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推しの声が聞こえる  作者: 鏡野ミツル
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第18巻:『交差する道、変わらぬ想い』

読者の皆様、こんにちは!第18巻を手に取っていただきありがとうございます。


今回の巻では、健太と美咲が再び同じプロジェクトで向き合い、共に成長し続ける姿を描いています。それぞれが新たな役割を担い、耐えながら向かいながらも、心の中で大切な絆を再確認していきます。


また、物語の中で新しいキャラクター、圭太が登場し、彼が健太や美咲にとってどのような影響を与えるのかという点も大きなポイントとなっています。


今巻では、登場人物たちそれぞれの内面を深く掘り下げ、再会や対話、幼い心の距離に向き合っていきます。物語の進みとともに、彼らがどのように「未来」への一歩を踏み出していくのかをお楽しみください。


では、第18巻もどうぞお楽しみください

●第1章:新たな幕開け


健太が日本に帰国してから数ヶ月後、アニメ業界は新たな波に突入していた。最新作の制作が決まり、その主題が「共鳴」と「成長」であることから、健太も美咲もそのプロジェクトに関わることになった。

久しぶりに同じ作品での共演が決まり、二人の距離は再び近づく。


美咲が健太に話しかける。


「また、同じ現場で一緒に働けるの、楽しみだな」


健太は少し照れながらも、穏やかな笑顔で答えた。


「俺もだよ。前回の経験があったから、今度はもっと一緒に成長できる気がする」


二人にとって、この再会はただの仕事以上の意味を持っていた。お互いにとって「成長」の一部となる瞬間だった。


●第2章:変わりゆく風景


新しいアニメプロジェクトは順調に進んでいたが、健太の役割は変わっていた。彼は以前のようにただのアニメスタッフではなく、アニメーションの重要な部分を担うアートディレクターとして、作品のビジュアル面に深く関わることになった。


一方、美咲は主役声優として、プロジェクトの中心に立つことになり、ますます多忙な日々を送っていた。彼女の演技はもちろん、他のスタッフとのコミュニケーションや作品全体のビジョンを支える重要な役割も担っていた。


「本当に、忙しいね。けれど、あなたがいるから乗り越えられそう」

美咲は疲れた顔を見せながらも、健太に頼るように微笑んだ。


健太はその言葉に少し驚きながらも、優しく答えた。


「俺も、君の支えがあるからこそ頑張れてる。何か困ったことがあったら、いつでも言ってくれ」


その瞬間、二人の絆は仕事を越えて、再び深く結びついていると感じた。


●第3章:新たな仲間、ライバルの登場


プロジェクトが進行する中で、新たに登場したのが若手のアニメーター、圭太だった。彼は、作品に新しい風を吹き込む存在として、健太と美咲の前に現れる。


圭太はその才能を見込まれ、急成長していった。彼の仕事に対する情熱と熱意は、周囲の誰もが感じ取っていた。しかし、それが美咲や健太にとっては新たな挑戦となる。


ある日、美咲と健太は圭太と初めて仕事を共にすることになった。


「このシーン、こんな表現をしてみたらどうですか?」

圭太が提案する新しいアプローチに、美咲は思わず驚く。


「それ、すごく新しい…!」

「でも、それにはちょっと時間がかかるかもね」と健太が口を挟む。


圭太は少し照れくさそうに笑った。


「やっぱり先輩方に比べたらまだまだですけど、少しでも新しいアイデアを出せたら嬉しいです」


その後、美咲と健太は圭太の提案に基づき、シーンの演出を練り直し、新たな可能性を見いだすことができた。


●第4章:すれ違う想い


一方で、健太と美咲の間には微妙なすれ違いが生じていた。

忙しさにかまけて連絡が減り、二人はどこか遠くなったような気がしていた。


ある夜、美咲はふと、健太ともう何週間も会っていないことに気づき、心の中で悩む。


「忙しいのは分かっているけど…やっぱり、会いたいな」

その気持ちをどう伝えるべきか、美咲は悩んでいた。


健太もまた、美咲との距離を感じる瞬間が増えていた。忙しさに追われていたとはいえ、彼の心の中には確かな不安があった。


●第5章:再び、向き合う時


ある日、プロジェクトの進行が一段落した後、美咲は健太に連絡を取る。

「久しぶりに、会わない?」と。


健太は少し驚きながらも、嬉しそうに答える。


「もちろん、会おう」


二人は約束の日、静かなカフェで再会する。

美咲が言った。


「最近、なんだか、少し寂しい。忙しいと、どうしてもお互いに気づかないことが増えてしまう」


健太は少し考えた後、真剣に答える。


「俺も同じだよ。でも、君とまた一緒にやれることが嬉しい。少しずつでも、また“気持ち”を取り戻せたらいいなって思ってる」


その言葉に、美咲は安心したように微笑んだ。


「私も。大丈夫。私たちは、きっといつでも一緒だよね」


健太はその言葉に頷き、二人の距離が再び縮まった。


●第6章:未来への一歩


再会の後、健太と美咲はお互いに忙しい日々の中でも少しずつ時間を作り、共に過ごす時間を増やしていった。

プロジェクトも順調に進み、二人はそれぞれの役割を全うしながら、確かな絆を感じていた。


「次に一緒にやる時は、もっと大きな作品にしよう」

美咲が言った。


「もちろん。今度は、もっとお互いに全力でぶつかっていこう」


二人は新たな決意を胸に、それぞれの道を歩きながらも、共に未来を見据えた。


第18巻、完。

読者の皆様、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


第18巻を終えて、適宜登場人物たちの成長を感じることができました。 健太と美咲、それぞれが道に進みながらも、新しい共に歩むその姿勢に胸が熱くなります。 また、圭太という新たなキャラクターが見えることで、物語に新たな色が感じられます。


物語の中で描かれた「再会」や「成長」というテーマは、私自身も日々考えながら執筆していました。


次巻では、また物語が展開し、登場人物たちの関係がより一層複雑になりながらも、絆が乗り越えてみたい様子を描いていく予定です。引き続きご愛読いただけますよう、よろしくお願いいたします。


それでは、また次巻でお会いしましょう!

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