表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蓼食う虫も好き好き  作者: じゃみ(√226+22x)²=596
1/2

始まりの始まり

今日から大学生。これから真新しい匂い漂う新設のキャンパスでこれから青春色の大学生活を送る。


桜の木々が両端を彩る、校門から校舎への道を歩く。俺は春が大好きだ。冬に溜めたエネルギーを放出しているように感じ、冬を乗り越えた喜びを感じられるから───


「おーい、弘樹ー」


20メートルほど後ろだろうか、背中から声をかけられた。

俺を知ってるやつなんて居たか?

高校では気が置けない仲間といえる人はいなかった。だから俺に声をかけるような人はいない、はずだ。と、色々考えながら後ろを振り返る。

170センチあたりの男の人だ。ん?


「何してんだよー、居るのなら連絡しろよなー」


え?誰だ、こいつ?マジで見たことがない。

いや、この人は俺に対して話しかけてないのかもしれない。そう思い、歩いていた方向を見たが、誰もいない。


「どこ見てんだよ、俺だよ、俺」

そう言って、その男はにやっと笑った。

いや、だれやねん。


今日から大学生。これから真新しい匂い漂う新設のキャンパスでこれから青春色の大学生活を送る、はずだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