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タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇  作者: 暁 楓
第3章 太平洋緒戦(破竹の勢いで進む日本軍)
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第34話 ウェーク島攻略作戦―2

この小説を評価してくださったみなさんありがとうございます。

今朝起きてみたら、日間戦記ランキング13位になってました。最高のクリスマスプレゼントになりました。ありがとう( ≧∀≦)ノ

 ウェーク守備隊基地司令部跡地


 フッド大尉

「これは、酷いな。だれか生きていないか確認しろ。」



「「了解です。」」




「あっ大尉いいですか。」



 フレッド大尉

「なんだぁ。」



「これ、無線機ですよ。3つありました。」



 フレッド大尉

「おおぅ。司令部に予備があったのか。

 で、だれも残っていないか。」



「見つかりません。」



 フレッド大尉

「じゃぁ、ここはもういいぞ。爆弾の直撃じゃぁ、流石に人は残らないか。とりあえず、滑走路と浜に地雷を埋めよう。空挺されたり、上陸されたり、したらたまらないかな。

 で、一体何人残ったんだ。」



「わからないですけど、大尉が一番偉いんじゃないですか。司令部にいた偉い人たちみんなのやられちゃいましたからね。」


 フレッド大尉

「ここが、重要ならもっと兵力寄越しときゃよかったんだよ。まったくなぁ。」



「そうですね。大尉」



 フレッド大尉

「俺達には俺達の出来ることがあるからそれをやればいいだけだ。

 ところで、対空砲何門残ったんだ。」



「対空砲として配備されたのが3基、40mm機銃が7基、20mm機銃12基残ってます。あと、海兵隊用の12.7mm重機関銃が20基あります。あとは、歩兵銃だけです。」



 フレッド大尉

「それしか残らないかったか。あんだけ爆撃機がいたから仕方ないな。地雷埋めにいくぞー。」



「「「 はい 」」」








 戦艦大和艦橋


 松田艦長

「山本長官。準備完了です。」



 山本長官

「じゃぁ、始めてくれ。細かい指揮は、松田艦長に任せるから。」



 松田艦長

「了解です。全戦艦に発光信号で連絡。大和に続き射撃を開始するように伝えろ。」



「了解です。」



 松田艦長

「撃てぇぇぇーー。」



『バキューーーーーーーーーーーーーン』

『バキューーーーーーーーーーーーーン』

『バキューーーーーーーーーーーーーン』



 松田艦長

「撃ち方やめ。

 駆逐艦に機雷が在るかどうか探させろ。」



「了解です。」



 松田艦長

「あと、上陸師団に連絡。掃海が終わりしだい上陸を始めるように伝えてくれ。」



「了解です。」






 ウェーク島南岸アメリカ軍守備隊


「大尉、何ですかあれ。突っ込んできますよ。」



 フレッド

「奴らは馬鹿か。船が座礁しちまうだろう。ふつう小型のボートで来るだろう。」



「そうですね。でも、なにか嫌な予感がしますよ。」



 フレッド大尉

「とにかく、人が降りてきたら、15基の重機関銃で対応するんだ。こっちに近づくまで穴から出るなよ。いいな。」



「「「「 了解です。」」」」




 フレッド大尉

「もう、突っ込んで来るぞ。気を付けろ。」



「止まりましたね。ビーチに突っ込んでいますね。あっ、船の先端が開きました。」



 フレッド大尉

「なるほど、一気に大人数で攻めてくる気だな。」



「大尉、戦車です。中から戦車が出てきますぅぅ。」



 フレッド大尉

「あれは、戦車を島に送るための船か。なるほど。

 とっとにかく、履帯をねらうんだ。そうしないと突っ込んで来るぞ。」



『『バッバッバッバッバッ』』



「重機関銃ごときじゃぁ、切れませんよ大尉。」



 フレッド大尉

「とにかく隠れ『『ドォーーン』』なんだ。」



「あっ、さっき埋めた地雷ですよ。履帯外れたいですよ。」



 フレッド大尉

「おおぅ。やったな。でも、たしかこっちには、30個し埋めなかったよな。7割は、滑走路に埋めたもんな。ミスったな。

 しかも、砲撃で地雷はどれくらやられたかわからんしな。」



「こんな、大胆にやって来るなんて思わなかったですもんね。」



「あっ、大尉、また別の小型の船が近づいてきます。」



 フレッド大尉

「こんどは、小さいのか。場所代われ。


 うん、あれは上陸用の船だな。目標を戦車からあれに代えるんだ。これ以上兵士が増えたらどうしようも無いぞ。」



「「「 了解です。」」」



「大尉、北岸にもあの船が来たらしいですよ。北岸は、地雷すら埋めて無いじゃないですか。」



 フレッド大尉

「ウーーーン」



「大尉、小型船重機関銃積んでます。もう、無理ですよ。敵増えすぎですよ。」



 フレッド大尉

「もう、降伏するしかないか。チクショーーーウ、ジャップのやつらめ。

 白旗を用意して上げろ。向こうに分かるようにな。」



「了解です。」





「大尉、白旗できました。」



「俺にかせ、俺が先頭を歩いていくからお前らは、武器を全員に解除させろ。まだ残ってるかわからないが、無線とスピーカー使って降伏と味方に伝えるんだ。」



「「「 了解です大尉。死なないで下さい。 」」」



「俺は死なない。きちんと帰ってくるさ。

 行ってくる。」









 ウェーク島攻部隊第一揚陸師団


 第一揚陸師団三番艦所属2号戦車


「車長、前から白旗をもったアメリカが来ます。」



「よし、確保しろ。

 全軍が降伏するのか聞くんだ。

 あっ、英語分からないな。八号車に分かる奴いただろ、名前なんだっけなええと竹下だっけ。」



「いえ、竹山です。」



「田舎っぽい名前なのは覚えていたんだがな。」




『8号車聞こえますか。』



『どうした、こちら8号車だ。』



『こちらは、2号車です。今、白旗を持ったアメリカがここにいるんですけど、英語が分からなくて。そっちの竹山かして下さい。』



『ちょっと待ってくれ。



 そっちにはいくから待ってろ。』



『了解です。』





「2号車来たぞ。その人だな。おい、竹下。あとは、その人とおまえが話してくれ。」



「はい、車長。


 I'm ……………………………」



「……………………」



「ウェーク島のアメリカ軍は日本軍に全軍降伏するそうです。」



「よし、とりあえず、母艦に連絡だ。」



『こちら、2号車。そちらは、三番艦ですね。

 今、アメリカ軍が、降伏すると言ってきました。どうしますか。』



『しばらく待ってくれ。三浦に聞いてみるから。』




『こちら、第一揚陸師団旗艦三浦だ。よくやった。これからは、全軍に一時攻撃を中止させる。その間に捕虜を全員にまとめるように。他の部隊には、こちらから伝えとく。』



『りょ、了解しました。』




「とりあえず、その人は8号車で頼む。うちらと一緒に島を回って降伏したと知らせよう。」



「分かった。行こう。彼に降伏したと喋ってもらうようにするよ。」






 12月26日8時16分ウェーク島は陥落した。

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