防水がしたことだ
バイバイ そう君が言った
淡い色した 傘の向こう側で
降りしきる 雨の音の中でも
しっかりと言葉は 耳に届いた
バイバイは 鼓膜を通って
脳をスッと 通り抜けて
心に通ずる道を 進んでいって
カラダ全体に 伝ったよ
君は斜めの雨に打たれ
白のカーディガンが透けていた
なのに僕が身にまとった
黒の上着は水滴を弾いてゆく
君と同じになりたいのに
君と同じでいたいのに
湿っていない僕がここにいる
乾ききった僕がここにいる
君がいなくなってしまうことは
悲しいはずなのに心までも
防水になってしまったみたいだ
このうずうずは全て防水がしたことだ
あいたい そう君に言って
淡い色した 君の丸い頬で
もう一度 瞳を染めたかった
だけど透明にも 染まれないんだ
あいたいは 脳から下って
喉をスッと 通り抜けて
心の底に沈んで 溜まっていって
落ち着いて 静かになったよ
僕は強めの雨に打たれ
黒いTシャツは滴ったよ
ずぶ濡れになってみたけど
君の気持ちほとんど弾いてしまう
君と同じになりたいのに
君と同じでいたいのに
分かりきれない僕がここにいる
塞ぎきった僕がここにいる
君がいなくなってしまったこと
悲しくないはずがないのに
もう心は全て弾いちゃうみたいだ
このもやもやは全て防水がしたことだ
防水が何もかもを狂わせる
防水が何もかもを狂わせる
全て防水がしたことだ
君と同じになりたいのに
君と同じでいたいのに
分かりきれない僕がここにいる
塞ぎきった僕がここにいる
君がいなくなってしまったこと
悲しくないはずがないのに
もう心は全て弾いちゃうみたいだ
このもやもやは全て防水がしたことだ
君と同じになりたいのに
君と同じでいたいのに
分かりきれない僕がここにいる
塞ぎきった僕がここにいる
君がいなくなってしまったこと
悲しくないはずがないのに
もう心は全て弾いちゃうみたいだ
このもやもやは全て防水がしたことだ




