ただ俺のデスクだけが、それに背を向けて配置されているため、まるで見えないのだがまぁ、気にしないようにしている。これはデスクの汚さと同様、言っても無駄なことなので何か言ったことは無い。



「アーノルド様。本当に私が決めてしまって大丈夫なんでしょうか……?」



 少し離れたデスクで彼女がこちらを見つめていた。俺が編み込みをしてやった緩やかな黒髪は長く、白い額を出して、ふんわりとした可愛らしい雰囲気で鎖骨まで下ろしている。紫水晶のような深い紫色の瞳は、どこかあどけなく可憐で森の栗鼠を連想させるものだった。



 白い肌に、亡き父親譲りの美貌と華奢な体。かろうじて幸いだったのはあの、エドモンさんの儚げな雰囲気を受け継がなかったことだろうか。彼女は儚げというよりも健康的で、その可憐な顔立ちだけがよく似ている。もしかするとそれだけでもう、義理の父親であるハーヴェイに執着されているのかもしれないが。



 それからレイラは俺と同じく、日常魔術相談課の制服を着ていた。これは金色の釦が並んだ紺碧色の制服で、首元まで詰まったデザインはどこか軍服を連想させる。その国家魔術師としての装いがこの上なくお上品で、思わず脱がせてしまいたくなるような、そんな風にしてこちらの劣情を散々に煽ってくるものだった。



「……別にそう心配しなくても大丈夫だ。どうせ、長続きしないだろうからなぁ~」

「アーノルド様はまたそんなことを言って! でも今回は男の人ですよ、だからきっと大丈夫、」

「男でも俺に惚れる奴は惚れる、あまり期待しないことだな」

「うぐ、それは確かに、そうかもしれませんけど……!!」



 がたりとレイラが立ち上がって、メモ用紙を片手にこちらへとやって来た。二十二歳になった今でも、こうして彼女は不安になると俺の傍までやって来る。それを愛おしく思う反面、まるで保護者のような扱いに年々苛立ちが募ってゆく。



 目の前までやって来たレイラがこちらに背を向け、デスクに腰掛ける。その片手にはメモ用紙が握られているのだろう、それを熱心に読み始める。手にしていた珈琲を置いて、自分の腕時計を確認する。



 本日の面接は十二時半から、只今の時刻は────十二時十四分。日常魔術相談課の部署から応接室は歩いて五分ほど、いや、()()()()行けばものの数分で辿り着く。昼時の部署には誰もおらず、遠くからは微かに、人の笑い声と喧騒が聞こえてくるばかりで。



 静かな陽光が自分と彼女を照らしていた、その距離はほんの僅かなものだった。そう、本当に手を伸ばせばすぐにでも、触れることが出来る距離で────……。



「アーノルド様? ちょっと分からない所があって質問なんですけど、」

「レイラ? 俺と二人っきりの時は敬語をやめろって、何度もそう言ってるだろ?」

「んぅっ!?」



 彼女がこちらを振り向いた瞬間、くちびるを強引に奪った。何も我慢など出来なかった。いや、我慢する気なんて最初から無かった。頭のおかしな父親が勝手に決めたこととはいえ、俺と彼女は婚約者同士なのだから。たとえ彼女が、俺のことを兄のような存在としか思っていなくとも。



 細い腰を捩って逃げようとする彼女の頭を強く押さえ込んで、無理矢理振り向かせる。柔らかいくちびるにそのまま舌を捩じ込んでやって、ねっとりと濃厚に甘い歯茎をなぞってやり、舌を吸い上げてみると、彼女の腰がびくりと跳ね上がって、必死にこちらの胸元を押し返してきた。それに堪らなく興奮して、頭を押さえ付けて深く舌を挿入する。



 暫くそうして楽しんでいると、徐々に体の力が抜け落ちてきた。醜悪な欲望がとてつもなく満たされてゆく。荒く息を吐いて、角度を変えてキスをして絡め合って、何度も何度も夢中で時間を忘れてそれらを繰り返して。



 レイラが紫色の瞳に涙を浮かべ、俺が流し込んだ唾を飲み干すのを見て震える。ああ、駄目だと分かっているのにどうしても止まらない、やめられない。彼女の潤んだ紫色の瞳が見える、伏せられた睫は長く、その肌は雪のように白かった。黒髪を熱く絡め取ると、女性特有の花のような香りが立ち昇った。



 両親を亡くしたばかりの幼いレイラを、自分の手で育ててきたからこその嗜虐心と欲望だった。こちらをまるで兄のように無邪気に慕ってくるレイラは、年を追うごとに美しくなってきて、こちらを見上げてくる眼差しは少女のものとなって、やがては清楚で可憐な女性となった。



 そうなってしまえば今度は大事に大事に育ててきた、可愛いレイラを滅茶苦茶に穢したくなった。何も知らないような美しい彼女を欲のままに穢して嬲って、骨の髄まで、その悲鳴を啜り上げて。かと思えば蕩けるように甘やかして、グズグズに溶かして、舐めて可愛がって。



 可哀想にと耳元で囁いてやって、その目の端に浮かんだ涙をそっと拭き取ってやりたくなった。とにかくも俺は彼女のすべてに酔い痴れている、酒瓶を抱えた男のように目を閉じて。



 俺は父上のことを笑えないじゃないか、だって自分はこんなにも彼女に執着しているのだから!



