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タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇  作者: 暁 楓
第3章 太平洋緒戦(破竹の勢いで進む日本軍)
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第39話 輸送船団護衛作戦―1

ちょっと5日も空いてすいません。

年明け早々忙しくて。もう、嫌になってしまう。



この間、読んだ本に山本五十六は、アメリカに居た中佐時代に、石油について調べる為にメキシコに一人で言ったときに逮捕されたらしい。

旅中にもかかわらず、メキシコの金に困っている友人にお金を貸してしまった。

貧しくなった山本五十六中佐は、安宿に泊まり毎食パンとバナナだけ食べていた。

そしたら、変な東洋人がいると通報され捕まったらしい。結局ワシントンの大使館に連絡してもらい、身元が判明し、助かったらしい。


本当なのかな?

 ――2月14日――13:23――


 通信兵

「古村艦長、『電探に反応あり』だそうです。先行する駆逐艦の夏雲からの報告で。」


 古村艦長

「おう、敵はどっちの方向だ?」


 通信兵

「この武蔵の位置から見て、南南東に約250kmだそうです。」


 古村艦長

「小沢司令、どうしますか?

 打って出ますか、それとも西に逃げますか。」


 小沢治三郎司令

「艦長、私は打って出たいが。今回は輸送船団の護衛が最優先のに任務だ。」


 古村艦長

「小沢司令、私もそれは同じです。」


 小沢治三郎司令

「今回は艦隊を半分に分ける。空母と輸送船を中心とした部隊は、西に逃げさせる。

 それは、第2航空戦隊の桑原中将に指揮を任せよう。彼なら飛行機の専門だ。問題なく守りながら逃きってくれるはずだ。

 私の乗る戦艦武蔵と戦艦金剛、比叡と重巡洋艦妙高、那智と第2水雷戦隊、第3水雷戦隊で、敵に攻撃を加える。戦艦榛名、霧島と重巡洋艦足柄、羽黒は、もしもに備えて空母の方にいってもらう。

 その間に輸送船船団は、逃げてくれ。夜になったらひとまず安心出切るからな。

 幸い、敵はまだこちらに気がついていないはずだ。

 航空機の采配については、桑原少将に任せる。そう伝えてくれ。

 あと、新型のあれを出してもかまわん、と伝えてくれ。もちろん上陸師団の奴も使っていいぞ。潜水艦は、脅威だからな。1隻の損失も無く逃げていものだ。」


 古村艦長とか

「「「了解です。」」」


 古村艦長

「しばらく艦隊は、南西に進みながら艦隊を分けてくれ。

 輸送船には、速力を落とすように言ってくれ。

 8ノットまで落としてもらえ。

 そしたらこっちもやりやすいからな。」


 通信兵

「無線使わない方がいいですよね。」


 古村艦長

「もちろんだ。夜になったら光を見られたら不味いが、夕方なら問題なしな。一時間以内に分け終わらせたいな。それは、伝えなくていいぞ。」


 通信兵

「了解です艦長。」




 通信兵

「艦隊の一番東南東側を航行中の駆逐艦初風から連絡です。『敵の艦載機と思われる機体発見。偵察機一機のみ。敵は既に無線で連絡済み』だそうです。」


 古村艦長

「さっさと撃墜してやれ。見方の零戦に場所を伝えておいてくれ。」


 それから直ぐに味方の急行した零戦によって敵の艦載機を撃墜したとの連絡が入った。












 同時刻、場所は南沙諸島南西。

 連合軍艦隊は、パニックになっていた。



 ――戦艦プリンス・オブ・ウェールズ艦橋――


 リーチ艦長

「フィリップス中将、もうワケわからないですよ!

 我々は、敵の潜水艦の音をまったく捉えられないばかりか、曲がる魚雷なんて!」


 フィリップス中将

「リーチ艦長、落ち着きたまえ。

 ジャップの新型兵器だろう。

 知り合いに海軍の兵器開発を担当しているやつが前に言っていたんだ『魚雷は、いつか相手を追尾出来るようになる。』ってな。

 しかしいずれか出来るっていた兵器を既に日本が開発しているとは。

 それでもあの魚雷は普通じゃないと言うのかね。」


 リーチ艦長

「フィリップス中将、呑気な事を言っている場合では、ありませんよ。

 既に、戦艦ロイヤル・オークは、魚雷でスクリューを1つ以上破壊されています。

 戦艦ロイヤル・オークからの報告では、魚雷はから、ソナーの音が聞こえたとか。

 さらに、最初にやられた見方の駆逐艦ジュピターに、アメリカ海軍の駆逐艦ポープもやられたんですよ。」


 フィリップス中将

「ジャップは、我々より、優秀な魚雷を持っていたという事だろう。違うかねリーチ艦長。」


 リーチ艦長

「我々、イギリスがジャップなんかにやられるはずがないです。」


 フィリップス中将

「リーチ艦長、現実を見るんだ。我々は、日本に兵器開発で負けていたんだ。特に魚雷という部門では。

 戦艦ロイヤル・オークは、護衛を着けて下がらせる。軽巡洋艦ダイナーと駆逐艦ストロングホルードと駆逐艦スコットをつける。」




 通信兵

「よろしいでしょうか、リーチ艦長。

 先ほど、偵察に出ていたシーファイアが平文で無線を送ってきました。『敵、輸送船団を発見。現在、敵機と』そこで途切れてます。

 たぶん、撃墜されたものと思います。」


 リーチ艦長

「なっなにっ! 新型機のシーファイアですら撃墜されてしまったのか。」


 フィリップス中将

「リーチ艦長、敵と空戦中にやられたと考えるなら、敵は複数だったのだよ。だから負けたのだ。一対一なら負けるはず無いじゃないか。」


 リーチ艦長

「そうですねフィリップス中将。

 ひさしぶりの戦闘で、少し興奮し過ぎていたようです。すいませんでした。」


 フィリップス中将

「わかったらよい。さっさと日本軍の輸送船団を撃沈してやれ。」


 リーチ艦長

「了解ですフィリップス中将。

 まず、戦艦ロイヤル・オークと軽巡洋艦ダイナー、駆逐艦ストロングホルードとスコットを除いた常態で、艦隊を組み直せ。

 15分で終わらせろ。いいな。

 移動中でも常に対潜警戒を怠るなよ。やつらの潜水艦は、かなり優秀のようだ。

 まったくドイツのUボートよりも厄介だな。」



 20分後

 リーチ艦長

「駆逐艦を護衛させながら、艦載機を発艦させろ。そろそろ潜水艦も振り切っただろう。

 アメリカからもらった古い機種だが、うちソードフィッシュより役にたつでしょう。

 さすがに、複葉機は古すぎますよね。ギリギリ、アメリカがディバステイターをくれて良かったですね。フィリップス中将。」


 フィリップス中将

「うちのソードフィッシュは、優れた機体だったが時代とともにな。まぁ、日本軍は相手ならまだもつはずだよ。

 今回は、シンガポールにおいてきてしまったがな。」


 リーチ艦長

「そうですねフィリップス中将。

 艦載機を出してくれ。敵の輸送船団を必ず多数撃沈してくれよ。」





 さっきの興奮から落ち着いたリーチ艦長は、嫌な予感がしたが、それに気付かない降りをして艦の指揮をとるのであった。

 リーチ艦長の予感は間違っていないのだった。


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