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ルクス「いいか? 例えこの国のすべての人が諦めたとしても、お前だけは”それでも”と立ち上がり、
戦い続ける強さを持つ男であれ」
ミカエラ「あの時の後悔は、今を生きる自分がいるからそう思えるのよ・・・
そしてそれは、私の心を蝕む枷であり、くだらないものでもある」
クレシア「生きる意味? そんなこと考えてどうする? しかし、そうだな。あえて答えが欲しいというのなら・・・・”それを探し続けること”じゃないのか?」
ルクス「とにかく前に進め。そして気になった人に手を差し伸べろ。それがお前の人生となって、お前を生かす糧になる」
ルクス「正しく使えてこその”力”だ。だが、本当に正しいのかどうか決めるのは・・・お前自身でもある。力とは単純な強さだけじゃないんだ」
ルクス「たった一つの技術でいい、究めてみろ。その過程で自分に適した学び方を覚えるんだ。そしてそれは
物事を自分の得意な過程に置き換えて得ることができる」
ルクス「英雄は早死にしてこそ、後世に称えられるものだ。長く生きても、世界に与える影響は悪いものでしかない」
ミカエラ「いくら笑われたって構わない。それが私の決めた道なのだから」
ルクス「何もしないのが罪だってこと・・・・・わからないのか!?」
クレシア「悩んでる暇があるならまず踏み出せ・・・あとは、なんとかなるだろう」
クレシア「神様なんて、結局は自分の都合のいいように存在してるものなんだ。それを信仰し、頑張った人間は結果がどうあれ、後悔なんてしない」
ミカエラ「私は、今こそ私の意志で、同じ過ちを繰り返さないために行動するって決めたのよ」
クレシア「敵が多すぎる? いいか、踏み出した後で後悔するのはやめろ。そんなの・・・生き延びてからいくらでもすればいい。
無謀だとわかっていても、それでも前へ進める強さを持つ者だけが、この戦争を生き抜けるんだ。とにかく生きろ。・・・・これは生き抜けなかった者たちからは学べない、すごくありがたい言葉だぞ?」
ラピス「誰かが何とかしてくれるのを待つ。そういうことではなく、私たちの”意志”でやることに意味があるのです」
ラピス「何の犠牲もなく、何かを得ることなんて出来ないのですよ」
ラピス「種族の頂点に立つというのは、多くの責任を負い、多くの決断を下さねばならないということ・・・・・なのですね」
ルクス「自分の弱さを理由にして逃げることを正当化する貴方は・・・王としての器ではない」
ルクス「笑いたいなら笑わせておけ! だが俺は、不屈の意志を持って立ち上がろうとする者を、決して笑わない!」
クレシア「自分の探し求める楽園なんて、生きててよかったと心から思える世界にしか存在しないんだ。今生きてる世界がそうじゃないのなら、
まず世界を変えることから始めないと・・・・な?」