第92話 とあるチャット2
・第9章開始です!
・何だか最近になって読者が急に増えだしてきて嬉しいです。
とあるチャットルーム
【異世界行こうぜ!】
・バカ:みんなで異世界に行こうぜ♪
・U5:おい馬鹿、すぐ行くからそこで待ってろ!
《システム:バカ様が襲撃されました。》
・ハル:なんだこの茶番?
・白狼ボーイ:何々?みんなで異世界トリップ計画?
・淑女:バカ計画の間違いよ。
・バカ:復活~~~~~~~~☆
・U5:くそ!逃げられた!!
・クロトレ:追うだけ無駄だな。
・天翔丸:と言うより、捕まえられる人っているの?
・307:王族なら可能よ!
・ヨッシー:兄さん達なら瞬殺できるよ
・クロトレ:向こうじゃ毎日タダで観れるぜ♪
・淑女:それ見たさに各国からツアー客が来るほどだしね。
・U5:政府の葛藤が目に浮かぶ・・・・
・バカ:てことで、みんなで俺の故郷に行こうぜ!
・クリエイター:あ、今来たばかりだけど何の話?
・バカ:みんなでこの世を出る話DAZE!
・U5:紛らわしい言い方をするな!!
・白狼ボーイ:みんなで勇吾達の故郷に遊びに行くって話だろ?俺サンセー!
・運び屋:安全とか大丈夫なのか?
・ヨッシー:それは問題ないよ。《ガーデン》経由で移動すればほぼノーリスクで行けるから。
・バカ:パスとかは申請済みDAZE!
・307:相変わらず、こういう行動は早いわね?
・勤労少年:おい、俺のバイト先に勝手に休暇届が出されてたぞ!?やったのバカか!?
・黒:分かっているなら言わなくていい
・予言者:早すぎ
・クリエイター:そう言えば、僕の方も見覚えのない合宿のお知らせが来てたような?
・約全員 ・・・・・・・・。
《システム:スカイ様が入室されました。》
・スカイ:おい、パソコンの画面が勝手に変わったんだが?
・307:被害者が増えたわね?
・バカ:イエ~イ!バソコンやケータイからも参加できるようにしたぜ!
・天翔丸:・・・・。
・U5:琥太郎、それが普通の反応だ。
・白狼ボーイ:本題からズレてるぜ?
・バカ:そうだぜ~!みんなで異世界旅行しようぜ~?
・予言者:バカの国に?
・U5:誤解を招く言い方をしないでくれ・・・
・クロトレ 強く否定できないけどな
・ヨッシー:うぅ・・・・
・バカ:おい、誰だヨッシーから元気を奪ったのは!?
・約全員:お前だよ!!
《システム:バカ様が襲撃され退室されました。》
・天翔丸:勇吾が?
・U5:いや、俺じゃない。
・淑女:別にイイじゃない。バカがいないなら?
・約全員:うん
・
・
・
・運び屋:ところでさ、勇吾達の国ってどんな所なんだ?
・白狼ボーイ:あ、それは聞きたい!
・ハル:そういや、ほとんど知らねえな?
・スカイ:知らない方がいい話もあるけどな
・ヨッシー:良い所だよ、自然があふれているし、いろんな所に龍や精霊がいるし!
・クロトレ:俺らを見てればわかるけど、人間の国民の大半は見た目が日本人と同じだぜ。
・淑女:同じなのは見た目だけで、人種で言えば全く違うんだけどね?
・クリエイター:どう違うんですか?
・U5:いや、正確には基本的には日本人と同じ黄色人種だが、DNAに特殊な因子が含まれているんだ。通称『凱龍因子』と呼ばれている、凱龍王国の始祖王、今では神格の1柱である《凱龍王》の遺伝子がだ。
・白狼ボーイ:それって、《凱龍王の加護》とかと関係あるのか?
