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タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇  作者: 暁 楓
第3章 太平洋緒戦(破竹の勢いで進む日本軍)
78/80

第66話 帝都空襲ー2

長らくお待たせしました。

忙しくてあまり執筆をする時間が無かったものでして(;・ω・)




あるアニメから四人名前を拝借してきました。

皆さん分かりますか?

キャラは崩壊しているので許して下さい。


答えは、本編の下にあります。

 




 潜水艦伊300艦橋


 南部砲雷長

「日下艦長、魚雷の装填完了しました。

 いつでも撃てます。」


 日下敏夫艦長

「分かった。いつでも撃てると言っても敵はまだ来ないぞ砲雷長。

 そう、逸るな。このまま待機だ。

 絶対やつらはこのあたりを通るはずだ。敵の目標が日本本土ならばな。」


 太田航海長

「艦長、よろしいですか。このままここに止まると、後四時間程でこの海域をアメリカ艦隊は通過する予定です。我々は、どんなに持っても5時間で電池が切れます。

 もし、敵が遅れた場合に備えて蓄電池を充填をしておく事を進言します。」


 日下艦長

「そうだな。肝心な時に動けなくてはどうしようもないからな。

 よし、水中充填装置起動可能深度まで浮上せよ。

 対空電探、水中超音波聴音儀パッシブソナーによく注意しておけよ。

 いつでも潜航できるようにしておけ。いいな。」


 真田副長

「了解です。どちらも万全の体制にしておきます。」


 日下艦長

「それから副長、交代で食事を取らせろ。どんなに早くても4時間は来ないならば、今のうち取っとくべきだ。」


 真田副長

「分かりました日下艦長。

 主計課に伝えて来ます」




















 約二時間後、17:35


 電子科電探要員

「た、対空電探に反応ありです。」


 真田副長

「なんだと!」


 日下艦長

「よし、水中充填装置を回収しだい急速潜航せよ!」




 真田副長

「充填装置回収終わりました。」


 日下艦長

「よし、深度70まで急速潜航!」



「「よーソロー」」


 真田艦長

「深度70に到達しだい、機関停止せよ!」


 徳川機関長

「了解」



 伊300は航空機に発見されること無く、深度70まで潜航した。ある程度潜航してしまえば、航空機から見ているだけでは発見することは、困難だった。

 この時、伊300の上空を飛んでいたのは、F4Fワイルドキャット戦闘機であった。




 この伊300の性能は以下である。


 正式名称:潜高型一番艦伊300

 排水量:2,200t

 水中:2,900t

 全長:76m

 全幅:9.9m

 吃水:7.4m

 機関方式:ディーゼル・エレクトリック方式

 推進器:5翔式スクリュープロペラ×1軸

 出力水上:3,400 馬力

 出力水中:7,200 馬力

 速力水上:12 ノット (22km/h)

 速力水中:20 ノット (37 km/h)

