鋼鉄と蒸気の摩天楼(マンハッタン)
こんにちは、如月煉です。
刻一刻と迫る『黒い壁』の開放。それに備えて動き出しているのは、外の世界(カイトやエデン軍)だけではありませんでした。
今回は、500年の間、壁の中で魔獣と戦い続けてきた旧ニューヨークの生存者たちのエピソードです。
突如現れた「魔王」からの使者、そして告げられるタイムリミット。
新たな勢力、人間解放戦線の熱い反逆の狼煙をご覧ください!
北アメリカ大陸東海岸。かつて「世界の交差点」と呼ばれたその島は、五百年の歳月と魔素の洗礼を受けながらも、なおも巨大な鋼鉄の墓標群を天に突き立てていた。
旧ニューヨーク、マンハッタン島。
現在は、人間解放戦線——魔力を持たず、エルフの支配から逃れた旧人類たちが築き上げた、難攻不落の要塞都市『ニュー・バビロン』と呼ばれている。
ハドソン川とイーストリバーは干上がり、黒く濁った毒の泥沼と化していた。その対岸から絶え間なく押し寄せるのは、魔素の暴走によって異形と化した魔獣の群れだ。
だが、マンハッタン島をぐるりと囲むように建造された、高さ百メートルにも及ぶ防壁が、彼らの侵入を物理的に拒絶している。防壁の随所に設置された巨大な多砲身機関砲が火を噴き、重低音と共に魔獣の肉片を弾き飛ばしていく。
空を覆うのは、魔法使いが放つ幻想的な光ではない。石炭と廃油、そして地下深くから汲み上げた地熱エネルギーを燃やして立ち上る、濃密な黒煙と白い蒸気だ。
魔力が使えないヒューマンたちは、地下に眠っていた旧時代の文明——内燃機関、歯車、火薬、そして粗削りな電子工学——を発掘・復元し、独自の発展を遂げてきた。スチームパンクとディーゼルパンクが融合したような、無骨で脂ぎった街並み。剥き出しのパイプラインがビルの壁面を這い回り、赤や黄色のネオン管が、太陽の光が届かない都市の下層を妖しく照らし出している。
「第4防衛ライン、弾薬消費率が想定を上回っています! 予備の徹甲弾を回せ!」
「第三ボイラーの圧力低下! 魔素フィルターの目詰まりだ、清掃班を急行させろ!」
都市の喧騒は、昼夜を問わず絶えることがない。
魔法の恩恵を受けられない彼らにとって、生き残るための手段は「物理的な圧倒」と「休むことのない労働」しかなかった。
しかし、彼らの瞳に悲壮感はない。あるのは、泥水に塗れてでも生き抜くという、人間の意地と執念だった。
そんな混沌とした街の喧騒から隔絶された場所。
かつてのエンパイア・ステート・ビルの上層階を改装した『最高評議会』の会議場では、ニュー・バビロンの各セクションを束ねるリーダーたちによる、定例会議が行われていた。
壁一面の強化ガラスの向こうには、黒煙に霞む摩天楼と、西の空に広がる不吉な赤黒い雲——大陸中央の『魔境アビス』の空が見える。
円卓の上座に座るのは、議長の**アルバート・オズウェル**。白髪をオールバックに撫で付け、仕立ての良い旧世紀風のスーツを着こなした初老の男だ。その顔には深く刻まれた皺と、あらゆる修羅場を潜り抜けてきた老練な政治家特有の鋭い眼光があった。
「——農業プラントからの報告は以上か。地下水脈の汚染度が上昇している件については、ろ過システムのコア・ユニットを一つ増設して対応しろ。」
アルバートが淡々と指示を下す。
「しかし議長、それでは工業区画の動力が逼迫します! 魔素を燃焼させてエネルギーに変換する『マナ・コンバーター』の出力が限界です!」
工業セクションのリーダーが声を荒げる。
「これ以上の魔獣の襲撃が続けば、防壁の自動砲台に回す電力が足りなくなります!」
「分かっている。だが、水と食料がなければ人は戦えん。動力の不足分は、西の『廃区画』から旧型ジェネレーターを引き揚げて補え。」