・ヨッシー:うん、あの加護は「凱龍因子を持つ凱龍王国民」なら誰でも授かる加護なんだ。つまり、この加護を持つ人間は例外なく《凱龍王》の子孫と言う事なんだよ。
・U5:元々、凱龍王国を建国した始祖はその名の通り龍族、それも黒と同じ神龍だったんだ。これは近年の遺伝子研究で証明されている。最も、人間の女性との間に生まれた王の子供もその子孫である俺達も生物学上は例外なく人間だがな。
・クロトレ:まあ、それでもご先祖様の血のせいなのか、基本的に日本人より魔力が高いし、身体能力や知能の発達が少し早いけどな。一番色濃く受け継いでいるヨッシーなんか飛び級して11歳で大学卒業しちゃったんだぜ?
・運び屋:マジ!?
・ハル:チートだな・・・・
・天翔丸:す、凄い・・・・・・・・・!!
・タダハナ:イケメンで優しくて、強い上に天才!?無茶苦茶!
・スカイ:まあ、祖父の血の・・・飛鳥家の血の影響も大きいんだろうがな。あの家も天才のオンパレードだからな。
・白狼ボーイ:そうなのか?
・U5:それは言わなくていい・・・・・。
・勤労少年:嫉妬する事すら馬鹿らしくなるな。
・日本人一同:確かに・・・・・。
・クロトレ:話は戻るけどよ、凱龍王国じゃ義務教育も10歳まで、それ以降の学業は自由に選択できるんだ。まあ、義務教育の内容は勉強に関しては日本とだいたい同じレベルって考えてくれていいぜ?ちなみに、俺らは全員大卒済みだぜ?
・クリエイター:えええ!?
・運び屋:おいおい・・・・・・
・307:詳しく言うと、私は情報系、リサは国際文化系、勇吾は民俗学系、トレンツは教養系、ヨッシーは法学系、バカは・・・・まあ、いろいろ。
・天翔丸:いろいろ?
・U5:・・・・・・・。
・クロトレ:メディア系、エロ文化系、経済系いろいろ掛け持ちしてるんだよ、あいつ!全部で学士課程修了してるし!
・ハル:今、変なの混ざってなかったか?
・予言者:規格外・・・
・勤労少年:国民全員チートかよ!?
・スカイ:いや、バカはバカだからだろ?
・淑女:バカだからね
・307:そうね、バカはバカだから例外
・U5:バカを基準に判断するな!
・運び屋:で、そのバカはいないのか・・・?
・約全員:・・・・・・・さあ?
《システム:インスペクター様が入室しました。》
・白狼ボーイ:誰?
・インスペクター:おい、バカがこっちに逃げ込んだから捕縛したが、今度は何をした?
・ヨッシー:え?剛兄?
・U5:日本にいたのか?
・タダハナ:え、例の噂のヨッシーのイケメンポリスお兄さん!?
・予言者:キターーーーーーーーーww
・運び屋:おい!
・インスペクター:・・・・どんな噂になってるんだ?
・ヨッシー:それよりも、剛兄はまだ仕事で?
・U5:それと、今夜のバカの管理はそっちに任せていいか?
・インスペクター:ハア・・・・。まあいい、俺は横浜の件とは別件の調査で来ているだけだ。
・白狼ボーイ:え、どんな事件だ!?
・U5:民間人に教える訳ないだろ。
・インスペクター:そう言う事だ。・・・・ログを見たが、バカがまた勝手に動いたようだな?
・淑女:おかげさまでね。それで、今は凱龍王国の話題で盛り上がってるのよ。
・クロトレ;今のところ、チートだってことだけは伝わってるぜ?
・U5:それはこの世界基準での話だろ、世界にはもっと規格外な連中も存在するだろ!
・白狼ボーイ:マジで!?
・クリエイター:想像できない・・・・・。
・307:その話はキリがないからこの辺にしよう。え~~と、とりあえず教育関係は大雑把だけど話したわよね?順番が遅れたけど、王国の国土について説明するわね?
・白狼ボーイ:空に浮かんでるのか?ラ〇ュタみたいに?
・U5:そんな訳ないだろ!普通の島国だ!
