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タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇  作者: 暁 楓
第3章 太平洋緒戦(破竹の勢いで進む日本軍)
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第38話 英、欄、豪参戦

 ―― 1944年 ―― 1月10日 ――


 サイパン島、テニアン島の日本空軍南海方面軍所属の九十七式重爆撃機、一〇〇式重爆撃機による攻撃であっさりとグアム島のアメリカ軍は壊滅した。

 アメリカ軍グアム守備隊は陸戦要員30人と航空機う運用要員とてもすくなかったのだ。アメリカ空軍は、グアム島は回りの全方位を日本の島に囲まれており、防御するのは、絶対に不可能に考えていた。

 そのため日本軍、とく特に海軍の動きを監視するために残っていたのだ。[ もし、攻撃されたらすぐに降伏して良い ]という命令すら出ていたという。

 という経緯で、グアム島は呆気なく陥落した。




 ―― 1944年 ―― 1月15日 ――

 ついに、イギリス、オランダ、オーストラリアが日本に宣戦布告してきた。

 イギリス、オランダ、オーストラリアの3国の連合軍は、宣戦布告と同時にまずタイに進軍し、仏領インドシナにいる日本軍を撃破しようとした。

 イギリス軍は、シンガポールに守備隊一個師団だけを残した三個師団。

 イギリス領インド軍二個師団。

 オランダ軍は一個大隊。

 オーストラリア軍は二個師団。

 計八師団がマレー半島に集結していた。

 それに加え、イギリス海軍東洋艦隊、オランダ海軍、オーストラリア海軍、アメリカ海軍アジア艦隊が仏領インドシナに攻めこもうとしていた。



 それに対して、仏領インドシナを防衛する日本軍は、現在三個師団である。戦車師団が一個師団、砲兵師団が一個師団、歩兵師団が一個師団である。

 日本軍の各師団の内訳は、戦車師団は二式戦車大隊2つと九十七式中戦車大隊1つ、九十五式軽戦車改偵察中隊1つである。

 砲兵師団の内訳は、二式カノン砲大隊1つ、八九式十五糎加農砲中隊2つ、九六式十五糎榴弾砲2つ、後は要塞砲運用要員である。

 歩兵師団の内訳は、普通の歩兵大隊2つ、迫撃砲歩兵中隊2つ、偵察歩兵中隊2つと基地運営要員とトーチカ要員である。




 英、英印、欄、豪、米の五ヶ国の連合軍は、宣戦布告後10日でタイを陥落させ、仏領インドシナに進軍しようとしていた。





 イギリス、オランダ、オーストラリアから宣戦布告された日本軍は、準備していたフィリピン攻略作戦を急遽中止し、仏領インドシナの守るべく軍を派遣する事を決めた。

 しかし、海軍は約半数の艦隊がハワイに残っており、上陸師団の中でも精鋭部隊である第1~5上陸師団の内第2、3、5上陸師団がハワイに残っている。さらに、ハワイから戻ってきた第一航空戦隊は、新型空母信濃、新型空母大鳳に乗り替え、熟練航海を始めたばかり。そればかり運悪く、第一艦隊旗艦の大和は、ハワイから帰って来ていらい主機関の調子が悪くドック入りしたばかり。

 という中で、残りの艦隊を色々なところから集めてきて、急造した艦隊で護衛し、仏領インドシナに送り届ける事になった。


 旗艦を小沢治三郎中将の乗艦する戦艦武蔵とし、


 戦艦 武蔵、金剛、比叡、榛名、霧島

 重巡洋艦 妙高、那智、足柄、羽黒

 軽巡洋艦 長良、五十鈴、名取、川内、神通

 正規空母 翔鶴、瑞鶴

 軽空母 瑞鳳、祥鳳、龍鳳

 駆逐艦 50隻

 潜水艦 8隻

 輸送船 20隻

 上陸師団 戦車揚陸艦30隻+上陸師団旗艦型3隻(第1、6、7上陸師団)




 ―― 1944年 ―― 2月8日 ――


 この艦隊は、佐世保沖合い集合した。戦艦武蔵を先頭とし、他の戦艦を残りの四方向に着け、戦艦を五角形の様に配置した。そして、その中に輸送船、上陸師団師団の戦車揚陸艦を配置した。

 戦艦武蔵より先に潜水艦と駆逐艦3隻を先行させ、対潜警戒体制の輸送陣を組んで輸送船の速度に合わせて進んだ。

 空母からは、常に10機以上警戒機をだして警戒しながら進んだ。もちろん、武蔵には最新式のレーダーも積まれている。対潜警戒のためにやっているのだ。


 途中、台湾を過ぎた辺りでアメリカ軍だと思われる潜水艦を1隻沈めた。

 この海域に出る潜水艦は、日本軍のでなければ絶対に敵なのだ。容赦無く爆雷が落とされ、すぐに沈んだそうだ。しかし、無線が放たれた後だった。


 その2日後、武蔵のコンピュータからは、敵の暗号を解読し、英、欄、豪、米による艦隊に襲撃が、かけられる事がわかった。

 潜水艦に発見された為である。

 その後には、フィリピンから偵察タイプのB―24爆撃機が1日に数回やって来るようになった。もちろん、必ず撃墜している。それでも半分は、無線が打たれているのだ。

 そこで、小沢治三郎中将は、台湾方面空軍にフィリピンの爆撃を要請した。

 アメリカ軍のフィリピン航空隊が壊滅していくのは、また別のお話である。

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