アルバートは一切の妥協を許さない口調で言い放った。
魔力を持たないヒューマンが、この狂った世界で五百年も生存できたのは、彼らの不屈の精神力だけが理由ではない。
彼らには、強大な「技術の供給者」がいた。
大陸の中央、エリア51と呼ばれる深淵に座す、謎の存在。エルフたちが「旧き神」と恐れるそれを、彼らヒューマンは『ボス』あるいは『リゲル』という固有名詞で呼んでいた。
リゲルは、魔境アビスに近づこうとする者には容赦のない制裁を下すが、その一方で、東海岸で必死に生き延びようとするヒューマンに対しては、奇妙なほど協力的だった。
彼らが生きていくための「旧文明の遺産」の在り処を教え、時には魔素環境下で機械を動かすためのヒント(技術)を「使者」を通じて与えてきたのだ。
アルバートをはじめとする指導層は、リゲルが悪魔であろうと神であろうと構わなかった。自分たちに生存の術を与えてくれる存在を利用し、したたかに生き残る。それが、ニュー・バビロンの生存戦略だった。
白熱する議論の最中、突如として会議室の空間が「鳴った」。
——ズォンッ。
耳鳴りのような低い振動と共に、円卓の中央、ぽっかりと空いていた空間の位相が歪む。
防衛責任者たちが条件反射で腰のホルスターに手を伸ばしかけるが、アルバートがスッと右手を上げてそれを制止した。
彼らは、この「現象」を知っていたからだ。
空間の歪みが収束し、そこに一人の人物が音もなく実体化した。
長い金髪をきっちりとポニーテールにまとめ、漆黒のタイトなパンツスーツをスタイリッシュに着こなした女性。目元は濃いサングラスのような、あるいは流線型のHMDバイザーで完全に覆われている。
エルフの使者が古めかしい黒スーツの男だったのに対し、こちらはまるで旧世紀のウォール街からそのまま転移してきたかのような、冷徹な「ビジネスウーマン」の出で立ちだった。
彼女の肌は透き通るように白いが、耳は丸い。ヒューマンと同じ形をしている。
しかし、その身体から発せられる魔素の気配は、ここにいる誰もが本能的に恐怖を覚えるほどに高密度に圧縮されていた。彼女もまた、リゲルによって創造された自律型端末——『魔人』の一人だ。
会議室の一部、新任のリーダーたちはその異常な出現の仕方に息を呑んで驚いたが、アルバートや古参の幹部たちは慣れた様子で彼女を迎えた。
「これはこれは、特使殿。予定にはなかったご訪問ですね。……ボス(リゲル様)からのご伝言ですか?」
アルバートが席を立ち、ビジネスパートナーに向けるような丁重な挨拶を送る。
「ごきげんよう、アルバート議長、並びにニュー・バビロン評議会の皆様。」
金髪の女性魔人は、美しい一礼を返した。その声には感情の起伏が一切なく、極めてクリアで事務的なトーンだった。
エルフたちに対して「神の代行者」として振る舞う使者とは異なり、彼女たち魔人は、ヒューマンに対してはあくまで「契約関係にある協力者の使者」というスタンスを取っていた。これもまた、リゲルの周到な計画の一部なのだろう。
「定例会議の最中、突然の訪問をお詫び申し上げます。……しかし、ボスから皆様へ、緊急かつ極めて重要な『インフォメーション』があり、参上いたしました。」
「インフォメーション、ですか。……技術供与の対価の引き上げなら、現在交渉の余地はありませんが。」
アルバートが探りを入れる。
「ご安心ください。本日は取引のお話ではありません。……『プロジェクト』の最終段階移行に関するお知らせです。」
金髪の魔人は、スッと右手を前に差し出した。
彼女の掌の上に、空中で淡く発光するホログラムが展開される。
そこに映し出されたのは、大陸を覆う「黒い壁」の立体模型だった。