・クリエイター:どれくらいの大きさなんですか?
・307:総面積は約50万㎢、日本より約12万ほど広いわね。首都のある本当の名前は『凱龍島』、形は日本の九州に似ているけど、面積は本州位と思ってくれればいいわ。後は四国サイズの島が3つに北海道サイズの島が1つ、後は小さい島が多数って感じね?
・淑女:総人口は大体1億6000万人くらいだから日本より多いわね。けど、日本と違って大都市に人口が集中してないし、過疎化もしてないわね。これは都市だけでなく普通の市町村同士が『転移装置』でリンクしているのが大きな要因のひとつね。
・スカイ:ああ、確かプロトタイプが開発されたのがこっちの時間で100年位前だから今ではかなり普及しているだろ?
・ヨッシー:うん、テレポートも含めた高速移動は一部の属性の人にしか使えなかったけど、転移装置は誰でも瞬時に行きたい町に移動できるから浸透するのには時間はかからなかったみたい。
・白狼ボーイ:ゲームに出てくるポータルみたいなもん?
・ヨッシー:大体同じかな。転移装置には異世界移動用のもあって、僕らはそれを使ってこっちに来たんだ。
・U5:その辺の話はまた別の機会に話すとして、基本的に日本のような地方からの人口流出といった問題は今のところない。通勤も地元から勤務地に自由に移動できるからな。次に国土に関して言えば未開発の土地がまだ多く存在するといったところか。
・インスペクター:いわゆる“魔境”や“聖域”だな。人里から離れた山脈や大森林地帯には、主に龍族などが暮らしている。ゲーム風に言えば、「龍の隠れ里」みたいな場所が国内に幾つも存在している。
・ハル:まるでRPGだな?
・白狼ボーイ:ドラゴンキターーーー!!俺、勇吾みたいなドラゴンと契約したいぜ!!
・U5:そんな簡単なものじゃない。龍族だけでなく、異種族との契約にはいろいろ条件を満たさないといけないし、基本的には真っ向勝負で勝つか及第点を得るしかない。命の覚悟がいるんだぞ!それに、自分の許容量を超える存在とは契約は不可能だ。
・天翔丸:どういうこと?
・インスペクター:“契約”と言うのは自分の器に合わせないといけない。契約すると、自分と契約相手は深層意識で強く繋がり、その心身には莫大な情報や魔力が流れ込んでくるんだ。パソコンで例えるなら、どんなに優れたソフトやシステムをインストールしても、パソコン自体の性能が低スペックだと耐え切れずフリーズしたりして最悪壊れてしまうと言う事だ。契約の場合は、人間の方は即死か脳死、よくてもまともな生活を送れなくなるだろう。
・スカイ:まあ、許容量に関しては【加護・補正】の内容次第でいくらでも増築できるがな。あと、自分と同じ属性だとある程度は格上の存在とも契約可能になる。要は相性だな。
・タダハナ:それって、私の能力でも?
・淑女:そうね、唯花の能力だと、1回だけならどんな存在とも契約可能みたいね。相手にもよるけど、そんなに格上に拘らなければ勇吾や護龍一族みたいに複数の契約を結ぶことも可能だと思うわ。
・運び屋:やっぱりチートだったのか・・・・。
・インスペクター:話は戻すが、凱龍王国の総人口とは、全種族での総人口だ。もちろん、公式には未登録の存在もまだいるだろうが・・・・。まあ、基本的には人間と龍族の2種族が人口の大半を占め、龍族の多くは魔境などの人里離れた場所で暮らしている。
・クリエイター:僕、一度行ってみたいな~~~。
・クロトレ:おう!いつでも案内してやるぜ♪
・307:話を続けるわね。今度は気候を含めた産業について話すわね。基本的には日本と同じ四季のある温帯性気候だけど、北部に行くと冷帯、南部は亜熱帯、あとは本当の一部が地中海性気候で、本島の西にある島の一部がやや乾燥気候になっている地域があるわ。主な産業は豊富な資源を活用した工業も盛んだけど、基本的には農業がメインね。
・ハル:つまりアメリカや中国みたいに食料を輸出して稼いでいるのか?