 父上が執着していたハミルトン子爵の娘に、親子揃って執着しているだなんて、どうにもこうにも笑えない話だった。もしかすると俺は、父上からこの頭のおかしな執着を受け継いでいるのかもしれない。



 そう考えればふと、エドモン・ハミルトンという名前の男が心底気の毒に思えてくる。ああ! それでも死人は冷たい土の下で眠っているしかない。この世とあの世はこうして隔絶されている。



「っと、そういや。十二時半から面接があるんだったな……」



 ふっと離れて自分の濡れた口元を拭い、ついでにレイラのくちびるも親指の腹で拭ってやる。



「にゃっ、にゃにふるんれふか、とつぜん……!!」



 紫色の瞳は涙で潤み、その白い頬は赤く染まっていた。ぞくぞくとした甘い震えが腰に走ったものの、ここは昼間の職場なので自重して、何とか目を逸らす。後ろの椅子へと座り直すと、レイラはこちらを向いたままデスクに両手をついて、ぜいぜいと息を荒くさせていた。



「悪いな、レイラ。これから面接なのに。そんなに舌が回っていなくて大丈夫か?」

「だっ、だれの、せいらとおもっへ……!!」



 それを見たアーノルドが、腹の満ちた獣のような笑顔を浮かべて腕時計を確かめる。



「ああ、ほら? もう十二時二十四分だぞ? ここから応接室までそう遠くはないといえ、そろそろ向かった方がいいんじゃないのか?」

「っアーノルド様のバカ! このっ、ムッツリスケベ!!」



 真っ赤な顔でそう叫ぶと、ばたばたと慌ただしくデスクへ戻っていった。そんな真っ赤な顔で罵倒されても興奮するだけなのだがおそらく、遠くの方からぎりぎりと睨みつけてくる彼女はこのことをよく理解していない。



「念の為にもう一度言っておくが、レイラ? 採用か不採用かはお前が決めろ。いちいち俺に確認しなくてもいいからな?」



 その様子をもう少しだけ堪能したくて、あえて上司らしい言葉を選んでそつなく微笑みかけてやる。こちらを睨みつけてくる彼女の神経を、優しく逆撫でしてやるかのように。



「……了解です、()()。それでは時間も無いので、()()()行ってきますね?」

「ああ、()()()行ってこい。今度からはもう少し、時間にゆとりをもって行動するように」



 くっと低く喉を鳴らして笑うと、部署のドアノブに手をかけていた彼女が勢い良くこちらを振り返って口を開く。



「っアーノルド様なんて大っ嫌い! このっ! 考えなしの節操なし!!」



 そんな彼女の叫び声と共にばたんと強く、ドアが閉まった。それを見て笑い、肩を揺らす。ああ、どうしようもないな。俺も。ちゃんと分かっている筈なのに。













(ああ! もうっ! なんであんな風に自分勝手なんだろう、あのムッツリスケベ!)



 レイラはそう憤慨しつつ、面接希望者が待っている筈の応接室へと向かっていた。本日のエオストール王国は春の快晴で、長く続く廊下の窓からもそれが窺える。



(あーっと、口紅落ちちゃってるよね? 手鏡手鏡、ってそんなの確認している暇も無いか! それに確かロッカールームの鞄の底に、鏡が埋もれていたような気が……!!)



 真っ赤な絨毯に淡い淡い、春の透明な陽光が射し込んでいた。空が青い。



(良かった、廊下に誰もいなくて。情けない顔を見られずに済む……)



 どうして、どうしてあんな風なひとになってしまったんだろう。私が小さい頃はあんな感じのひとじゃなかったのに。もっともっと優しくて穏やかで、ずっとずっと、私の頼れるお兄さんでいてくれたのに。



(アル兄様……もう一度、そんな風に呼べたらいいのになぁ)



 それは最初に私が捨ててしまった呼び方で、捨てるべきではなかった呼び方。私は育ててくれた義理の両親に恩返しがしたかったのだ。だから兄のような存在のアーノルドと結婚して、淋しがり屋な義理の父親である、ハーヴェイに喜んで欲しかったのだ。



(……いいや、それはただの綺麗事だ)



 本当は私は、愛して欲しいのだ。亡き父親の代替品ではなく私だからこそ愛していると、そう言って欲しいのだ。



「ハーヴェイおじ様……!!」



 私がお父様にそっくりだから、娘として引き取ってくれたのだ。もう一度父親を手にしたいだなんてそんな、おぞましい罪人の私が?



「そんなのは馬鹿げている、私は、私は」



 亡き父親の最期の呪いが両肩に食い込んで、今もなお離れない。お父様は一体どうして最期の最期に、あんな呪いをかけて死んでしまったのだろう?



 ああ、理解なんかしたくない。私はおぞましい罪人だ、だからアーノルドに言い寄ったのだ。それまで優しい兄のような存在でいてくれた、アーノルドを少しでも異性として意識したくて。そうやって彼と結婚したら、義理の父親にも喜んで貰えるから。



 ほんの少しでも私という存在を、お父様抜きで愛して欲しかったから!