「単刀直入に申し上げます。……皆様の空を閉ざしている『黒の断絶』が、まもなく部分的に解除されます。」
「なっ……!」
「壁が、開く……だと!?」
その言葉に、会議室はかつてないほどの騒然たる空気に包まれた。
五百年。彼らの歴史の全てを閉じ込めてきた絶対的な境界線。それが無くなるというのだ。
「静まれ!」
アルバートが一喝し、幹部たちを黙らせた。彼の額には、冷や汗が滲んでいた。
「特使殿。……それは、我々が『外の世界』と繋がるということですか?」
「Yes、その通りです。」
魔人は、バイザーの奥で微かに口角を上げたように見えた。
「ボスは、あなた方ヒューマンがこの過酷な実験場で、五百年間、見事に生存という『タスク』を完遂されたことを高く評価しておられます。……そして、外の世界でも、変化の兆しが現れました。」
彼女は、言葉を区切るように一歩前に出た。
「壁が消える時、外の世界から新たな要因が流れ込みます。それに伴い、大陸全土で未知の事象が起こるでしょう。……ボスは言っています。『これまで提供してきた技術は、全てこの日のための投資だ。まもなく訪れる混沌の中で、君たちがどのような選択をし、どのように生き残るか。大いに期待している』と。」
それは、協力者からの親愛に満ちた激励のようでありながら、突き放した「観察者」としての冷酷な宣言でもあった。
「……選択、ですか。」
アルバートは低く呟いた。
「ええ。ボスからのメッセージは以上です。」
金髪の魔人は、事務連絡を終えたOLのように、あっさりと背筋を伸ばした。
「それでは、私はこれで失礼いたします。……タイムリミットまで、有意義な準備期間をお過ごしください。」
アルバートが「待ってくれ、詳細なポイントは……!」と声をかけるよりも早く、魔人の姿は再び空間のノイズに紛れ、音もなく掻き消えた。
ただ一つ。
彼女が立っていた円卓の中心には、空中に投影された赤いデジタル時計のホログラムだけが残されていた。
表示されている数字は。
——『30:00:00:00』。
30日。
エルフ帝国の玉座に現れた時計と全く同じ、カウントダウン・タイマー。
カチッ、カチッ、という無機質な音が、会議室の沈黙の中に響き渡った。
「議長……。これは、一体どういうことです?」
「……『外の世界』。」
アルバートは、震える手で時計のホログラムに触れようとしたが、指は空を切った。
「外に、人間がいるのか。五百年経っても……滅びずに。」
彼らの歴史書には、外の世界は魔獣によって滅ぼされたと記されている。だが、リゲルの使者ははっきりと「外から要因が流れ込む」と言った。
もし、壁が開けば。外から何が来るにせよ、彼らがこのマンハッタンの防壁の中で閉じこもって生きる日々は、確実に終わりを告げる。
「……会議は、一時中断する。各セクションは現状維持。軽挙妄動は厳に慎め。」
アルバートは、絞り出すような声で言った。
「ダリル隊長。君だけ残ってくれ。」
評議会のメンバーが慌ただしく退室し、広い会議室にはアルバート議長と、呼ばれた一人の男だけが残った。
ニュー・バビロン治安防衛部隊の総隊長、**ダリル・ヴァンス**だ。
身長は2メートル近く、首までタトゥーの入った筋骨隆々の巨漢。着古した軍服の上に、旧文明の技術と彼ら独自の蒸気機関技術を融合させた、武骨な「強化外骨格」を纏っている。魔力を持たないヒューマンが魔獣の膂力に対抗するために編み出した、力任せの武装だ。顔にはいくつもの刃物傷があり、彼が常に最前線で死線を潜ってきたことを雄弁に物語っている。
「……で、議長。俺だけ残して、何の話ですか。あのカウントダウンに関係することでしょうが。」
ダリルは、腕を組んでアルバートを睨み下ろした。