 乗員:56名

 兵装:前部魚雷発射管×6門

 搭載弾数:16発

 実用潜航深度:140m


 この伊300は、日本海軍初の涙滴型潜水艦であると同時に、涙滴型潜水艦として世界初の潜水艦でもあった。

 伊300型は、一隻だけ作られた試験艦としての役割を持っていたのだ。この時代に実践配備された潜水艦の中で、最も水中作戦能力が高かった潜水艦である。

 この結果から以後、日本の潜水艦は涙滴型から発展していくようになるのだ。




















 その約二時間後、19:47


 聴音手

水中超音波聴音儀パッシブソナーに反応あり」


 真田副長

「来たか。」


 日下艦長

「当たったな。やはりアメリカ艦隊は、日本本土を目指しているようだな。ここで足止めをするぞ」



「「「了解です艦長」」」



 聴音手

「艦長、報告します。本艦一隻なので方角、距離、艦数は確実ではありませんが、敵艦隊は東北東、距離およそ30000にいると思われます。」


 日下艦長

「わかった。本艦はこれより戦闘になる。総員第一種戦闘配置につけ。」


 真田副長

「繰り返す、本艦はこれより戦闘に入る。総員第一種戦闘配置につけ。」




 日下艦長

「よし機関長、深度40まで上昇。」


 徳川機関長

「了解しました。」


 日下艦長

「砲雷長、装填されている魚雷は三本だったな。」


 南部砲雷長

「はい、艦長。

 本艦に搭載されている魚雷全てを装填してあります。

 本艦には、誘導魚雷二本と本部からの試作魚雷として渡された囮音源魚雷です。」


 日下艦長

「囮音源魚雷は、最後までとっておくか。

 誘導魚雷を発射と同時に潜航する。いつでも潜航できるようにしておけ。いいな。」


 南部砲雷長

「了解です日下艦長。」


 日下艦長

「おい、敵艦隊との距離は」


 聴音手

「敵艦隊との距離はおよそ25000です。」


 日下艦長

「このまま、この位置で敵艦隊との距離8000まで待機」








 聴音手

「敵艦隊とのおよそ距離10000です。」


 日下艦長

「まだだ。まだ、ここで待機だ。」






 聴音手

「距離、およそ8000です。」


 日下艦長

「いや、まだだ。」





 聴音手

「か、艦長、距離6000です。」


 日下艦長

「慌てるな。まだ、敵艦隊は気付いていないんだ。

 そうなんだろ。」


 聴音手

「は、はい。そうです。未だ艦隊でこちらに気づく事なく航行していると思われます。

 こちらに近づく艦音はありません。」


 日下艦長

「まだ、このままだ。これ以上先に行かせてたまるか。

 かならず、命中させなければいけないんだ。

 いいな。」


「「「「はい!」」」」


 日下艦長

「気付かれない限り、ここで3000まで動くないいな。

 物音ひとつたてるなよ。」





 聴音手

「距離3000です。」


 日下艦長

「よし、超音波探信儀起動アクティブソナー。敵艦を正確に捕捉しだい魚雷発射だ。」


 探信儀観測員

「打ちます!


 敵艦隊位置、左舷前方16°.距離3000です。」


 日下艦長

「よし、面舵回頭12°、回頭後、直ぐに魚雷発射!」




 南部砲雷長

「魚雷発射!


 艦長、囮音源魚雷を射つべきです。」


 日下艦長

「囮音源魚雷も射て!射ったら急速潜航だ。」


 南部砲雷長

「囮音源魚雷射て!」




 日下艦長

「よし、急速潜航せよ!」



 伊300は、魚雷2発を発射してからかなり深くまで潜航した。

 そして、アメリカ艦隊から捉えられる事なく逃げきったのだった。





















 第18任務部隊旗艦ホーネット艦橋



「あ、アクティブソナー音感知、距離3500です。潜水艦です。」



 ハルゼー大将

「なんだと!奴らは何を考えてるんだ。こんな近距離でどうするつもりだ。

 くそ、直ぐに駆逐艦を向かわせろ!」



「駆逐艦グレイソンからです。左舷に魚雷音探知だそうです。」



 ハルゼー大将

「くそ、行動早い!

 艦長、回避だ」



 ミッチャー艦長

「全艦、左に回避せよ」



「グレイソンからまだ、魚雷の航跡を見つけられないそうです。」



 ハルゼー大将

「まだ、見つけられないのか!

 これが、航跡の見えない魚雷というのか!散々船を沈めやがって!

 なんとしてでも見つけて回避しろ!」





 ハルゼー率いる第18任務部隊は、結局航跡を見つけられず2隻が被雷した。

 魚雷を受けたのは、最初に魚雷を発見した駆逐艦グレイソン 、そしてその後方を航行していた給油艦サビンだ。

 駆逐艦グレイソンは、艦首付近に命中し、艦首がなくなり航行不能となった。グレイソンは、総員退艦した後、味方の駆逐艦メレディスの魚雷で処分された。

 給油艦サビンは、艦左舷中央部に命中し爆発が起こり、それが中の重油に引火し、更なる爆発をお越し、魚雷か命中してから10分と立たずに沈んでいった。


 また、潜水艦伊300が残した囮音源魚雷は、それが潜水艦ではないと気付く事無かった。そして、謎の行動を取る潜水艦だと信じ、撃沈させるべく駆逐艦を後を追わせ、結局、囮音源魚雷は、自らの燃料が尽きるまでアメリカ艦隊を欺き、役目を果たした。


 この先、アメリカ艦隊は、いつ現れるか分からない潜水艦と見えない魚雷に怯えながら進んで行くこととなった

 翌朝に備え、アメリカ艦隊では着々と準備が進められていたのだった。














 もちろん潜水艦伊300は、アメリカ艦隊から無事に逃げきった。

 この功績が認められ、、誘導魚雷、囮音源魚雷は、量産されていく事となる。

 また、伊300の改良発展型の伊310型も10隻の量産が計画されるが、戦争の終焉と共に兵器が必要出なくなり、3隻作られただけに止まった。














答えは、宇宙戦艦○マトです。

そう、トマトです。最近夏バテで、それでも食べられますね。さっぱりしていて




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