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蓼食う虫も好き好き  作者: じゃみ(√226+22x)²=596
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初めまして、急展開です

昨日は散々だった。

あれから俺の行くところについてきて「ほんとに俺の事わかんないの?」とか「俺の事が分からないなら切腹しろ」とかさらには「弘樹の家にいっていい?」とか言いやがるからどうかしてる。

今日もあいつが俺の元に来るのだろうか。


だが、二つだけ気がかりなことがある。

一つはあいつは俺の事を沢山知っているのに、俺は何も知らないこと。あいつの名前もまだ知らない。何故か名乗ろうとしない。どうにかして思い出させようとしてくる。

そしてもう一つはあいつから何か懐かしいオーラを感じることだ。


うーん…


「きゃっ!」

考えながら廊下を歩いていると女性とぶつかってしまった。しかも、よく見ると絶世の美女だ。

可愛い、美しい、綺麗だ、どの言葉すらもその美しい姿を表せるレベルのものではない。


「大丈夫ですか?」

俺は必死に声を出した。

「ええ、大丈夫です」

「初めまして、運命の人です」


???


へ?


「ですから!私はあなたの運命の人なんです!」


訳が分からない。

この子は何を言ってるんだ?

その後、彼女のアピールにより仕方なく、彼女と付き合い、5年の交際期間を経て、俺達は見事にゴールインした。


なんてことは一切なかった。


ぶつかった彼女は自力で立ち上がり、平然と歩いていった。

俺も立ち上がろうとしたけれど、その時腰に激痛が走った。ぎっくりになってしまった。こんなことになってしまうなんて、びっくり…

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