01 些細なきっかけ
*今作品はUP主の中途半端な知識を振り絞って書いた作品です。
過度な期待はしないでください。(まぁ、期待する人なんていないと思うけどね!
わたくし、『徳野 秀輝』はあまり有名じゃない県の中にある山の奥にあるド田舎とまではいかないがとても小さな町に住む健全な育ち盛りな高校1年生だ。
一応言っておくが男性だ。
小さな町ではあるが、別に爺ちゃん婆ちゃんばっかりで俺みたいな育ち盛りな高校生が全く居ないということはない。
小さな町ではあるが、活気溢れていて人口もそこそこで年齢層のバランスも取れている良い町のお手本といっても良いぐらい良い町だ。
しかし俺は、高校生活が終わったらすぐにこの町を出て行くつもりでいる。
いくら良い町だといっても小さい町だから仕事も少なく、稼ぎもままならない。
そんなところで働く気はさらさらなかった。
高校に入ってからすぐに都心に行く為の金を集めていた。
色々なバイトを始めて、都心でもちゃんと生活できるように親に頼んで一人暮らしをさせてもらった。
バイトに専念し過ぎたおかげで勉強はまともにできていないが、分かりさえすれば問題はないだろう。
そして今は高校に入って初めて迎える秋。
勿論、スケジュールはバイトでいっぱいいっぱい。
そんなある日、バイト(というか依頼)で何故か山に茸を取りに行く事になった。
依頼主のおっちゃん曰く、『腰が痛くて歩けやしねぇ・・・』だそうだ。
歳は取りたくないもんだな・・・と心のどこかでしみじみ思いながら、おっちゃんの教えてくれたルートを通って山に入って行った。
その日をきっかけに、俺の人生は一変した。
この小説を読んでいただき、誠にありがとうございます。
小説を書くのは初めて・・・と言うわけでもありませんがこちらのサイトでは
初作品となります。
色々と変な作品になると思いますが、これからも宜しくお願いします。




