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Grimoire of Gaia  作者: wisemanjr4


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3/3

RE: Match

「“理式班レガリア”所属第3号契約者。お前も堕ちたか」

「堕ちたのはお前の方さ」

レクは歯噛みする。

ランベールは淡々と言葉を紡ぐ。「俺達は所詮道具だったんだ。“外”に行けばもっとマシになれると思ったんだろ?だが現実はコレだ。お前はいつも、先走りを指摘されていたな…。まるで変わっていない。」


「……お前こそ何も理解していない」

ランベールは銃弾を一発だけ撃ち込んだ。

その銃弾は頬を掠め、耳の通信機を綺麗に破壊する。

「これで、二人きりだ。お前にはもう味方は居ない。一人だ。昔と同じさ」

「お前に言われたくはないがな」

「……」


ランベールは静かにガトリングの銃身を下ろした。

「お前には感謝している。生きる意味を与えてくれた。けれど今はそれ以上に憎い」

「じゃあ好きにすればいいさ」

レクは肩をすくめた。

「俺は今度こそ止まれない。この腐った世界を変えるために。」

「なら俺が止めてやる」

「お前一人じゃ世界は変えられないんだよ」

「そうだな…。」


「だが!!!」

「レクは一人じゃない、そうだろ?」

そこには再構築者リ・ジェネシスのメンバーたちが集まっていた。

全員が武器を手に構えている。

「今すぐ投降しろ。お前に勝ち目はない」


「…それは、浅はかな発言だな。」

既に、その場にいた人たちは動かなくなっていた。

「俺のグリモア(ステイシス)を共有しなかったのが仇となったな。あばよ、再構築者さんども。」


その瞬間。一発の銃弾がランベールを撃ち抜いた。それにより、ステイシスも解除される。

「残念だったな、ランベール。俺の能力は、脊髄反射命令を書き換えることができる。意識を止めたところで…だ。」

レクはそのまま銃口を彼の顔に向けて続ける。

「"俺一人だけ”なら止められたかもしれないな。じゃあな、戦友」

トリガーが引かれる。それはランベールの最後の一瞬だった。


「……」

「レク……?」

「あぁ……大丈夫だ」

「いや、絶対大丈夫じゃないでしょ!」

「出しゃばるな、嘘じゃない。……まぁ……そんなことより、理式班レガリアの人間を一人消せたんだ。喜ばしいことだろう」


「ねぇレク。貴方何時になったら私のことを信頼してくれるの?」

「そもそも、お前と今まで関わりはなかったはずだ。距離が近すぎる」

「はぁ〜。まぁ良いけど。……って!?あれ!」


そこには、白い制服に身を包んだ少年がこちらに向かってきていた。

「大丈夫なの?」

「分からない。敵意はなさそうだが…」

その瞬間。少年は口角を吊り上げて言った。

「初めまして。僕はレオン・クレイフォード。貴方と同じ、グリモアの所有者だよ。」

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