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推しの声が聞こえる  作者: 鏡野ミツル
57/58

第57巻『そして、君と歩む未来へ』

こんにちは、ここまでお読みいただきありがとうございます。

ついにこの面白いシリーズも、次巻で配信を迎えます。


美咲関係が大きく動き出します。孤独だった健太が、推しとの出会い何を得て、何を変え、どこへ向かうのか。すべて、丁寧に描いたつもりです。第57巻では、健太と美咲の関係が大きく動きます。

孤独だった健太が、推しとの出会い何を得て、何を変え、どこへ向かうのか。その

変化のすべてを、丁寧に描いたつもりです。


物語はいよいよ、最終章の扉を開きます。

健太と美咲、二人の心の距離がわからないこの巻を、ぜひご覧になってお届けしてください

●第一章:変わり始めた日常


健太はかつての自分がどれほど孤独だったか、今になってようやく実感していた。コンビニバイトを終えて帰宅した彼を出迎えるのは、誰もいない部屋ではなく、美咲の笑顔だ。


「おかえりなさい、健太さん。今日もお疲れさま。」


彼女の存在が、健太の日常を柔らかく、あたたかいものへと変えていった。だが、美咲の就職活動は依然として厳しく、将来への不安が影を落とす。


● 第二章:ラストチャンス


ある日、美咲は一社の最終面接に挑むことになった。それは、声優業界とは無関係の、教育番組制作会社の広報職だった。


「私、ここで頑張ってみたいと思ってるの。声じゃなくても、誰かを笑顔にできるかもしれないから」


健太は美咲を見送り、静かに彼女の帰りを待つ。その間、自分ができることをと、彼はまた一つ、バイト先での業務改善案を提出し、ささやかな成功を得る。


●第三章:告白の予感


面接を終えた美咲が帰宅し、緊張した面持ちで報告する。


「……受かった。来月から正式に働けるって」


その瞬間、健太は胸が熱くなった。彼女の笑顔を守りたいと、心の底から願った。だが、それと同時に、彼女が遠い存在になってしまう不安もあった。


「健太さん……今日、ちょっとだけお酒、付き合ってくれませんか?」


ふたりきりの晩酌。互いの心が静かに近づいていく。



● 第四章:感動の告白


夜が更けた頃、健太は意を決して言葉を紡ぐ。


「……俺、美咲ちゃんが好きなんだ。君が引退して、道に迷って、でもまた立ち上がって……その全部が、俺にはまぶしかった。隣にいてほしい。これからも、ずっと」


美咲は一瞬目を丸くしたあと、微笑みを浮かべる。


「……私もね、健太さんがそばにいてくれて、どれだけ救われたかわからないよ」


ふたりは、静かに手を繋いだ。


● 最終章:ふたりの明日へ


それから数日後、美咲は新しい職場に向けて出発した。

健太は彼女の背中を見送りながら、同じように新たな目標に向けて歩き出す。


コンビニのバイトを卒業し、パートタイムで映像編集のアシスタントを始めたのだ。


オタクで冴えない中年男が、一人の元声優と出会い、世界を少しだけ変えた物語。


それは、きっと、誰かにとっての小さな希望になる。



「推しの声が聞こえる」次回完結

ここまで読んでいただけて、本当にありがとうございます。


第57巻は、健太が自分の人生と向き合い、美咲との関係に一つの答えを出すための大切な準備をした


次はいよいよ最終巻・第58巻です。

この二人の物語の最後を、しっかり見届けていけるよう、心を込めて執筆します。

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