プリン
溢れ出た恋は流れるような
サラサラとした液体だった
あなたの優しさに触れたとき
そのサラサラの恋は愛に変わって
美しくカタチを成したんだ
しゃんと胸を張り自立をして
プルプルとした弾力を放っていた愛
だけど衝撃に弱くフラれたときに
簡単に崩れるほど脆くなった
君が好きだったあの喫茶店の
固すぎるプリンの味が思い出せない
フレンチトーストのような
柔らかさはもう胸にはいない
君がまだ好きだ僕の喉元に
あの古びた喫茶店で一気に飲んだ
ブラックコーヒーのような
嫌な苦みがずっと張り付いてる
熱が上がりすぎて甘さが
今は苦みとなって心に残る
真っ白だったこの心には
熱が加わりすぎて褐色をした
濁りが現れ始めたんだ
黒へと近づき優しさ消え
ドロドロになり淀み見せつけてくる心
それは全ての事柄立てることのない
ただただ苦さを放つ敵になった
君が好きだったあの喫茶店の
固すぎるプリンの味が思い出せない
カラメルソースがどんなに
苦かったかそれも心にない
君がまだ好きな僕の喉元に
あの古びた喫茶店で一気に飲んだ
ブラックコーヒーを越える
違和感たちがくっついて取れないよ
あの日の自信も あの日の後悔も
あの日の悩みも 今日の日の迷いも
あのプリンのように
あのコーヒーのように
一気に飲み込んでしまいたいよ
君が好きだったあの喫茶店の
固すぎるプリンの味が思い出せない
ミニスカートを穿いていた
あなたが言った言葉も胸にない
僕はもう駄目だ立てそうにないよ
あの古びた喫茶店で一気に飲んだ
ブラックコーヒーのような
海へと堕ちて飲み込まれてしまった
君が好きだったあの喫茶店の
固すぎるプリンの味が思い出せない
フレンチトーストのような
柔らかさはもう胸にはいない
君がまだ好きだ僕の喉元に
あの古びた喫茶店で一気に飲んだ
ブラックコーヒーのような
嫌な苦みがずっと張り付いてる




