第8話 天皇による改革
作者の都合により、日曜日に更新出来ず申し訳ありません。m(._.)m
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クーデター後、首相は東条が続けた。
そして、陸海軍の統合が行われた。
どういう事かというと、クーデター後に天皇陛下が(裕仁様)の出した勅命の一つだった。天皇は、以下のようなことを言われた。
『軍隊とは、この帝国を守るために存在しているものである。それには、陸軍も必要であるが海軍も必要である。主な理由は船がなければ陸軍は、海の上を移動できないからである。これは、分かりきった事である。戦車は海を走れないのだ。
その代わりが海軍なのだ。
日本の周りは、海しかない。
つまり、海軍は必須なのである。
陸軍は、最後の盾であり、最大の矛でもあり、日本の最大の弱点でもある。
どういう事かと言うと陸軍は、移動が出来なければ矛に成れないし、盾にも成れないからである。現にそれを分かっていないやつらがこの間、開戦をしようとしていた。
現在、彼らの代表的な人々はいなくなったが、私に不満のあるものもいるとも思う。不満のある者の話を私が直接聞こうではないか。そして、詳しく説明して上げよう。納得できるはずである。
(省略)
そこで私は、陸軍と海軍を統合することにした。
陸軍省、海軍省を廃止し、
陸軍、海軍、そして、新たに作られる空軍を管理する軍務省を設立する事をここに宣言する。
そしてこれらは、臣民の為にあるものである。
臣民がいるからこの国は発展する。
その国の宝のし臣民を守るために軍は存在する。
これは、男も女も関係ないのだ。
全ての臣民の為に国が豊かになるために
軍は、臣民を守らねばならない。
そして最後に人事を発表する。
これは、この国にとって最も良いと思われる人である。彼らが平和を導いて来るルであろう。
軍務省 永野修身大臣
陸軍 牛島 満 大将 長官
海軍 山本 五十六 大将 長官
空軍 大西 瀧治郎 中将 長官
戦略諜報軍 川上 翔 特務中将 長官
とする。』
※戦略諜報軍とは、国防軍艦艇では、世界中の飛び交う暗号解読する事ができるからである。
また、2038年の日本国防軍には、日系2世以降の人々の部隊があり、それにより、各国の情報を得られると判断されたから。
表向きは陸軍中野学校を継承し、スパイを育成する機関である。
そして、国防軍の存在を隠す為に作られた。
※本来は特務大佐までしか無いが今回は、勅命による例外である
これによって、史実のように
大本営と参謀本部、大本営と軍令部の命令違いのようなことが無くなった。
これからは、軍務省と皇帝による御膳会議によってどうするかが決まるようになった。
また、別の勅命も出された。
『軍を強化するために父島、母島諸島を軍の土地とする。現在すんでいる住民には、新な土地と賠償金を支払う。
迎えに出した輸送船で引っ越ししてもらう』
というものだった。
こは、国民はなんとも思わなかった。
新な軍の関係だとしか気がつかなかった。
それもそのはずである。まさか未来の軍艦を収容する施設を造るとは思わないはずである。
さらに、別の勅命で新憲法が発布された。
『
(省略)
』
内容は、日本国憲法を参考にして作られ、軍隊は、国民を危険にさらされた場合や、国家の存在を危うくする場合に行動が可能であると記されていた。
皇帝は、全ての国民の頂点に君臨する者である。
と記されていた。
新憲法に伴い、東条首相や各大臣は大忙しだった。
新憲法になり新たに作られた法律に以下のようなことがあった。
・男女雇用平等法
・土地総合開発計画
・港湾発展計画
・消費税導入計画
これは天皇が、未来の知識から得た事を国の為にと考えたものであった。
1942年4月24日
首相の東条がモスクワまで出向くことにより、
北樺太西満州交換条約が結ばれた。
これにより、大日本帝国は、樺太を得て西満州を失った。この条約の裏には、日本陸軍の一部が満州から撤退が条件にあったが日本は、認めた。
これにより日本は、北樺太油田を手にいれた。
この頃、三陸リアス海岸と呼ばれる地帯に新たなる地下造船所ができていた。これは、旧式戦車をブルドーザーに変え、国内の発展に使用した為に早くできていた。
また、各港の造船所も新たにドックを増やなど、戦争に備えていた。
この頃国防軍は父島を要塞化していた。
その諸島の島々には、地下ドックがあり本格的な修理から造船まで何でも可能な未来的なのドックができていた。
母島諸島も同様に島々に基地が作られていた。
どの島も上空から、見ただけでは分からないようにカモフラージュされていた。
ちなみに要塞とった父島は、例外である。
そして、その要塞の一部は、コンピューター管理の全オートの機械工場ができていた。そこでは、日本各地の工場向けの工作機械を作っていた。
それができるのは、ふじ型ドック型工兵艦と、
とね型工兵艦があったからこそである。
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【修正】
皇帝→天皇