アルバートは深く息を吐き、議長席の隠しコンソールを操作した。
会議室の防音シールドが展開され、完全な密室状態となる。
「ダリル。ここから先は、極秘事項だ。……特使殿の言葉をどう受け止めた?」
「どうもこうも。あの『ボス』とやらが、俺たちを次の実験用の檻に放り込むってだけの話でしょう。」
ダリルは鼻を鳴らした。
「外の世界? そんなもん、今更知ったこっちゃない。俺たちはここで生きるために、毎日血反吐を吐いてるんです。壁が開いたからって、やることは変わらねえ。攻めてくる敵を撃ち殺すだけだ。」
「だが、今回は違う。……ダリル、壁が開けば、外の『人類』の軍隊が、この大陸に入ってくる可能性が高い。」
「外の人間が?」
ダリルが眉をひそめる。
「我々は、あのボス……リゲルの気まぐれによって生かされてきた。彼が提供してくれた『旧時代の図面』や『謎の動力炉の破片』のおかげで、この都市の防衛線を維持できたのは事実だ。……だが、同時に、彼は我々を西へ、魔境アビスへと誘導してきた。」
アルバートの言葉に、ダリルの顔が険しくなる。
数年前、治安部隊はボスの使者からの「啓示」に従い、魔境アビスの浅層部へと決死の探索隊を送り込んだ。そこには、信じられないほどの旧文明の兵器の残骸や、魔素を制御するための新技術の断片がゴロゴロと転がっていたのだ。
それは、餌付けだった。
「30日後、壁が開く。外から来るであろう『人類の援軍』……。彼らがどれほどの力を持っているかは分からんが、ボスが『変化の兆し』と呼ぶほどの存在だ。彼らは間違いなく、強力な兵器を持っているだろう。」
アルバートは、円卓の地図を北アメリカ大陸の全土へと切り替えた。
東海岸のマンハッタン。西海岸のエルフ帝国。そして、大陸のど真ん中に大きく開いた、赤黒い渦を巻く巨大な亀裂——『魔境アビス』。
「ダリル。私は、この500年の隷属的な生存関係に、終止符を打ちたい。」
「……本気ですか、議長。」
ダリルが低く唸る。
「ボスは我々を庇護してくれたが、彼もまた、この世界の『異常』の根源だ。外の人類と接触し、彼らの力、技術、兵力を手に入れた時……我々は、自らの手でこの大陸の覇権を握るべきだ。」
アルバートの老いた瞳に、強烈な野心が燃え上がっていた。
「ダリル。君に特命を下す。」
「……お伺いしましょう。」
「外の人類の援軍が到着次第、彼らと接触し、同盟を結べ。いかなる手を使ってもだ。……そして、その合同兵力をもって、西へ向かえ。」
アルバートは、地図の中央、魔境アビスの最深部を指差した。
「目指すは、大陸の中心。かつて『エリア51』と呼ばれ、我々の間では『神の座』として禁忌とされている場所。……『ポイント・ゼロ』だ。」
ダリルは、目を見開いた。
ポイント・ゼロ。それは、この大陸の魔素全ての発生源であり、最強の魔獣たちが巣食い、リゲルが直接支配する玉座だ。そこに攻め入るということは、あの規格外の「魔人」たちや、神そのものと全面戦争をするということだ。
「西へ向かい、魔境の魔獣どもを駆逐しろ。エルフどもが邪魔をするなら、それもすり潰せ。そして……ボスの玉座に、我々ヒューマンの旗を突き立てるのだ。」
「ハッ……ハハハ!」
ダリルは、腹の底から笑い声を上げた。
「狂ってる。完全に狂ってますよ、議長。魔王の玉座に攻め入るなんて、自殺志願者の考えることだ。」
「怖気付いたか、ダリル?」
「冗談言っちゃいけねえ。……血が沸騰するほど、燃えてきてるって言ってんですよ!」
ダリルは拳を握りしめ、強化外骨格の関節をギシギシと鳴らした。
500年間、彼らは常に魔獣に怯え、防壁の中に閉じこもって生きてきた。西のエルフたちは魔法という恵まれた力で傲慢に振る舞い、ヒューマンを奴隷として扱っていると聞く。
