1章 スレイヤーズブラッド 1
おかしなところがあるかもしれませんがよろしくお願いします。もしあればご指摘お願いします!
ここはどこだ?
第37層迷宮区。スレイヤーズブラッド配信から早1年が過ぎ、現在までに36層までクリアされてきた。このゲームは迷宮区の最奥にいるボスモンスターを倒すことにより階層が上がるという形式になっている。簡単に言えばソー〇ア〇ト・オンラ〇ンと同じだ。そんな最前線に1人の少年が迷い込んでいた。初期装備を身に着けたその少年は迷宮区途中にある広場の真ん中で佇んでいた。
少年の名は[haruki]
実際に名前からとったプレイヤーネームはべたと言えるものだった。ちなみに本名は須賀春樹、都立青陵高校に通う高校1年生である。と、そんな感じな軽い自己紹介はさておき、ここからどうするかを無い頭を使って考え始める。
・・・・・・・・・思いつかない。
ここを通るプレイヤーに助けを求めるか自力でここを脱出するか。この2つの案はこの現状的に難しいものだと気づく。前者は冒険者がここに来るまではここに残らなくてはならない。そうすると後者も自動的に無理となる。だって、・・・レベル1の俺が最前線のモンスターに勝てるはずがないからだ。
だからと言って《メインメニューウインドウ》がうまく機能しないことに対し何もすることができない。説明書に書いてある利き手の人差し指と中指を掲げ真下に下すことによって出てくる《メインメニューウインドウ》の中にある《ログアウト》ボタンと《コール》ボタンという運営に何か不具合を伝達するための問い合わせサービスなのだが、なぜかオプションには無かった。
考えれば考えるほど何も考えつかない・・・。
「オワタな・・・」
落胆して諦めかけていたその時、「ぐるるるるるるるるるる」と、うなり声があたりに響き渡る。
そこには犬獣がわんさかと出てくる。
「・・・・・・マジかよ」
もう苦笑いするしかな状況になってしまった。
戦おうにも敵の量も多ければ装備も悪い。ましてやレベル1。どうしようもない。
犬獣が少しづつ近づいては俺も一歩づつ後退する。
「ぐわっ」
先陣を切っている犬獣が大きく吠えながら襲い掛かってきた。
「うわわわわわわわわわわわ」
大声で叫びながら終わったなと確信していたその刹那、白い閃光が目の前を過る。
黒く染められた服を纏った少女だった。その少女は刀を構えた瞬間、犬獣に襲い掛かる。刀を手にとてつもない速さで犬獣たちを仕留めていく少女の剣技は目が追い付かないほどのスピードだった。一方、俺はその姿を唖然として見ているしかなかった。
変なところで終わってしまってますが出来るだけ早く続きをかきますのでど次回も読んでいただけるとありがたいです。次回もよろしくお願いします。