・ヨッシー:多少はしているけど、向こうの世界だと一部を除いて食料自給率が9割を超えている国が殆どだから貿易の主要な輸出品目にはなってないかな?
・インスペクター:良則、その言い方だと少し説明不足だ。確かに食料自給率に関しては問題ないが、それぞれの国でしか収穫できない作物なども存在するから食糧の貿易自体は盛んだ。ただ、それ以上に盛んな貿易品が存在するというだけだ。つまり、地下資源や工業製品などだ。
・クロトレ:特に有名なのが宝石関係か?俺らの国って、近所の土地を掘っただけで原石が見つかることが普通にあるからな?
・予言者:ゴクリ・・・・・!
・タダハナ:キランッ♪
・淑女:ちなみに、1年に1人1㎏以内なら観光客でも自分で採掘して持ち帰る事は可能よ♪
・307:こっちに持ち帰る事も法律上問題ないわよ♪
・クリエイター:何だか寒気がする・・・・・!?
・運び屋:・・・・俺も。
・スカイ:いつの時代も、女の欲望は末恐ろしいものだな。
・U5:敵にまわしたくない程にな。
・女子連合:何か言った?
・男子一同:イイエ!
《システム:バカ様が入室しました。》
・バカ:復活――――――!!
・インスペクター:ちっ!韋駄天喚んで逃げやがった!!!!
・淑女:あのバカ、そんな事に軍神を召還するなんて・・・・・・
・バカ:ハッハッハ!俺と韋駄天の絆をなめるなYO!
・U5:全員無視しろ!!
・白狼ボーイ:最初の話題にも戻るけど、俺らがそっちの国に行くのって問題あるのか?
・インスペクター:先に申請済みなら問題ないが、基本的には無闇に異世界人、特に異世界の存在を知らない地球のような世界の住民を向こうに連れて行くのは違法行為だ。まあ、お前達の場合は既にこちら側の関係者でもあるから許可さえ取れば入国は可能だろう。
・白狼ボーイ:俺行きテ―――――――――――!!!
・バカ:もう準備は完了DAZE!!
・クロトレ:こうなったら、みんなで行くしかないんじゃね?
・U5:ハァ・・・・・・。
・天翔丸:あ!今気付いたけど、僕の学校の部活動も何だか休みが凄く長くなってる!!
・U5:あの野郎・・・・・。
・ヨッシー:ゴメンなさい。
・インスペクター:良則、だからお前が謝る事じゃないと何度も言ってるだろ?この件に関しては、護龍家から後で正式に慰謝料を含めた謝罪をする。
・天翔丸:え、そこまでしなくても・・・・
・勤労少年:おい、何かバイト先の店長が海外旅行が当選したとかで休暇が一週間くらい延びたぞ!?
・バカ:あ、それ俺がポケットマネーで送っておいたやつだな。ヨーロッパの世界遺産を巡る旅だぜ♪
・淑女:こうなったらみんなで旅行決定ね。
・クロトレ:勇吾も諦めようぜ?
・スカイ:全く、あの男の血は悪い意味で天才でしかないな。
・バカ:あ!ついでに蒼空の関係者にも招待状送っておいたZE♪
・スカイ:キサマ―――――――――――――――――!!!!!!!!!
・U5:剛則、政府に『バカ狩り部隊』の出動を申請しておいてくれ!
・インスペクター:ああ、1分前に申請しておいた。入国と同時にバカは終わりだ!
・バカ:あれ?何か俺、犯罪者みたいになってね?
・U5:怒!
・インスペクター:怒怒怒怒・・・・・・・
・バカ:おいおい、何怒って――――――――
《システム:バカ様が襲撃され沈黙しました。》
・黒:――――――とりあえず、朝まで封印しておいた。
・約全員:黒!!
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第9章 凱龍王国編 開幕!!
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