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作詞、策に溺れる  作者: 大場冥加
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93/100

いつ死んでもいいように

青で横断歩道を渡っているときに

スマホで電話している

トラック運転手が歩行者を

見ることなく左折をしてきて

轢かれて天国に行ってしまうことも

無いことではないと思っているから


普通に生活してて特にきっかけなく

特別ではないような時や場所で

プツリと脳の血管が切れて

路地裏あたりで倒れてひとりきり

寂しく逝くこともあることだと

ずっと思っているから


いつ死んでもいいように

愛を全て吐き出したい

凍っているココロを溶かして

校庭にいる子犬みたいに

自由に走り回っていたい

書き留めたメモをすぐに

書き終える間もなくすぐに

発信し実現し笑い

搾って全部使い果たしていきたい


いつもペコペコしながら

ニコニコ笑ってる元気のある後輩が

急に態度を変えて不満を投げつけてきて

こらちが背を向け油断をした隙に

隠してたナイフでぶっ刺されることも

あると思うから


大雪降った次の日地面にへばりつく

凍った雪の絨毯気にしながらゆっくり

少しずつ歩道橋を登り切った後

降りるときに足を滑らせて頭を

打って血が流れることもあるだから


いつ消えてもいいように

恋にずっと揺られてたい

強ばっているカラダ解して

塀の上を行く猫みたいに

自由に歩き回っていたい

今食べたいものをすぐ

一番食したいときに

食して食い尽くして貪りきって

常に感情を満たしてたい


いつ死んでもいいように

愛を全て吐き出したい

凍っているココロを溶かして

校庭にいる子犬みたいに

自由に走り回っていたい

書き留めたメモをすぐに

書き終える間もなくすぐに

発信し実現し笑い

搾って全部使い果たしていきたい

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