 アーノルドとの結婚こそが、自分に課された贖罪のような。そんな気もしたから。私が彼の執着を引き出したのも同然だ。先程の激しいキスだって何だって、責任を取って受け入れるべきだろう。彼は私のことを愛してなんかいないけれども。あの日の夜も怖い怖いと、ずっとそうやって呪文のように唱えていた。



 それでも一番怖かったのは、存分に甘えられる存在を失ってしまったことだった。もう、真夜中に悪夢を見ても慰めて貰えないのだと。私の好きなお菓子を焼いてくれていたようなひとも、どこにもいないのだと。レイラは甘えん坊だなと困ったように笑って、抱き上げてくれていたのにと。



 愛おしい記憶の欠片が音を立てて飛び散って、二度と手に入らなくなった瞬間。あの瞬間が一番恐ろしくて怖かった。泣いて泣いてしがみついていると、可哀想にと優しい声が降ってきて、首筋を血が出るまで噛まれてしまって。その傷口を猫か何かのようにそっと舐め取って、彼は妖艶な微笑みを浮かべていた。



 鋭い銀灰色の瞳が煌いてまるで、夜空に浮かんだ月のようだった。それを見て息を飲んだ瞬間の動悸を、今でもはっきりと思い出せる。彼は美しいひとだった、どうしようもなく。



 歪んだ執着や自己嫌悪の無い、真っ当で純粋な恋愛がしてみたい。それは近頃抱えている悩みの一つで、おそらく一生解決されることのない悩みだった。アーノルド以外のまともな男性と恋愛が出来たら、それはどんなに幸福なことだろうか?



 私はおぞましい罪人なのだからきっと、そんな風に幸せになるべきではないのだろう。そんな普通の幸せは、普通の女の子にしか与えられない。胸が潰れるような、そんな惨めさをとことん味わっていた。



「っとと、うっかり通り過ぎてしまうところだった、はー……」



 きゅきゅっと、黒い編み上げブーツの踵で急停止する。目の前には重厚な木の扉があって、優美な金色のプレートには“応接室”と刻まれている。緊張を解すように、深く深く、息を吸い込んでは吐き出していた。



(……よし。私は大丈夫、大丈夫だから)



 ドアを見上げて、こつこつとノックをする。「どうぞ」と中から響いてきた低い声に、何故か胸の奥がぎゅっと締め付けられた。



「失礼します、私は日常魔術相談課の────……」



 目に飛び込んできたのは、眩い陽射しと鮮やかな赤髪。それ以上は何も言えなかった、何の言葉も紡げなかった。こちらを射抜いてくるのは淡い琥珀色の瞳で、精悍な顔立ちによく合っている。彼は黒いスーツを着て、紫色のネクタイを締めていた。



「戦争の、英雄がどうしてここに……」



 はくはくと喘ぐように呟いてから、後退った。背中に扉が当たって下がれなくなる。戦時中の新聞で見た、彼の通称は。



「かえんの、悪魔……」



 間違いない、確実に。彼は戦争の英雄“火炎の悪魔”。自分の祖国を喜んで滅ぼしたひと。泣き叫ぶ民衆の前で実の叔父夫婦である、元国王と王妃の首を容赦無く刎ねたひと。



 血も涙も無い冷酷非道の“火炎の悪魔”、我がエオストール王国の英雄。戦場を炎の魔術で焼き払った、一等級国家魔術師。



「……きみの、名前を聞いても?」



 彼はどこか呆然としながら、そう訊ねてきて。突然の問いかけに反応が遅れたものの、意外にもすんなりと答えることが出来た。



「レイラです、レイラ・キャンベル……」

「そう。レイラ、レイラ、レイラちゃんか……レイラちゃん?」

「は、はい?」



 彼がゆっくりと私の名前を呟いて、象牙色の顎に手を添える。気難しい顔をしていた、何かを深く考え込んでいる時の顔。そしてにっこりと美しく微笑み、次の瞬間、凄まじい速度でこちらへとやってきた。



「へっ!? やだやだ、何っ!? なんで!? ちょっと待ってストップ、一旦ストップ!」



 背中までの赤髪を揺らして、ぐっと目の前で立ち止まる。どうしよう、背が高いし目つきも鋭くて怖い。それなのに、こちらへ手を伸ばしてきた。



「本当にちょっと待って、誰か助け────……」

「レイラちゃん、君のことが好きだ! 俺と結婚してくれ!!」



 がしっと、凄まじい勢いで両手を握られる。戦争の英雄“火炎の悪魔”が跪いて、プロポーズしてきた。その淡い琥珀色の瞳は心底嬉しそうで、薄っすらと涙が滲んでいる。



「はっ、はいぃっ!?」



 ああ、天国のお父様お母様。どうやら私は、初対面の男性にプロポーズされてしまったようです。しかも私の記憶が正しければ、この方は我が国の戦争の英雄なのです────……。



(しょ、初対面でプロポーズしてくるとか、このひとの頭は絶対におかしい……!!)





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