第16話 開戦3日前
題名を『タイムスリップ 日本国防軍 と平和を愛した天皇』に変えました。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
ハワイに東条首相を乗せた戦艦長門を旗艦とする日本艦隊が入ったのは、軽巡洋艦球磨沈没事件の約2ヵ月後の11月29日だった。
この当時、当たり前だか日本からのハワイに行ける飛行機なんか無かった。
東条首相は、戦艦長門に乗り、ハワイを訪れアメリカ国務長官コーデル・ハルと会談をするために来ていた。
日本艦隊は、
戦艦 長門、武蔵
重巡洋艦 青葉、衣笠、高雄、愛宕
軽巡洋艦 川内、神通、那珂
駆逐艦 吹雪、白雪、初雪、深雪、叢雲、東雲、薄雲、白雲、白露、時雨、村雨、夕立、春雨、五月雨、海風、山風、江風、涼風
給油艦5隻
から成り立っていた。
ハワイでの歓迎は歓迎は、微妙であった。
今や、敵とまではいかないが、そうなりかねない関係であるからだ。
軍の関係者は、旧式の日本艦隊を馬鹿にするものが多かった。1920年代に作られた艦が多数だったからだ。
なめられているとも思っていた。
そんな中、12月2、3日に国務長官コーデル・ハルと東条首相との会談が行われた。
「ようこそはるばるハワイへ。東条首相!」
(嫌みな声で)
「遠いですねハワイは。」
「なら、来なくても良かったんではないでしょうかね東条首相。」
ねちねちとつづく嫌みの言い合い。
「とりあえず座って下さい。東条首相。」
「そうですねハル国務長官。立っていても話し合いは進みませんもんね(-.-)。」
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|色々と話したそう2日かけて。
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|でも、決まらなかった。
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「これ以上の話し合いは無理ですね東条首相。」
「ええ、そうですねハル国務長官。」
「では、これにサインをしてください。」
「本当によろしいのですね?ハル国務長官。」
「私達をなめるのは、ゆるしませんよ。」
「太平洋で戦争を初めてしまってたら、今度の上陸作戦に影響してしまいますよ。ふふふ!」
「良くご存知で。新しく出来た諜報軍とやらは、なかなか優秀なようですね(やつらのせいでスパイが何人無くなったと思っているんだ( `Д´)/ )。」
「そうでしょうね。我が国の優秀な、そう優秀な人材ですよ。(嫌みったらしく繰り返す。)」
「とにかく、これにサインをしてください。」
「分かりましたよハル国務長官。」
そう言って紙にサインをする東条首相。
その紙には、両国同時に宣戦布告し、戦争状態になることを同意する書類が書かれていた。
両国の合意により戦争が始まるということは、この時代ししい事だった。
これは、東条首相の提案をハル国務長官が飲んだ事によってこうなったのだ。
これは、東条首相率いる艦隊がオアフ島から、2000km離れた時点をもち、開戦とするという変わった形で開戦となることが定められた。
2000kmを越えるまで、東条首相乗る戦艦長門を中心とした艦隊上空には、耐えずB―17フライングフォートレスが張り付き監視していた。
その頃には、まだ作戦の本当の意味に気が付いていなかった。実際にアメリカ海軍軍、アメリカ陸軍はただ、戦艦長門しか気にしていなかった。
これが囮だなんて思わないだろう。
国の首相が囮だなんて。誰が気づくのだろう。
3日かけて2000kmを越えた。
戦艦長門は、2000kmを越えた時点で、ハワイに向けて平分で無線を打った。
これがハワイ時間の1943年12月 6日である。
ハワイオアフ島でも、これを受け防衛の準備計画を始めていた。
実行には、今の段階で移ってはいなかったが。
ここに本当の作戦が始まる。
感想&ご意見お待ちしております(^_^ゞ
新空軍機 で、零戦99型は震電としましたが、やめました。
ゼロ戦は、やはりゼロ戦と呼びたいですから。




