参
参
『へ』
『屁をひって尻つぼめる』
屁こきましたね貴方と言われてから、尻をつぼめる御間抜け。
辺り構わず無神経に放屁しまくっているオッサンには無縁なお言葉。
死語というか「死ことわざ」近代では殆ど使われていないことわざである。
「イタチの最後っ屁」が受けた者の生死に関わる猛毒であるのは周知の事実であるが、人間のそれも強烈な物は生死に関わる毒物と考た方がいい。
主な成分はメタンガスか硫化水素である。
西洋では人前で屁を打ちカマスのは失礼ではない。食後のゲップの方がよほど嫌われる。
支払いの際のゲップは家計が苦しい時に最も嫌われる。
放屁の次に発射位置に来る物は、大多数の人はウ○コ。
中世の城にはトイレが無く、舞踏会など催したら通路と言わず室内・庭の隅など、そこ等中で用を足すのが当たり前であった。
ベルサイユのバラはその栄養でよく咲いていたとか。
日本では江戸時代に糞尿は近くの農家が買い取り、有機堆肥の原料に供していた。
大家にしてみれば家賃を払わないタナコでも、ウ〇コ、シッコさえしていてくれれば元が取れたのである。
たな賃を一年も二年も払わないタナコが居ても、不思議でない超エコライフ時代だった。
江戸時代、排泄物・生ゴミは肥料の原料として極めて貴重な資源であった。
現代でもし尿処理場から出る処理後の汚泥を、肥料として再利用する取り組みが盛んに行われている。
先人の知恵に学んでこそ、気候風土にあった日本独自の効率的な環境対策になっていくのである。
なんでもかんでも西洋アメリカに右え習えは、もう止めた方がいいよ。
『下手の長談義』
簡単に言うと校長の話。社長の話。議員の話。
アメリカンジョークじゃないんだから、無駄に長い話にはついていけない。
同じ事を説明するのにやたらと長く、尚且つ理解し辛い言葉で説明する。これ、自分自身も理解していない証拠。
真に素晴らしい言葉は「名言」として残り、名演説として全文が称えられた例はない。
言った人の功績や生涯などは問題の外。
一言がどれだけの人に勇気と感動を与えるか。
寒ーい言葉は止めてほしい。
話してくれなくていいや、もうお前何も言うな。鬱陶しい。なんて事にならないように。
『と』
『年寄りの冷水』
あー、俺の事だー!
年寄りが冷たい水にいきなり飛び込むと命に関わるぞと、年寄りのヤンチャを戒める言葉。
それが転じて遣り付けない事をやると、ろくな事が無いとでも解説しておこう。
冷たい水を急に飲むと具合が悪くなるのは、年寄りに限らずある。
しかーし、年寄りには特に過酷である。
年寄りの水分補給は、やはり煮えくり返っているような熱ーいお茶に限る。火傷はそのうち治る。命には代えられない。などとノタマウ奴がいるが、御茶やビールは水分補給には適さない。
このことわざには、老人に対する深ーい労わりと尊敬の気持ちが込められている。
近所の悪ガキが年寄りをイジメていたら、愛の鉄拳で説教してあげましょう。
鉄拳は、逮捕されない程度にしておきましょう。
『遠い一家より近い隣』
「遠い親戚より近くの他人」とも言い、良く使われている。
「向こう三軒両隣」などと言うが、私の住む村では立ち上がって見える範囲にある家を近所としている。
一番近いお隣は、ここから一㌖ほど南に行くと在る。
ことわざをそのままの意味でとると、デタラメな世界に引きずり込まれてしまう。
時代背景・環境・教育等々、色々と組み合わされて意味がある。
単に遠い親戚を頼るよりも日ごろから近所付き合いを良くしていれば、いざという時に何とか助けてくれる物だと解釈すると、実に打算的かつ自己中心的考えのことわざであるのだが、当時はこれでよかった。
現代は「親戚は近くにおくな」などとも言う。
夜逃げの際には近くの親戚、近所の人達では頼れないし、取立ての「ヤッチャ魔」に発見される危険度が高い。
遠くの親戚ならば何とかなる。できれば海外がいいだろう。
ただ、海外に逃げる金があるなら、借金返せよ!