もし、外の世界の『本物の武器』が手に入り、あの狂った生態系を物理の力でねじ伏せることができるのなら。
「俺の部隊は、毎日魔獣の腐肉を被って死線を越えてるんです。どんな化け物が来ようが、ぶっ潰して道を作ってやりますよ。」
ダリルは、獰猛な笑みを浮かべて頷いた。
「作戦発動の準備に取り掛かります。……作戦名は?」
「『オペレーション・ゼロ』だ。」
アルバートの決断。
それは、旧人類の意地と生存を賭けた、壮大な反逆の狼煙だった。
会議室を後にしたダリルは、マンハッタンの地下深くにある、治安防衛部隊の駐屯地へと降りていった。
そこは、蒸気とオイルの匂いが充満する、ヒューマンの「牙」を研ぐ場所だ。
「隊長! 戻られましたか!」
部下たちが一斉に敬礼する。彼らも皆、ダリル同様に強化外骨格や、粗削りだが強力な実弾火器で武装している。
格納庫の奥には、発掘された旧時代の装甲車や、魔獣の甲殻を貼り付けて改造されたキャタピラ式の重機がずらりと並んでいた。
だが、ダリルの視線の先にあるのは、それらではない。
ハンガーの最も奥、何重ものチェーンとロックで厳重に封印されている「それ」。
かつての探索隊が魔境アビスの浅層で発見し、数十年かけて修復を試みている、巨大な人型兵器の残骸だ。
(……星の民の遺産、か。)
ダリルは、その残骸を見上げた。
動力炉は失われ、完全には動かない。だが、その機体構造を真似ることで、彼らの外骨格技術は飛躍的に向上したのだ。
「野郎ども、聞いてくれ。」
ダリルの低い声が、格納庫に響き渡った。
整備の手を止め、全隊員が彼に注目する。
「30日後、あの忌まわしい壁が開く。……そして、外から俺たちの『仲間』が、とびきりのオモチャを持ってやって来るらしい。」
ざわめきが起こる。
「防衛任務は終わりだ。……俺たちは、壁の外の連中と組んで、このクソみたいな大陸のど真ん中にカチ込む!」
ダリルは拳を振り上げた。
「エルフの魔法も、魔獣の牙も、俺たちの鉄と火薬で粉々にしてやれ! 目指すはポイント・ゼロ! 魔王の玉座だ!」
「「ウォォォォォォォォッ!!」」
兵士たちの雄叫びが、地下空間を震わせた。
500年分の鬱憤。泥に塗れ、虐げられてきた者たちの反逆の意志。
彼らは魔法を持たない。だが、だからこそ、科学と闘争本能の火は決して消えることはなかった。
かくして、アメリカ大陸東海岸においても、新たな歴史の歯車が回り始めた。
30日後。壁の消失と共に訪れるであろう、外からの訪問者。
エデンの軍勢を乗せた艦隊が、ニューヨークの沖合に姿を現すその日を、彼らは牙を研ぎながら待ち受けることになる。
西の魔法。東の科学。
北の魔女と、空から来る英雄たち。
そして、中央に座す魔王。
運命のカウントダウンは、今、確実にゼロへと向かって進んでいた。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!
西の「神聖エルフ帝国」、中央の「魔境アビスと魔王リゲル」、そして今回登場した東の「人間解放戦線」。これで、黒い壁の中の勢力図が全て出揃いました。
30日というカウントダウンが示す運命の日。外の世界からやってくる科学と魔法のハイブリッド部隊は、この分断された大陸にどんな嵐を巻き起こすのでしょうか。
物語はここから、かつてないスケールの総力戦へと突入していきます!
少しでも「面白い」「続きが気になる!」と思っていただけましたら、【ブックマーク追加】と、ページ下部からの【☆☆☆☆☆】評価で応援していただけると本当に嬉しいです。(星一つからでも大歓迎です!)
次回、新たなステージへと進む彼らの旅路にご期待ください!




