第三話 学校でのスキルの冷遇と昇格
学校編です
書きたいように書くので楽しんで見てください
僕は学校にいくためにミリーの家に行っていた
「ミリー学校いこ?」
「ちょっとまって!!」
「わかった」
「いつもうちの娘がごめんねシュバルツくん」
「いえ僕も元気つけられてますから大丈夫ですよ」
そうしてすこし待ったあとにミリーは走って飛んできた
「よしいこう!!」
「まってミリー!!」
ミリーは僕をおいて走り出してしまったいつもながら自由奔放に生きているな
学校についたらまずはスキルを書かされた
そしてランク分けされるらしい僕のスキルはだれも知れないスキルだからヤバイ気がするな…
そしてランク分けをみたら僕はFランクだった回りを見ると落胆していたり、喜んでいたりと様々だった
ミリーはAランクらしいやっぱり氷の魔法はかなり貴重で重宝されていた
教室はランクごとで分けられており教える内容も違ってくるそうだ
なんだか凄くスキルで優越される学校だな…
「ほかにどんな人がFランクにいるのかな?」
僕は新たな気持ちで教室に入ることにした
さすがに普通の教室だったけどなんかみんなどんよりしていた
話を聞くとFランクだと他のランクの人にいじめられたり標的にされることが多いらしいそのためかなりの人数が学校をやめるそうだスキル主義過ぎてなにか腑に落ちないところがあるな…
先生が来てまずは自己紹介になりスキルを聞くと跳躍小とか体力増加小とかだったりしていた
それでも使いようによっては上手く立ち回れるはずなのにどことなく諦めている感じもしていた
そして僕の番になった
「僕の名前はシュバルツ・グルーガーといいますスキルはカード召喚士というスキルで神父の人にも知らないスキルだと言われましたですが僕は自分のスキルを磨いて頑張っていこうと思ってます」
そうして発表をしたあと回りをみたらすこし笑われていた多分無駄な努力だと思っている人が多いんだと思う
でも一人だけ違う反応をした人がいた
「俺の名前はクライル・サーガだスキルは破壊のスキルを持っている以上」
そんな感じで僕は一人だけ反応の違うクライルくんに話しかけてみた
「聞きたいことがあるんだけどスキルの破壊って強そうに思えるのだけどなんでFランクなんだろう」
「破壊は無差別しか出来ないからだ!
ようは危険人物扱いってことだよ…
胸くそ悪い学校だ
それよりお前の親父は騎士だろお前も大変だな」
「そうだねいろいろ父様に教えてもらって気にしないことにしたよ」
「へんなやつだな騎士の息子ならもっと傲慢なやつだと思ってた」
「そんなことないよ日々精進が父様の格言だからね僕は凄く尊敬してる」
「そうかいお前になら話すがここの学校はスキルの優越でランクは最初は決まるが逆転もあり得る!
自分の方が強いって証明できれば上のランクに行けるらしいぞ」
「そうなんだはじめて知ったよ!ならなんでみんな諦めてるの?」
「スキルの差がでかいからだよ単純にスキルで負けてしまうって思い込んでるからな」
「そうなんだいろいろ教えてくれてありがとう今後ともよろしくクライルくん」
「クライルでいいよ俺もシュバルツって呼ぶぜ?」
「わかったクライルよろしく」
「あぁ」
そうして僕は学校でのはじめての友達が出来た
最初の数ヶ月は座学メインで進められて、ついに実践の授業になった
「こっから大変だぞシュバルツ」
「なんで?」
「俺達は見世物にされるからだよ」
僕は疑問におもいながら見ていたら剣術がうまいAランクの生徒がFランクの生徒をぼこぼこにしていた
なるほど見ものにするってこういうことかFランクの生徒みたくなるなってことなのか
「次、シュバルツ・グルーガー」
「はい」
「負けんなよ!」
「わかった頑張るよ」
相手は剣を持っていたそれは剣術のスキルを持っているのだろうな
僕はガドルさんの刀をもって対峙した
相手はそのまま突っ込んできてスキルだよりで攻撃してきた
父様に言われていた
スキルに頼りすぎるとろくなことがないとスキルをしっかり操れと言った意味がわかった気がする
僕は簡単に避けることが出来た父様よりも遅いから簡単だった父様との訓練は無駄じゃなかったんだと確信が出来た瞬間だった
そして動揺している相手に斬撃を飛ばして倒した
「そこまで!勝者シュバルツ!」
良かった勝つことが出来たでも先生たちの目が冷たいなぁ…
「クライル勝ってきたよ」
「あははは!おめぇマジで凄いな!教師どもの顔見たか面白いぞなら俺もやってみますか!」
「次クライル・サーガ」
「へぇー槍なるほどな…ならそれ破壊する」
そういうと槍が破壊されたクライルがいってた破壊は部分的にもできるんだ!
それだったらつよいかも知れない
ってことは僕と同じでだれも知らなかったことかもしれないこの世の中だれも知らないことがあるのかもしれない!
戦いはそのままクライルが買っていた
「それまで!勝者クライル!」
「クライル勝ったね」
「当たり前だ俺たちで上目指そうぜ!」
「頑張ってみるよ」
そうして実践授業は終了した僕とクライルはそのあと校長室に呼び出されてしまった
「なんの話かな?」
「さぁな」
そして僕たちは校長室にの前まで来てそんな話をしていた
「失礼します?」
「なんかようか?」
「君たちはスキルについてどう思う?」
「鍛えようによればいろいろな可能性があると思っています
それにまだまだ知らないことやわかってないこともあると考えてます」
「スキルあんまり関係ないな勝てばいいんだし」
「シュバルツくんはよく考えているんだね」
「クライルくんはスキルは関係ないとおもっておるのかね?」
「そうだなつよい方が勝つ!」
「私は君たちの意見は正しいと思っているだから君たちをAランクに格上げしようと思っているのだがいいだろうか?」
「ありがとうございます」
「ありがたく受けとく」
そして僕たちは学園では以上なほど早く昇格しました
―校長side―
「なぜあんな落ちこぼれに肩入れをするんですか校長!」
「私が彼らを気に入ったからだそれではだめか?」
「奴等はまともなスキルを持っていないですよ」
「それなのにAランクにかったんだよ?」
「くっ…後悔してもしりませんからね!」
はぁやれやれスキルスキルそれしか考えていないやつしかいないな…
伝承の勇者はまともなスキルを持っていなかったと言われている
私はその可能性を信じてみたい、彼らの考え方はその可能性を秘めている
もし伝承通りに魔王が復活をして行けばこの世界を守れるものは本当にいるのかどうか…