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タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇  作者: 暁 楓
第3章 太平洋緒戦(破竹の勢いで進む日本軍)
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第33話 ウェーク島攻略作戦―1

ウェーク島攻略作戦は、二部構成で書きました。

二部目は、25日に投稿します。


そろそろ年賀状書かなきゃいけない時期ですね。

私はいつも31日書いてます(笑)

 日本海軍は、太平洋上の拠点としてウェーク島に着目した。

 ウェーク島は、東京から約3200km、ハワイオアフ島から約3700kmの位置にある。これは、新型爆撃機銀河の航続距離内にあるのだ。

 つまり、ウェーク島を日本軍が占領すれば、爆撃機銀河は、ウェーク島で給油し、ハワイまで行けるのだ。

 すなわち、この銀河を改造した輸送機もハワイまで飛べるのだ。これからは、今までハワイまで10日かかって船で行っていたのが、一日で行けるようになということである。


 アメリカは、ウェーク島の他にグアム島、フィリピンなどをアジアの主な拠点としている。

 ということは、グアム島、ウェーク島が日本軍に取られるとフィリピンは、孤立するのだ。





 今回、ウェーク攻略部隊に選ばれたのは、ハワイ攻略艦隊として先陣を切った部隊だ。


 戦艦

 大和、武蔵、金剛、比叡、榛名、霧島


 空母

 赤城、加賀、瑞鶴、翔鶴


 軽空母

 瑞鳳、祥鳳、龍鳳


 重巡洋艦

 妙高、那智、足柄、羽黒


 軽巡洋艦、駆逐艦多数


 上陸作戦部隊

 第一揚陸師団、第四揚陸師団


 その他にアメリカ軍から滷獲した戦艦や空母の中でもう動けるものは少数の兵士と士官により動かされ、上の部隊に守られながらついてきた。


 これは、ウェーク島攻略には過剰な戦力だと反対する参謀もいたが、山本長官『日本に帰るついでだよ。ついでに土産をもってかえって何が悪い。』と言われどうしようもなくなったそうだ。





 ―― 12/26 5:30 ――



 山口中将

「山本長官、こちらは攻撃準備完了です。そっちは、どうですか。」



 山本長官

「こっちも問題ない。いくらウェーク島が要塞化されたからといってこの戦艦大和は負けないよ。」



 山口中将

「ええ、そうですね。我々は攻撃隊の発艦を終わりました。問題無く今回も作戦成功するはずです。まさか、ハワイが占領されて直ぐに攻撃されるとは思ってないでしょうね。」



 山本長官

「そうだな。直ぐに攻撃されるとは思うまい。」



 山口中将

「そろそろ、戦艦部隊を全機越えていくはずです。砲撃はお願いします。」



 山本長官

「任しておきなさい。」




 ―― 12/26 5:43 ――


 ウェーク島攻撃隊


 淵田大佐

「よし、全機機首上げて、高度4000mmまで上昇。

 あと、10分しないで攻撃目標の島だ。もう一度言うぞ、尖った一番でかい島が目標だからな。間違っても残りの小っちゃいほうに攻撃するなよ。そっちには、林しかないらしからな。」



『『『『『了解です(^^ゞ』』』』』



 そう言って全機高度を上げるのだった。






 ウェーク守備隊基地司令部



「カニンガム中佐、たっ、大変です。」



「急にレーダーが反応しました。なんだと!

 一体何機が来たんだ。」



「それがカニンガム中佐数えきれないんですよ。レーダーの故障かと思うほど大量に写ってて。」



「まぁ、いい。すぐに飛行隊に連絡。こっちには60機ものワイルドキャットがあるんだ。それに三ヶ月前にやっと設置し終わった14インチ砲もあるんだ。負けるはずが無い。ハワイにいた奴と違ってこっちは常に警戒してるんだ。」



「そうですね。ハワイにいて油断していたやつらとは違いますもんね。」



「こんな島に閉じ込められて我慢したんだ。ジャップなんか叩き潰してやる。」



「そうですね。叩き潰してやりましょう。」






 日本軍ウェーク島攻撃隊


 淵田大佐

「よし、目標は、あのでかい島だからな。いいな爆撃隊。」



「「「分かりました。」」」



 淵田大佐

「護衛戦闘機隊もきちんと仕事しろよ。いいな。

 おい、下から上がって来るぞ。全機注意せよ。」



「あ、あれはハワイにいた奴と同じです」



 淵田大佐

「やつは、でかい機体で落ちにくいから気を付けろよ。爆撃隊は、急いで滑走路を爆撃してくれ。たくさん上がってきたらめんどくさいからな。」



「「「 了解。」」」



 戦闘機隊(零式艦上戦闘機九九型)は、半分は爆撃隊(彗星三型)の護衛に努め、残りの半分は分散し上がってくる戦闘機(F4Fワイルドキャット)を落とすために攻撃態勢に入るのだった。






 ウェーク島守備隊基地司令部

 


「カニンガム中佐、まだワイルドキャットが上がりきってません。」



「いいから対空砲撃ち始めろ。」



「いや、上がっていく機体に当たります。」



「じゃあ、当て無いように撃て。」



「そんなむちゃくな。」



「あの位置に対空砲つけるのが悪いんです。」



「そんなこと今言っても仕方ないだろう。

 さっさとワイルドキャッ 『『ドカーーーーーン』』 なっなんだ。」



「滑走路が破壊されてますカニンガム中佐。」



「なんだと。ええぃくそぉぉ、対空砲撃て、撃て、撃って、撃ちまくれ。」



「カニンガム中佐、対空砲陣が既に3つ破壊されました。」



「クソォォォォ、ジャップのやつらめ。許さんぁぁー『『ドカーーーーーン』』 ぐはぁぁ。」



 爆弾は、守備隊基地司令部に直撃。カニンガム中佐以下の士官の殆どが亡くなったのであった。

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最近の日間戦記ランキングにすら載らなくなってしょげております。

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