プロローグ4 日中開戦 and タイムスリップ
年が明けて2017年に。日本政府は戦争が終わり、事後処理で大忙しただった。さらに 事後処理だけでなく、次年度の予案など多くの問題あったのだ。
その後、日本政府が行った主なことは、
・日朝基本条約を結び、70年ぶりに朝鮮民主主義人民帝国(名前は、朝鮮戦争後に、変えられた。)と国交を回復した。
・食品、日用品を除いた品物の消費税の増税。増税後、消費税は10%に
・年金の審査の改革
・国防費の増加---2017年度には国家予算の6%に増加した。(4%から2%増加)
・自衛隊を国防軍とした
・国防軍の海外での行動をする法律を整えた。
特に国連PKO等に参加する時のために
・国防軍の装備品の販売開始
・人口増加計画
(子供が四人以上の家族には、高校、大学にも補助金を出すなど)
・防衛大学の定員増加。
・一般募集の兵士の定員増加。
・軍事衛星の打ち上げ計画。
などなど行った。
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そして、2020年になる。
この年は、二回目の東京オリンピックが行われた。
オリンピックの開会式では、ATD-Xと呼ばれていた戦闘機が、開会式でオリンピックと空に描いた。
これが、一般に初めて公開されたF3心神であった。
また、2020年には、国防軍の予算は、国家予算の8%まで増加した。
17式機動戦闘車は、高コストな割には強くなく、射撃性能も74式戦車と同じため、活躍の場が無いと判断された。
戦車の保有台数も300両の計画から500両まで戻した。それにより、戦車師団の雇用の問題も解決した。17式機動戦闘車と96式装輪装甲車のノウハウをもとにした、新たなる装輪装甲車の計画が始まった。
2018年から始まった10式戦車の販売では、シンガポール、インド、台湾などアジアの国に向けて販売した。
また、旧式の74式戦車を電子装備を外し格安で朝鮮帝国に売り、10式戦車の改造型を計画した。
さらに、朝鮮戦争の事を踏まえて、襲揚陸艦の必要性を感じたので、おおすみ型の発展型となるとドック型輸送艦の計画が始まった。
尖閣諸島を守るための航空母艦の必要性も感じられた為に、アメリカから原子力空母ジョージ・ワシントンをF35-Bを艦載機として購入した。
名前は、しなの型戦闘機搭載原子力護衛艦とされた。名前に航空母艦と入れなかったのは、あくまでも侵略の意図は無いと示したかったからだ。
この年には、ついにF35-Aが日本に納入された。
しかし、F35は操縦のしにくさや、整備の大変さによって国防軍からは、不評の戦闘機となった。
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2038年になる。
朝鮮民主主義人帝国(以後、朝鮮帝国とする)は、韓国を占領したことによって、多くの技術を手にいれた。そして日本企業を受け入れ、新たな工業地帯として発展した。ハンガンの奇跡の再来とまで言われるほど急成長した。中国製品よりも安い朝鮮帝国の品々によって、多くの市場を確保していった。また、軍事製品も大量に大量生産し、多くの国に売られて行った。数を揃えるなら中国製より朝鮮帝国製、いい質のものがほしいなら日本製、金が足りないなら諦めて中国製とまで言われるようになった。
極東の軍事情勢は、
中国、朝鮮帝国、日本、ロシア、台湾.....
となっていた。
朝鮮帝国の発展により中国経済は、大打撃を受けていた。
そのなかで、追い討ちをかけるように1/23に土地バブルが崩壊した。
中国は、旧正月どころではなくなっていた。
中国政府は、経済混乱を防ぐためにいろいろ行ったがどうしようもなかった。結局中国は、軍を動かし暴動を沈めた。中国政府としては、自国の経済に大打撃を与えた朝鮮帝国を攻撃し、民衆を押さえようと考えていた。しかし、軍は、朝鮮帝国の核を防ぐことは難しいと判断した。それによって、全てのもととなる。日本に攻撃することが決定した。
5/3日本人がゴールデンウィーで浮かれていた日にこと起こった。
沖縄が突如中国空軍によって攻撃された。
米軍基地、国防軍基地は、大多数のミサイルにより壊滅的な被害を受けた。
そして、それから7時間後には、中国軍による揚陸作戦が始まった。
中国軍は、航空母艦2隻を作戦に投入し、沖縄の制空権を確保していった。さらに大陸からの支援もあり、すぐには奪回できず、沖縄を奪われてしまった。
5/10に日本国防軍は沖縄奪回作戦を決行。
民間フェリーなどを借り陸軍の戦車や装甲車、ミサイル部隊も付き、 国防軍の沿岸警備挺を除いた全ての艦隊で行った。(事前に潜水艦は侵攻していった。半分は艦隊と合流していた。)空軍は、低気圧の中を抜けるこどが困難なため、早期警戒機の他に数機の護衛しか飛んでいなかった。
低気圧の中、艦隊を進めた。
これでプロローグは終了です。
次回から本編です。よろしくお願いします。
投稿は、明日中にしたい予定です。