借金の金額が莫大である場合は、弁護士に自己破産をお願いしておいて逃亡すべし。
逃げる鳥は、あとを濁さないのが礼儀だ。
一度出廷しないと申請が無効になってしまう。
出廷の際に裁判所の入り口で「ヤッチャ魔」に連れ去られる事が多々あるので注意してほしい。
『豆腐にかすがひ』
「かすがい」とは、家を建てる際に使われる補強材の事。
豆腐にかすがいを打ち込んでも、補強にならない事を当時の人達は知らなかったとみえる。無意味な行為である。
「のれんにうで押し」「ヌカに釘」「へのツッパリ」等々、同じような表現ことわざは多く残されている。
同じ「かすがい」を使ったことわざに「子はかすがい」がある。
現代では必ずしもそうとは限らない様で、離婚率は上昇傾向にある。
何を指してこの様に例えるかと言うと、やはり政治家先生への批判とか、お役所仕事や不正に対する批判を指して言う。
「馬の耳に念仏」などとも言う。
落語の世界では、いっくら教えてもいっこうに物事を覚えないヨタロウに対してよく使われているが、政治と行政・司法も含めて、人の上に立つような御偉い方は『ヨタロウ』であるべきなのだろうことわざである。
きっと。
『ち』
『ちりつもって山となる』
このことわざが作られた時代には環境問題など無かった。
微々たる財産でも貯え続ければ大金持ちになれるぞといった意味だが、現代ではまったく通用しない困ったことわざである。
その気になって蓄えたところで、金利は限り無くゼロに等しく物価は軒並みの値上げラッシュ。
蓄えは実質的に目減りする一方である。
学校は、将来偉い人になって悪業を重ねるか落ちこぼれて犯罪に走るか、一般ピーポーになって両方からむしりとられるか仕分けるための組織である。
全宇宙的規模で考えれば、現在地球上に在る山総ての素は宇宙のチリから始まって、気の遠くなるような年月によって形成されたに違いない。
このことわざは、宇宙人が地球人に残したメッセージに違いない。
『地獄の沙汰も金次第』
地獄の鬼も金には弱い。
札束を積み上げてやれば調査ミスとして極楽へでも送ってくれる。まさに現代社会の縮図。
どんなに悪事を働こうが、金の力で優秀な弁護士を雇い陪審員を買収すれば、黒い物だって白とはいかないまでも灰色くらいにならできる。
「疑わしきは罰せず」疑わしいんじゃなくて、やってるんだって。
言って分かるような裁判官なら、この世に不幸はなくなる。
裁判官という職業の人達は世間を知らなすぎる。というか、見ようとしていない。
それは世間が法の定める所の本来在るべき社会と、現存する社会構成があまりにもかけ離れすぎていて、理解しようにも混乱するだけだからである。
応用力の無さには、ほとほと感心する。
地獄とは、現世も含めて地獄と言うのではなかろうかと思うような判決は後を絶たない。
極楽は富裕層の人の為にある言葉なのであろうか。
あの世にも上下関係があるとか。
戒名は長いほどいい。
戒名は長ければそれだけ高くなる。
戒名は坊さんにとっての商品。
人の弱みに付け込んだ商売は儲かる。
昔の人は何の気なしに、よく物事を観察していた。
「鬼に金棒」が無敵であるとされて来ていたが、本当の無敵は「鬼に札束」なのである。
『り』
『律儀者の子沢山』
そのまんまだね。
律儀な人ほど子供が多い「貧乏人の子沢山」の方が知られてる。
現実として貧困国は子沢山。
死亡率が非常に高い。だから子共は多い方がいい。
大人になるまで生き残っていられないから、途中リタイヤの子供数を踏まえて産んでいる。
尚更子供が増え、貧困のスパイラルから抜け出せなくなっているのである。
現在の日本は出生率が低下している。これもまた政治の貧困が成せる技。
皆さん子育ての将来に不安を感じている。
しかし、もっと悲惨なのは貧困国。
子供は労働力の確保の為になくてはならない存在である。
食っていくため生きて行くために人口は増え続ける。
貧しいから生活費を稼ぐ為に子供を産む。
子供はイコール労働力であるから奴隷のように売ってしまう場合もある。
私たちの住む日本では考え難い事が、世界の貧しい国では当たり前に行われている。
正直に生きたら馬鹿を見る。それが今の世界。
日本的な人口問題は、将来において年老いた者を養う人口が減って行く。
養いきれない人口増加で、経済的危機が訪れると懸念されている程度である。
貧しい国での人口問題は、国の存続そのものに関わる大問題である。
増えれば食料不足になり、減っていけば国そのものがなくなる。
いっその事、国なんて物を無くしてしまえば世界規模で考えられる。人口問題・食糧問題の解決も早まるだろうに。
この国境不要説、あまり大声で唱えると殺される。
みなさんも知っているジョンレノンがその1人。
イマジンという歌曲の中で【人と人の間に壁を作っているもの総てがなくなったらイメージしてごらん】といった内容の歌詞で人々に訴えた。
殺されてしまったので、彼が最終的に自分の持っていた莫大な資産をどのように使うかまで見られなかったのが残念でならないのは、私だけだろうか。
『綸言汗のごとし』
詳しい説明は非常に長くなるので省く。
あっ、今気が付いたのだか「はぶく」=「省く」でいいのかな。省略、いいんだね。
「何とか省」って、その仕事を「はぶく」って意味だったんだね。だから職員は仕事しないんだ。
一つ疑問が消えたよ。
さて本題。
「言葉に出して言ってしまった事は、消しゴムでは消せないんだから修正不能。うっかり本当の事を言ってしまうと政治生命は終わりだよーん」といった所。ここ大事だから!
政治家に限らず誤診ばっかりしている医師とか、悪人の弁護ばっかりしている弁護士とか、金で釣られて滅茶苦茶な判決を出す裁判官とか、しょっちゅう死体を埋めている極道のお兄さんとか、給料より麻雀の稼ぎの方が多い警察官とか、放火が大好きで常習の消防士とか、兵器を横流ししている自衛官とか、基準以下でもビルを建てちゃう建築屋さんとか、腐っていてもバックレテ売っちゃう饅頭屋とか、カエルの肉を国産和牛だと偽って売る肉屋とか、あーこの位にしておくか。
そのうち、違法製造した軽油を販売している大手のスタンドチェーンも摘発されるだろう。
これは現在極秘捜査中であるから、心当たりの油屋さんは直ぐに手を引いた方がいい。
特捜のアホが酔ってベラベラとしゃべりまくってくれた。
「壁に耳あり、障子に目あり」うっかりには要注意だ。




